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2025年05月18日 イイね!

deepが本命パケ買いしてなお幾久し!それで...勝てる見込みはあるのかしらしろデミちゃん

deepが本命パケ買いしてなお幾久し!それで...勝てる見込みはあるのかしらしろデミちゃんキウイの青が透き通ってて
 絶賛うらやましいと思う秋野菜たち


「欲と罪の表裏一体トラップ」


「...は?ふたり?」
「...すみません」
「すみませんっておまえさ、本気でふたりなの?」
「その...はい...すみません」
「すみませんじゃねえよどういうことだよ?」
「全力は尽くしたんですが...」
「はあ?!全力だぁ?!」
「...ええ」
「ちっ...」
「...すみません」
「俺も落ちぶれたもんだよな」
「そんなことは...」
「は...どうせおまえもそう思ってんだろ」
「まさか?!僕は!...僕は...」
「僕は...なんだよ?」
「僕は...それでも応援し続けます」
「応援っておまえ...体育祭かよ」
「いえ...文化祭の方です」
「ああそっちか...ってどっちだっていいし!」
「文化祭で気になるあの子にアタック的な」
「違うぞ!そんな話は微塵もしていない!」
「タピオカミルクティーが優勝するやつ」
「そうそうふっといストローでチュウーってばか!」
「模擬店で何をやるか月曜までに決めておいてね」
「え?とりまフランク焼いときゃよくね?」
「7時半よりステージにてバンド演奏が始まります」
「5人組ロックバンドで全員ドラムってほんと?」
「9時半より演劇部によるショーが始まります」
「部員全員男子だけどロミジュリやるんだっけ」
「まあそういうことです」
「...おまえの気持ちはよく分かった...ってばか!」
「え?」
「え?...じゃねえっ!結果だよ結果結果!」
「...結果?」
「全力だろうが応援してようが結果ふたりだろ?!」
「あぁ...まあ事実ですけどそれが何か」
「開き直った!マネージャー失格だぞその感じ!」
「はは、そんなに興奮しないでください」
「上から!上からきたぞ!俺をばかにするな!」
「ばかになんてしてません応援してるんです」
「応援っておまえ...文化祭かよ」
「いえ、体育祭の方です」
「いやおま...さっきは...ってデジャヴの予感!」
「体育祭で気になるあの子にアタック的な」
「記憶にあたらしいぞこのくだり!」
「運動神経抜群なイケ男しか得しない祭り」
「結局俺たちは空気ってことさ...ってばか!」
「ダンスの曲何にするか決めておいてね」
「去年ってブルーシャトウだったっけマジ誰得」
「続いての競技は障害物競争です」
「気をつけろ、落とし穴の数が異常だからな」
「最後の競技は借り物競争です」
「え?俺?...ったく、貸しだからな」
「まあそういうことです」
「...おまえの気持ちはよく分かった...ってばか!」
「はい?」
「はい?...じゃねえっ!俺の話を聞け!」
「あれ?何の話でしたっけ?]
「本気でふたりなのって話!」
「ああそれ?...まあ全力は尽くしたんですが...」
「反省したまえ!大いに反省したまえ!」
「僕は仕事をしただけですよ」
「ぐぬぬ...」
「それで...今日はどうします?」
「...やるよ」
「わかりました...ではご準備を...」





......





『本番まで5分切った!みんないけるー?』


「ちょやばっ...マネージャー!こっち来てこっち!」
「え?あ、僕ですか?」
「僕ですか?じゃねえよほかに誰がいるんだよ?!」
「用件をおっしゃってください」
「冷静!冷静キングじゃんほぼ!」
「褒めてもムダですよ」
「いや褒めてねえし!」
「ではパワハラですか」
「言い方!逆に俺を被害者と思って差し支えない!」
「応援してますから大丈夫ですって」
「いい加減なこと言うな!」
「...もう...なんなんですか一体?」
「ほら!み、見ろ...」
「...ん?客席?」
「ふ...ふたりしかいないんだぞ?!」
「は?それ最初にお伝えしましたよね?」
「百聞は一見に如かずが似合う俺今まさに!」
「ちょっと...大声出さないでください」
「お、おま...さ、さすがにふたりはさ...」
「さっきはやるって言いましたよね?」
「あ、あぁ...だ、だけどな...」
「うそ...か...」
「う...うそとはなんだっ?!」
「だってそうでしょう」
「...やらないとは言ってない」
「はっきりおっしゃってください」
「う...」
「やるのかやらないのか」
「や...」
「や?」
「や...やる...」
「やっぱりやめたは無しですよ?」
「お、おうよ!」
「大丈夫、応援してます」
「お、お...おうおう!」





......





