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缶コーヒーで「エスプレッソ」と銘打っている物、またはエスプレッソを連想させる物は多い。
しかしこれら殆どの物は、何かしらのごまかしがあるようです。

本当は牛乳が入った時点でエスプレッソではないし、本物のエスプレッソを缶に詰めて売り出そうと思ったら、
売値は一缶辺り300円以上になってしまうという。

不当表示にならない範囲で、各メーカーとも苦労している様子が覗えます。

「濃い味」と書かれた缶コーヒーを買ったら、ミルクタップリ、牛乳が濃い「乳飲料」だった事がある。
確かに、コーヒーが濃いとはどこにも表示されていない。しかも通常の缶コーヒーより10円高かった。

これはどうでしょう。BOSS クリアプレッソ すっきり深煎り
エスプレッソではないな、というのは分かります。深煎り＝濃い、という無意識の連想を期待してのネーミングに思える。
自販機に入っている時点では、この面しか見えないわけです。








買ってから裏を見ると、こんな表示がある。

「雑味を押さえてクリアにドリップしたしたコーヒーに、香り高いエスプレッソを加えたクリアプレッソ。
深煎りのコクはそのままに、すっきりと飲みやすい味わいです。」

つまり、普通のコーヒーにエスプレッソを足した、という事になりますね。
何パーセントか明記されていないので、ほんの0.1％でも不当表示ではないという具合。
原材料名は最初に牛乳だし。すっきり飲みやすい、つまり、薄いからだったりして。