はるさ～んのブログ一覧

拡張されて今はメインの幹線道路となっている道。それまで主要道路だった旧道。
そして、更に以前からあったらしい道、旧旧道があります。その道を歩いて巡りました。

キンモクセイと同じように、どこからともなく香ってくる花の香り。今の季節ならそれはたぶん、この蝋梅。
知名度は低いけど、キンモクセイに負けないほどステキな香りなのです。

ちょっと気になっていたお店が旧道沿いにあります。古くからあるらしいそのお店。
食料品から酒、駄菓子、雑貨、切手にはがき、印紙まで何でも揃うという、地方ではありがちなお店です。






何が気になるって、店の名前が「ぷち田浦」ですよ。
女子高生が沢山集まるような、おしゃれで可愛い店ならこの名前もアリだとは思います。しかし・・・・・。
ここを通るたびに「ぷち田浦、なんで？」「ぷち田浦、どうして？？」と気になっていた。

今日は歩きでここを通りかかったので、どこに車やバイクを停めたらいいか心配する必要も無い。
店名の由来を訊ねる為に店へ入ってみると、おばあさんが1人と常連客らしい高校生が雑談をしていた。
早速「ぷち」の由来を尋ねてみる。すると・・・・


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以前は「田浦食料酒店」という名前を店に掲げていた。
しかしこじんまりした店ではあるし、徐々に食料酒店という店名が重く思えるようになる。
そこで娘の提案。「小さい」という意味で「ぷち」を頭に付けたらどうか？？

こうして「ぷち田浦」という名前が誕生した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　語り部によるぷち田浦誕生秘話
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このお店の特徴は店名だけではありません。店のおばあさんがとても明るくてヒョウキンな方なのです。
店名が店名なので、どんな可愛い娘がいるのかと店に入る。するといるのはおばあさんなんですよ！と笑ってた。

もう90歳近いなんていいますがどうみても60代。とにかく明るくて、一緒にいるだけで自分も笑ってしまう。
そこにいた高校生に自分の携帯を渡し、おばあさんと二人並んだ写真も撮ってもらった。
こんな事になるんだったら、もっと念入りにお化粧しておけばよかった、なんて言ってました。

このお店をご存知の方は訪ねてみてください。あき竹城さん似の楽しいおばあさんがお待ちしております。