灯油ポンプの修理

ストーブを使うようになって気づきました。給油中にポンプから灯油がボトボト漏れるんです。
















去年買ったばかりなのにホースが劣化して亀裂だらけになっていた。これじゃダダ漏れするのも当然。
常にテンションがかかっていたカーブの外側部分が特にひどい。














ポンプとの接続部分も半周亀裂が入っている。
















壊れたけど捨てずにとっておいた旧灯油ポンプ。これもすぐにホースが劣化して、その辺にあった材料で直したもの。

それから5～6年後にスイッチが壊れ、それでも捨てずに本体を分解して、リード線をむき出しにして手で接触させて
オンオフといういい加減な事をしていた。紫外線劣化に弱い樹脂が使われていた部分は割れてとっくに無くなってる。

リード線が腐食して接触が悪くなり、それでも被服を剥いて更に使い、オートストップのセンサーが壊れても使い続け、
去年ポンプモーターが壊れたらしく無反応になった。それでも捨てず補修部材として置いてあった。

一度手に入れたら骨の髄までしゃぶる。


去年の様子。石油ポンプ
















劣化するのは太陽の直射光に曝されていた部分。旧ポンプも新ポンプもタンク内に入る部分は亀裂が無い。
シーズンオフになったらどこかへ仕舞うとか、上にウエスでも乗せておけば劣化しなかったのでしょう。
















オートストップのセンサーがノズル内に入っている。窓があってその奥に透明な樹脂が見える。























センサーへの線を一旦切断しないといけません。そしてつないだ後は給油の度に灯油に浸かる事になる。
灯油なので引火しないでしょう・・・・多分。
















灯油缶の口は斜めになっている。90度エルボーでは角度が付きすぎるので途中でカット。

復活です。
ポート形状がストレートで短いのでレスポンスがよいが、低速トルクが無く街乗りには向いていない、と呟く。

ストーブの給油口高にホース長を合わせてあり、透明ホースがカチカチに硬化しているのが都合がよく使いやすい。
缶の上に置いてあるだけのポンプをちょっと持ち上げて、ノズル先端をストーブの給油口に落とし込むだけ。