ストーブの手入れ

最近、ストーブの最大パワーが落ちてきた。着火しにくくなっているし、炎の出具合も不揃い。原因は芯のカーボンと
片減りです。ホヤとガードも外しての掃除ついでに芯も調整。
















カーボンだらけのボロボロになっています。貴重な芯ですがダメになっている部分を切り落とすしかありません。

この芯は社外品のガラス芯。燃料切れの際に燃えてしまう心配は無いけど、カーボンが付きやすいそうです。
純正の芯は綿芯で、燃料が切れるまで燃焼させていると芯も燃えてしまう。
















芯の外筒をガイドにして切っていく。
















ケバケバが残るので、それはハサミでカット。

















切っただけでは使えないので、セットされている位置を上にずらさないといけません。
















金属パイプから出ている内爪が芯に刺さり固定しているので、外して切った長さ分だけ上にずらす。この作業は手が
石油まみれになります。

本当ならば、初めに芯を上にずらして元通りにセット、その後、つまみで芯を下げてカットした方が、ずらしのズレで
芯の高さが不揃いになりません。予め芯を沢山出してセットし、ツマミでの上下調整幅の下限付近で使っていれば、
芯をカットするだけで分解の手間は当分なくなります。

私は上限付近で使っていたので、ばらすしかなかった。ストーブを持っている人でないと、よく分からない情報です。

























外装や反射鏡も磨いて綺麗にしました。


































燃焼状態は良好。最大火力もアップ。
















このストーブはタンク一体型で、給油のたびに本体を外へ持ち出さないといけないし、メンテナンスの手間もかかる。
でも、石油ファンヒーターにはない魅力があるのです。