短い２泊３日の沖縄旅行(1)

あれは7月はじめの頃。　もうすぐ夏休み、去年は大阪の「海遊館」へ行ったけれど、今年はどこへ行こう？　と言う話題になりました。
海遊館のジンベエザメも良いけれど、やっぱりジンベエザメと言えば沖縄美ら海水族館だよなぁ、と漠然と思っていたところに、ちょうどその頃ＴＶで放映された「逃走中・沖縄編」に希実が食い付いていたこともあり、さらには、「ば～ちゃんが元気なうちに行けるだけの遠いところに連れて行ってやろう」と言うことで、急遽沖縄に行くことにけって～い♪

いつもならここで私が航空会社やホテルとコンタクトを取ってプランを決定するのですが、ちょうど仕事が忙しい時だったのと、時期的に一刻も早く決定する必要があるだろう、と言うことで、カミさんが旅行会社に行ってプランニングをしてきてくれました。

それから２ヶ月弱経ったこの週末、金曜日～日曜日に家族全員で出掛けることになったのです。

行きの飛行機はセントレア14:30発ANA便。　7月初旬の予約でももうすでに午前の便は満席だったので、やむを得ず午後の便にしました。　それでも客室前方窓際の席を2列4席を確保できたのは、まずまずだったと思いますが。

プレマシーを駆って知多半島道路を一路セントレアに向かいますが、その車中ではもうすでに希実のテンションは最高潮(^^)
「おきなわ～」とか「飛行機に乗るんだよ」とか、しゃべりまくりです(^^;)
空港に着いたのは12時頃、チェックインを済ませて昼食を摂り、ヒマを持て余しつつ改札を通ったら、待合いスペースにちょうど子供向けの遊具コーナーがありました。　おかげで大人達はマッタリとした時間を過ごすことができ、そのうえお父さんはマッサージチェアでマッサージまで(^^)

やがて搭乗案内が流れ、機内に入ります。　もう何度も乗ったＢ７６７でしたが、久しぶりと言うこともありワクワクして来ます。
定刻5分遅れでボーディングブリッジが外され、牽引車で押し出された後タキシング開始、そしていよいよ離陸滑走です。
久しぶりに味わう強烈な加速Ｇにさらにワクワクが高まると同時にノーズが持ち上がり、やがて車輪からの振動が消えて機体は空中に(^^)

座席は機体の左側だったので、離陸するとそのまま知多半島が窓の外を後ろ下方に流れて行き、やがて先日訪れた師崎や日間賀島が眼下に見えます。　希実に説明してやったけど、これはちょっと理解不可だったみたいですが(^^;)

さらに上昇しつつ伊勢湾を横断して英虞湾上空を通り、進路を西南西へ。　ここからは見えるのは太平洋ばかり、ちょっと退屈な時間ですが、やがて知らない間に雲の量が増えて来ました。　ときには「天空の城ラピュタ」に出てくる「龍の巣」みたいな雲もあったりで、現地の天候が心配です。　なにしろ天気予報では金曜日～日曜日前半まで「曇り時々雨」でしたから･･･

そんなことを考えたりしているうちに、まもなく降下を開始するとの機内アナウンスが流れ、やがて旧いエレベーターが下がる時のような感覚が(^^;)　そしてフラップダウン、ギアダウンの震動が伝わって来ると、いよいよファイナルアプローチです。　眼下には南国の真っ青な海、そして港が後ろに流れ去るとまもなく空港に進入、窓の景色がどんどん速くなると同時に、ドスン!!と言うショックと共にタッチダウンしました。　ただ今回はちょっと落とすのが速すぎたらしくワンバウンドしました(^^;)

そこから長い長～いタキシングを終えて、ようやく機体は停止。　そしてドアが開かれ、7年半ぶりに沖縄の地に足をおろしました。

(2)につづく