---
会場のみなさま
本講演はまもなく開演となります
恐れ入りますがご静粛に願います
誠に勝手ではございますが
講演中の会話はもちろん
拍手やヤジ等は一切禁止とさせていただきます
なにとぞご留意くださいますよう
お願い申し上げます
それでは開演まで
今しばらくお待ちください

---





......





あの日

俺たちは知ってしまった

それは社会から切り離されるような

当たり前が当たり前でなくなる瞬間

時計が止まる瞬間...




それでもいつの日からか

時間を味方にした俺たちは

考える暇もないほど

何かに導かれるように

互いの錆びついた歯車をかみ合わせ始め...





そして幕が上がる...





......





ザゥ~~~~ン
(緞帳が上がる音)





---
それではみなさま
長らくお待たせいたしました
これより講演を開演いたします
どうぞリラックスして
ごゆっくりお過ごしください

---






『時間 - 消費してなお美しい』







はっはー。今日はとても暑い日だからかな、私的にお客さんはふたりしか見えないよはっはっは。まあこれが現実か夢かはさておき、今目の前にいるあなたたちふたりに私のすべてをぶつけたい。念のために言っておくがこれは人数の問題じゃないんだ。つまり『先週は8人で今日はふたりとかマジやる気出ねえわってかやる意味を見出せなくてこれってほぼ真理じゃん』なんて浅はかな思考でここに立ってるわけじゃない。なんとなくやばいような気がする程度の不安が頭をよぎっているだけさ。
ってことで本題に入る前に、私が師匠から教わった『え、うそこれ状況なんかやばめなやつなんじゃね?!って思ったときに役立つたったふたつの思考ルーティン』を紹介したい。

まずひとつ目はこれだ。

『今自分が置かれている状況を整理する』

師匠いわく、人間という生き物は本能的に先読みをする生き物らしい。そこでそこのあなた...いやすまないね、ふたりしかいないものだから逆指名してしまったよはっはっは。...で、どうだい?あなたは今とても不安な気持ちになっているんじゃないかな...?ん?...図星かな?おそらくあなたは『え?は?うそなんかこの人もしかして俺に向かってしゃべってる感じ?やっばなに話しかけてくれてんのめんどくせーな次のゼミまでちょっと時間あるから子守り歌がわりに立ち寄っただけなのにその仕打ちがこれかよーあーマジハズレだわーハズレ引いたわーって...あれ...ってことは...え、うそこれ状況なんかやばめなやつなんじゃね?!』と、そんな風に考えているんじゃないかな?はっはっは。師匠の言葉は偉大だな。はっはっは。

そしてふたつ目はこれだ。

『決してあきらめるな、負けちゃいけない』

これがどういうことかと言うと、その言葉の通りであって説明の必要性は皆無。だがプラスアルファで私からなにか補足的アドバイスを添えるとすればそれは『ドンマイ』のひと言に尽きる。はっはっは。ふたりのお客さん、そんなに首をかしげないでくれ。まあとは言えこの謎解釈を初見で理解するのは至難の業だから仕方がないか。はっはっは...っと、ああすまない笑ったりして悪かったね。でもここまでくるともはやジゲチだからね、とりあえず今は『まあまあ気にせずともよいのじゃよいのじゃ首をかしげて当然じゃほれほれ苦しゅうない近う寄れ』的なノリで聴いてくれていて構わない。いや実は師匠はいじわるな人でね、物事をストレートに表現してくれなくて困る。これは毎度のことで正直めんどうくさいんだが、おかげさまで俯瞰能力が身に着いたんだから文句は言えないな。はっはっは。

というわけで結局のところ何が言いたいかというとだね、今日私の講演を聴きに来てくれたお客さんがたとえたったふたりであったとしても、それは長い人生の中の一コマであって、先を見据えた中での今日この日であれば何ら問題はないし、人生というのは大切に生きた一分一秒の積み重ねであるからして、つまりは後悔している時間も躊躇している時間も悩んでいる時間ですらももったいなくて開き直っていちかばちかがむしゃらに生きてみようって壮絶な覚悟にも似た決断をしてみたらその直後からハッピーポジティブエッセンスの洗礼がすごくって『病は気から』ってマジ本物真実ワードだったんじゃんってこと!!

