
故障したHKS CAMP(初代)
ECUのハーネスに割り込ませるマルチメーター。
これは、瞬間燃費が表示できるんです。
前に乗っていたスパイクには、積算燃費計はあれども、
瞬間燃費計が無かったのでかなり重宝してました。
いまのRKでは瞬間燃費計が標準でついているし、うちのSPADAはインフォメータータッチを追加
装備しているので、出番がないといえば無いんです。そして、リモコンが一切効かなくなる故障にも
見舞われてます。
捨ててもいいんですけど、せっかく故障して「くれている」。これは、壊れてもいいから直して遊べと
いう神様のお告げ・・・なんてことはない。けど、色々いぢって見ることに。
さて、携帯のカメラモードでリモコンを映しながら操作してみました。リモコンからの赤外線は、目で
見えませんが、携帯のカメラでは見れます。それで確認してみるとしっかりと光ってる。というわけ
で、リモコンはたぶんOKでしょう。
次に、本体をばらしてみる。アルミ電解コンデンサの2つが妊娠ちう。電解コンデンサは破裂しない
ようにするために安全弁がありまして、劣化すると膨らんでくるんです。パソコンでもこいつが妊娠
して不安定になることが多いんですよね。
でも、そのコンデンサは表面実装タイプで、うちの在庫に無い。秋葉原に行かないと部品が手に入
る・・・かどうだかわからない。これが原因だとゴミ箱行きの可能性とても高し。現状はどうしようも
無いので次に。
さて、最後に一番原因と思われる・・・つうか、思いたいリモコン受光部。左側がCAMPの受光部、
右側が秋月で入手したセンサーを用いて作った代替品(関連情報URL参照)。センサーは、使える
かはわかりませんが、とりあえず100円だし、直れば儲けものという軽い気持ちで購入したもの。
で、つながる端子の数は両方とも3つ。アースはテスターで調べて確認済み。(Bにつながってる線)
あと2本は電源と信号線。さて、どちらでしょ。元からついている部品のデータシートが見つからない
ので、どちらがどちらかわかりません。
普通は赤が電源と言う暗黙の了解があったりしますが、とりあえず、電源を投入して調べてみまし
たら、赤には4V,白には5Vが来てました。電圧からすると白かなぁ。
賭けにはめっぽう弱い自分。ええ、オートサロンでも3回ガラガラ回してすべて参加賞ときたもんだ。
なので、本体側の回路を追ってみようと思いましたら、2本共に基盤へ配線がもぐってしまい、わか
らない。
赤がつながる配線が基盤にもぐった反対側についている部品、こいつにつながっていると推測して
調べたらデータシートを発見。みると、信号のノイズを除去するシュミットトリガ回路でした。
なので、これが間違いなく信号線。あとは、秋月電子で購入した赤外線受光センサーにつないで動
くかどうかだけです。
C1はノイズ除去用のコンデンサと勝手に決めつけて、手持ちのセラミックコンデンサを装備。後は
センサーの該当端子に、CAMPと同じように線をつなぐ。
問題なくリモコンが動いてくれました。まぁ、電解コンデンサの妊娠が気になりますがとりあえず使
えるようになりましたからOKかな。ECUの配線図はDから入手してあるので、つなぎ方も一応わか
ります。
とりあえずつけてみましょうか。
Posted at 2011/01/17 21:41:54 | |
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