
さて、SGT開幕戦のレポートの続きですが、公式予選からですね。
13時15分から50分間で行われました。
最初の30分間は、GT500とGT300の混走で、残りの10分間づつが、GT300、GT500の順での占有となります。
SGTでは、全てのセクションのスタートとなる時、ピットから、ピットレーンへ並ぶことができるのは、セクションスタートの2分前からと決められています。
で、その2分前の合図は、アドバンタワーからGT500ボード、GT300ボードが提示でとなっています。
ということで、13時13分に、両ボードが提示されました。
各車一斉に、ピットから飛び出してきて、ピットレーンへ並びます。
そして、13時15分にピット出口のシグナルが赤から青に変わり、公式予選が開始されました。
まず、この予選で、GT500、GT300の各トップ8に入ると、その後に行われるスーパーラップへ進出できますが、9位以下ですと、それでグリッドが決定となります。
また、2人のドライバーが両方ともに、基準タイムをクリアしていないと、決勝に出ることができません。
予選中の模様は、詳細には分からないのですが、ほとんどのチームは混走時は、基準タイムクリアの走行で、占有時にタイムアタックをしていたように思いました。
で、混走からGT300への切り替えは、13時45分にアドバンタワーでGT300のボードが提示されることで行います。
このボードが提示されたら、コース上を走行しているGT500はピットインしなければならず、コースインはできません。
GT300は、ランボルギーニ、ポルシェが苦戦している模様で、フェラーリは好調な感じ。国産勢も健闘しているようでした。
続いて、GT300からGT500への切り替えは、13時55分にGT500ボードがアドバンタワーで提示されて行われました。
これ以降は、GT500がコースインでき、GT300はピットインしなければいけません。
GT500では、NSX勢が頑張っているようで、GT-R勢は苦戦しているような感じでした。
多分、多くのチームは、残り数分でタイムアタックをする予定だったと思いますが、何と、その時間帯に、ヘアピンで、今期、数戦のエントリーを予定しているアストンマーチンがコースアウト。
これにより、思ったタイミングでタイムアタックできなかったチームもあったとか・・・。
これにより、やや番狂わせの結果になったようです。
14時5分にチェッカーが提示され、公式予選は終わりです。
これで、各クラス9位以下のグリッドは決定しました。
スーパーラップは、この後のシビックの予選が終わり次第、始まります。
で、シビックの予選です。
14時15分から15分間で行われました。
シビックインターシリーズと西日本シリーズの混走です。
どちらのシリーズも、今年の開幕戦となります。
エントリーは、合わせて13台とちょっと寂しいかなぁ。
しかし、インターシリーズに出るドライバーはさすがにみんなレベルが高く、予選結果は超接戦!!
トップから1秒以内に6台、2秒以内だと11台に!!
決勝も楽しみな感じです。
で、スーパーラップです。
スーパーラップとは、公式予選トップ8(昨年まではトップ10)が1台づつタイムアタックする予選方式です。
これで、最終的なグリッドを決定します。
まずは、GT300から・・・。
公式予選の8番手から順に走行が始まります。
周回するのは、4周で、最初の2周はウォームアップで、3周目だけタイム計測されます。
そして、チェッカーで振られて、1周のクールダウンしてピットインとなります。
チャンスは1回のみ。
ちょっとしたミスで大きくグリッドを下げてしまう可能性があります。
GT300では、公式予選3番手だったフェラーリが見事ポールポジション獲得!!
続いて、GT500のスーパーラップ。
順調に進んでいるように思われたのですが、途中でペトロナス・トムス・SC430がマシントラブルでタイムアタックを行う前にピットインということが起こりました・・・。
それ以外は順調に行われ、ポールポジションは、GT最速男の異名を持つ立川選手の手に!!
1分24秒069というタイムでしたが、昨年よりも0.5秒ほど遅いタイムでした。
思っていたよりもタイムが落ちていなかったのに驚きましたが・・・。
これで、全てのグリッドが決まったわけですが、決勝日は雨の予報で、この予選結果はあまり当てにはならないと思われます・・・。
どんなレースになるのか楽しみではありましたが、雨だと思うと憂鬱だったりします・・・。
ということで、決勝日のレポートは後日・・・。