C-DSP8x12DLが持つ補正機能を使ってみました。
tomiiさんにやっていただいた設定は保存しておいて、
自分のセッティングを使ってみました。
Dirac Liveというかなり強力な補正機能。
本当に強力です。
このプロセッサー、
内部サンプリングレート48KHzだけど、
それを補っておつりまで来るよ。
96KHzだと処理しきれないのかもね。
Dirac Liveを一言で例えると、超スーパー素直なイコライザー。
自分の設定に車内の音響特性を測定して加味してくれる。
細い線が測定された結果。
最も太い線が、いわゆる自分の味付け。
最も細い線は左側、次に太い線は右側。
左側が暴れまくっていますね。ブーミーな音の原因はこれだろうな。

他、700Hz、8kHz付近も左右の剥離があります。
これがわかるだけでもかなり便利だなぁ。
これを元に左右別々にイコライザー補正したらどうなるかな。
・・・いやいや、それ以前にちゃんとドアを作らないとね。
自分でやってみましたが、あれほど苦しんだブーミーさを抑えて、低音を載せられた。
こんなに簡単に決まってくれるとは。
でも、Tomiiさんが、ちゃんと
OmniMicで位相とTAを補正してからのDiracLiveには遠く及びません。
こちらは有料のツール。
自分の場合、かすかな高音がちゃんと出ていません。
位相・TAはちゃんと補正できていませんしね。
調べてみると、TAは無料の
Room Eq Wizard の
インパルス応答で測定できそう。
強力な補正機能があっても、結局は基本をしっかりとしないとね。
もちろん、測定結果が絶対というわけではないと思いますが、
ちゃんとした目安を示してくれるという意味でとても強い助っ人になると思います。
Posted at 2021/03/03 23:12:51 | |
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