...っと、すまない。つい熱くなってしまった。はっはっは。とにかくだ、冒頭お伝えしたように私は、今目の前にいるあなたたちふたりに私のすべてをぶつけたいのさ。



...というわけで本題に入ろうか。
『時間 - 消費してなお美しい』



時間というものを突き詰めて考えてみると、人の行動はすべて時間を費やしていることになる。これを逆説的な言い方で表すと『時間という概念が無ければ人は行動できない』ということ。となるとこれは『にわとりとたまごって結局のところどっちが先なのよ問題』に通ずるレベルの深い深い哲学的論争が巻き起こるということだ。つまりどういうことか、具体的な例を挙げながら少し整理して考えてみよう。はっはっは。

おふたりはオムライスは好きかな?ちなみに私は大好きだ。気持ち甘めのケチャップで仕上げたチキンライスをたまご2個分の薄焼き卵で包んだりしたら優勝ものだ。...おっ?そこの君。うん君だよ、いや後ろを振り返ったって誰もいないよはっはっは。なにせお客さんはふたりしかいないんだ、いやそんなことはどうでもいいか。とにかくそこの君、そう君...その顔、何か気付いた顔をしてるね?

実はどっちが先かなんてどうでもよくてとにかくチキンとたまごがスーパータッグってことだからつまりは時間と行動がマッチしていればそこに無駄は一切生まれないということ。
時間を軽んじて流れるように無意味に消費するんじゃく、時間に追われるように焦って行動するんじゃなく、自身が起こす行動に意味を持ってそれに時間を費やす、これこそが人間行動学的時間消費価値なのさ。

さてそれではこれから、どれだけの時間を引き換えにしてしてでも得たいこと...つまり、時間消費価値のある行動について、解説を添えてランキング形式で発表していくから。まずは1830位から。...と言いたいところだけど、時間の都合上、上位5位から発表しようかな。ってちょっ?!ちょっと君!君さ今あくびしてたでしょ?!いや君だって!そう君!後ろを振り返ったって誰もいないってさっき言ったよ?!お客さんふたりしかいないんだから察してよ!ちょっとさそれ人間行動学的にいちばんだめなやつだから!もう追放だよ追放!追放!

あーわかったわかったちょっとおふたりさん集中して聞いてくれる?!動機はどうであれ今おふたりはここで私の話を聴いているわけだよね?もうこの際だからオチを先に伝えるけどこれからする話を聴くことが正に『自身が起こす行動に意味を持ってそれに時間を費やす』ってことなんだよ。だから結局何が言いたいかっていうと『え、うっそマジかこのおっさんなんか知らんけど半ギレってか逆に逆ギレ的なエゴワールド全開で俺に説教してきてんのマジうっざ!うざすぎるわー!あー無視無視ーこういうとき無視にかぎるわーきのうお久しぶりさま徹マンの蘇る青春ハイで激しい寝不足なんだから座りながら寝ようとしている俺に話しかけるのだけは控えてくれよこれは切実なお願い』なんてそんな思いは今すぐ捨てなさい!今すぐ!そう!...すべてを捨てて目をキラキラさせて生まれ変わりなさい。道を切り開くのはいつだって己の心なのだから。






