
カメラの展示会、CP++に行ってきました。
これはあえて未塗装のレンズ。
こんなにきれいなんですね。
限定として売ってもよさそうな気もします。
SIGMAと言えば
エビフライですが、
今回はマジで気になっていたレンズ、
SIGMAの
ClassicPrimeという映画用レンズが見れました。

この、控えめなClassicの文字がセンスいい。
あえてフレアを出すように設計されていて。
邪魔になる光を、逆に効果として最大限に生かせる。
youtubeの動画の通りでした。
モニタの映像を見るだけで伝わってくる質感の違い。
写真に撮ってみましたが伝わりませんので省略。
これを使ってみたいのですが、カメラの交換レンズにするには光学的に難しいって。
技術力で何とかしてほしいもの。
今回興味があったのはフィルタ。
この写真は
チョコレートノスタルジア というフィルタです。
黄変したオールドレンズのように色がついてるだけでなく、
フィルタのガラス自体も歪んでいるのも面白い。

単なる黄色い色になってしまいました。
この効果を引き出すのは難しいけど、
うまく使いこなせれば面白い効果が出そう。
もう一つはホワイトミスト。

ライトあたりがふんわりとしていませんか?
これもイルミとかで効果を発揮しそうですね。
こちらは
レンズベビーという、自分でレンズを組み合わせられるもの。

写りは、はっきり言って癖のオンパレード
。
ボケがはっきりと2つに分離してたり、周辺の像は流れまくり。
いっちょ前に(?)シフト機能も持ってるから、ピントが合ってるかすらもw
ここまでダメすぎると、ほんと潔いです(マジ褒め言葉)
じつは、Canon,Nikonブースには立ち寄っていません。
いまのCanonの性能ですが、自分の撮り方には、ほとんど不要なもの。
ええ、必要だからこそ、さらなる高性能が求められているわけで。否定はしません。
自分、オールドレンズとか、中華の安レンズとか
あえて癖があるレンズで、それを理解してどう生かすかを楽しんでいます。
失敗もまた面白しって感じ。お仕事でなく趣味の特権ですよね。
なので、高速連射も、瞳に合わせるAFも、
隅々までカリカリに写し出す超高性能レンズも求めるものではない。
動画は今やらないけど、やったとしても、これを編集するにはPC側の投資もすさまじいことになりそう。
本体内手振れ補正や高感度は欲しいなと思ったりもしますけどね。
で、もう、潮時だなと思ったのは、
自分の求めていた方向に向かなくなったってことです。
私が求めているのは、でかくなくコンパクトで気軽に撮れること。
知らない街を徘徊するときにとても大事。
大きなカメラとレンズぶら下げて。なんて疲れますしね。
Canonには、APS-CセンサーなのにコンパクトなEOSMシリーズがありました。
結構売れていたはずなのに、このシリーズ終了してしまいました。
今残っているのは、
EOS Kiss M2のみとなってます。
後継機?のEOS R50はボディ大きくなったくせにボディ内手振れ補正ないまま。
うーん。
自分もEOSMシリーズの
EOS M6 を一番使ってます。
一見するとコンパクトデジカメ。
これに薄型のパンケーキレンズつけて、気軽に撮れる。
コートのポケットに押し込んでおけるこのサイズ。これがいいんです。
この使い方ではスマホのカメラでもなんとかなってしまうから売れないでしょうかねぇ。
高画質を気軽に持ち歩いて気軽に撮る。なんて需要はごく一部なんでしょうか。
Posted at 2023/02/24 22:04:11 | |
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