はるさ～んのブログ一覧

新品交換で戻ってきたレンズ一本だけで撮ってきました。
APS-Cサイズの一眼で使う場合、30ミリは人の目の画角に近いもので、お散歩レンズとしてもベストです。

シナガチョウのガーちゃんがいる付近で野の花でも撮ろうかと出かけますが、途中で大好きな地味野草である、
ハキダメギクが咲いている場所へ寄ります。ありふれた植物ですが、私が知っている中では一番近くていい場所。


50ミリマクロに比べて被写界深度が深いので、同じ深度の写真を撮るならよりラクに撮れます。
これぐらいのアップになると、シベ先端にピントを合わせると花びらはぼやけたりするので、
絞りを閉じていき深度を調整しますが、閉じるほどシャッタースピードを遅くせざる得なくなり、
手振れしやすくなる。

ISO感度を上げればいいけど、それじゃノイズが増えるので上げたくないのです。














被写界深度が深いので背景がごちゃごちゃした感じになりますが、これだけアップだとそれも気にならない。
目立ちやすい状況なので色収差の方が気になる。














新しい発見。ハキダメギクのガクはこんな感じでした。小さな花のようなガクが幾つか集まっている。

元々は一つの総包の中にあったものです。思うに各花びらの下に一つずつ、このガクの花があるのでは。
ちょっとかわいそうだけど、次は花を一つ分解して確かめたいと思います。



























コセンダングサに・・・・














オオイヌノフグリ。ドアップでクッキリとりたい時、30ミリマクロはやっぱりラクです。

レンズ先端から対象まで20ミリで等倍になるので、前ボケで使っている何らかの物に接触する事もあるし、
光の入ってくる方角を考えないとレンズで対象に影が出来る点は注意が必要。














可部のアイドル、シナガチョウのガーちゃん。変わることなく今も同じ場所に住み続けていて、
今年でもう4年目か5年目。ここが気に入っているのでしょう。これでも一応野生の鳥。














私の事も覚えていて、最初のころの様に攻撃してきません。














すぐ横に来てジロジロと人を観察する。














羽が綺麗。触ると嫌がります。飼い猫のようには喜ばない。












マクロレンズといっても接写専用ではなく、こうしたスナップ的な写真も普通に撮れる。

でもその使い方をしなかった理由もあり、光の来る方向によっては背景が綺麗にボケず、
ザワザワとややうるさい。ガーちゃん写真の2枚目、4枚目がそのザワザワ状態です。
すぐ上の写真は逆光気味で撮ったので、やわらかくボケてザワザワ感が気になりません。

ドアップで被写界深度を稼ぎたい時にはピッタリなので、これからは活用したいと思います。