必要性はあまりないのにどこかいじりたい、という理由でCPUクーラーの交換です。
CPUクーラーだけじゃ物足りなくて他にもパラパラ買いました。
どんなものがあるか調べまくって選んだのはこれ。
サイズの虎徹:SCKTT-1000とかいうヤツで、安くて大きくてよく冷える人気商品です。
一回り大きい阿修羅:SCASR-1000にするかどうか、一晩で髪が白くなるほど迷った。
付属の12センチファンにはこんな溝がある。道路にも時々こんな溝があってバイクだと危ない。
このマーク。片方が槌だったらロシアの国旗みたいです。
丸いのは今まではまっていたリテールクーラーです。見た目からして冷え方が違うのがわかる。
私のPCケース、クーラーマスターCM 690 II Plusはマザーボードの後ろに大きな窓があります。
なのでボードを外さないでも、バックプレートで固定する方式のCPUクーラーを取り付けられる。
いろんなもんが繋がっていますから、ボードを取り外すとなると大変なんですよ。
インテルとAMDではブラケットや使うねじが違う。両方付属しています。
分かったような事書いていますがCPUクーラー交換は初めてです。キャハ。
裏からプレートを当てておいて、樹脂ワッシャーを入れたスペーサーを4ヶ所取り付けます。
その上にインテル用のプレートをネジで固定。
+2頭なのに物置までドライバーを取りに行くのが面倒で+1番ドライバーを使用。
悪い例です。よい子は真似しないでね。
スムーズに入らないネジがある。ジロジロ見ると何かで挟んだような傷があります。
仕方なく物置へ道具を取りに行く・・・・
精密ヤスリで修正。同じ直径とピッチのダイスがあれば簡単ですが、このサイズは10年前から行方不明中。
肉眼では細かすぎてよく見えないので、マクロレンズをセットした一眼で拡大しつつコチョコチョ修正します。
高度な医療行為をしている外科医の気分。
手術は成功。スムーズに固定出来ました。
同じように手術を失敗しても、患者によって結果が違うんですと外科の先生が言っていました。
1人は死んで1人は気が狂い、不思議な事にもう1人は病気が治ったのだという。
CPUの上にグリスを薄く塗って、いよいよクーラーを乗せます。
ベチョと密着させて微妙に回転させすり合わせた後、橋を渡してネジで固定しました。
締め加減が重要だと思いました。幾らでも締まっていくので下手するとマザーボードが割れる。
本来、こんなものを取り付けるようには出来ていないはずです。
ちゃんと+2番ドライバーで締めました。
価格コムで同じPCケースに虎徹をつけた人のコメントにあり、サイズがギリギリと書かれていた。
ギリギリだと数ミリが明暗を分ける。
スペーサー、マザーボードの違いも僅かにあるので不安でしたが、私の場合もクリアー出来た。
PCケースによっては大きすぎて入らない。
ファンの取り付け。ファンとピンを用意すれば反対側にもう1セット取り付けられます。
付けても冷却性能はあまり変わらないと思いますけど、何が何でも付けたい人用。
虎徹をデュアルファンに出来ちゃうキット - 【TSUKUMO】-
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天井ファンの追加。元々1つ付いていたものを外して新しいものを2つ取り付ける。
14センチファンまで取り付け可能です。
12センチにするか14センチにするか、血尿が出るぐらい迷って値段の安さに負けて12センチ。
DEEPCOOL XFAN 120L/Bというもので、LEDファンなのに税込み606円という異様な安さです。
10個ぐらい買って近所に配ろうかと思ったけど、迷惑がられそうなので止めた。
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インターフェイスボードの追加。
USBポートが足りなくなってきたし、今では使い道が限られるPCIスロットを有効活用したかった。
このUSBボード。なんと税込み200円という激安ぶりでハブを買うより安いぐらい。
ヘビのハブは好きだけどUSBのハブは嫌いな私にピッタリでも、200円という値段に危険を感じる。
不良品が多そうだし、使えても不安定そうだし、燃えそうだしお腹が空いたし腰が痛いし眠いです。
安いので無駄に2つ買いました。これでPCIスロットは全部埋った。
10個ぐらい買って近所に配ろうかと思ったけど、迷惑がられそうなので止めた。
珍しく一発で全て動作しました。問題は天井ファンでマザーボードでの回転制御が利かなくて全開運転。
♪いつもより余計に回しております~~~。
ファンが増えるのでアイネックスのPWM信号4分岐ケーブル:WA-864PSを使ったのですが、
このケーブルだとPWM制御出来ないファンは電圧制御も出来ないんですね。失敗です。
単純に2分岐するアイネックスWA-084Aを新たに注文しました。安い店で税送料込190円。
この店では638円で買った前記の4分岐ケーブル:WA-864PSが440円で売られていた。
同じものを198円高く買ってしまった・・・・・
同じものを198円高く買ってしまった・・・・・
悔しくて鼻血が出てしまい貧血で倒れた。今日の晩飯のおかずはレバーにします。
ラ・ムーでわけのわからない冷凍レバーがキロ単位で安く売っている。むっは~~~
ちなみにエブリイでは、意味不明のタレ漬け肉団子1キロ入りが安くて美味いのだ。
全開だとうるさいので、分岐ケーブルが来るまでは片方のファンだけマザーボードに刺しときます。
PCケースがクーラーマスターのCM 690 II Plus、マザーボードASUS H87-PROの場合で、
CPUクーラーTOPの銀色部分と、PCケースの横蓋外側まで10ミリほど。
蓋の肉厚やリブのへこみを考慮すると内々のクリアランスは7ミリぐらい。
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自分の環境では有名なフリーソフトであるスピードファンを使えないので、マザーボードのオマケソフト、
AI Suite ⅢのFan Xpert2を使ってファンの速度を調整。
マザーボードに繋いだファンの速度を個別に調整出来ます。
グラフのポイントをドラッグして速度変化のさせかた方も調整可能。
重い作業中、自分のする事にいちいちレスポンスよく回転が反応するイライラもこれで解決。

負荷をかけるテスト。前と同じ設定でprime95を使いました。
ファンの速度をXpert2に用意されている標準設定にした場合、85℃ほどに上昇して安定した。
その後フルスピードで回した場合が上の図。14℃ほど下がってこの後はいつまでも一定です。
CPUクーラー交換前は1分半で限界温度である100℃に達していたので、
冷却性能が大幅にアップしているのがわかります。