☆キラキラ全力消費ランキング
~ 消費した時間が教えてくれたもの ~






No.5

-解説-
「あのさ、来週の休みあいてる?」から始まる夢と希望に満ち溢れた週末約束ファンタジー。鮮やかな緑が目の前いっぱいの公園の草むらに敷いたレジャーシートに座って彼女が作ってきたくれたお弁当を広げて「はい...あーん」これぞ王道、わくわくピクニックデートが堂々の第5位だ。
からあげ、たまごやき、ウインナー、おにぎり、カニかまぼこ、ポテトサラダ、照り焼きミートボール、ゆでたまご、ミニトマト、茄子の煮浸し、レタス、ハム、オクラ、枝豆、アスパラの豚肉巻き、ブロッコリー、リンゴ...。色とりどりのおかずが並ぶ中、木漏れ日とひたむきな彼女のやさしさを感じるひと時。「...いい天気だね」なんて他愛もない会話。目が合うと照れくさそうに目線をそらす君。そうして過ぎる時間を惜しみながら最初に口に運ばれたのはミート。...だけど、別にミートじゃなくてもよかったんだ。ピクニックデートのお弁当がたとえビビンバ丼だったとしてもかまわない。だって今僕は、目の前の君に恋してるんだから。





No.4

-解説-

♫~
真夜中のハイウェイ
一筋のヘッドライト走ってく
気紛れに送るサインも
まばたきでさえも今は届かない

窓に映るまなざし
肩越しに光ったシューティングスター
夢を見てるように
わたしは気付かないフリをして

流れては消える時間なんていらない
一緒に 一緒にいたいの

starry eyed dreamy girl
oh oh oh
ひとりじゃ何もできないと思って
tough cookie sunny smile
oh oh oh
何も言わずにただ抱きしめて
そしてふたりで輝くダブルダブルスター

♫~

夜中に車を走らせて、丘の上、星の近くまで。神話に想いを馳せながら見上げた夜空は、過去と現在が混じり合う不思議な時間を感じる。今...助手席には誰もいないけれど、ひとりで何もできない私じゃない。...第4位、天体観測。





No.3

-解説-

“コインに託したのは己の腕か、
      それとも運か、確率か”

垂涎の的はすぐ目の前、手の届く距離に置かれているのに、鉄壁とも思える透明のメタクリル樹脂板が邪魔をする。上部にはクレーンのようなものに吊るされた三つ又が見えるが...なんだあれは。私は訳が分からず、とりあえず目の前の樹脂板をドンドンと叩いてみた。すると店員らしき男性がすぐさまやってきて、私に向かってこう言ってきた。
「ちょ何してんすか、叩かないでください」
...なんと感じの悪い男か。腕組みをする男に向かって私は軽く手をかざし、分かったよもうやらないよという意思表示をした。その男は何の説明もないまま立ち去ってしまったから、結局何も解決しなかった。むむ...どうすればあれが手に入るのか。
やきもきしながらふと目線を下にやると、そこには不思議な形をしたレバーがふたつ並んでいることに気付いた。そしてそこには『1ゲーム100円』と表示されている。
「...なっ、お金だと?!」
なんとなくタダで手に入るのだと思い込んでいたものだから、お金というワードに少なからず抵抗を感じてしまった。くっ...どうする...だが私はアレが欲しい...100円...か。5分間、私はその場で考え込んだが、結局答えが出ないまま矢も楯もたまらず100円硬貨を投入口に投げ入れた。すると左側のレバー①が光り出したから少し動かしてみた。続いてレバー②が光り出したからそれも動かしてみた。『これは何の儀式だ?』と思うのとほぼ同時に、目の前で繰り広げられた戦慄の光景に私は愕然とした。なぜなら、あの三つ又が突然下に降りてきて、必死に何かをつかもうとしていたからだ。
「こ、これはっ?!」
三つ又は盛大に空振りしていた。その時...私はすべてを悟った。そう、三つ又は何も悪くない。おそらく三つ又は全力で頑張ったはず...悪いのは私だ。すまん三つ又。次は必ずつかませてやるからな。
...そこからだった、長い戦いが始まったのは。


......


何度この両替機の前に立っただろう。二度や三度ではない。そのたび、しわくちゃの千円札が銀貨に替えられていく。この時、すでに私の心情は三つ又をフォローできるような状況ではなかった。私の操作が拙劣であることを差し引いても、どうにも三つ又のやる気のなさが垣間見えてしょうがなかったからだ。しかしこれまでの投資額を考えると、ここで引き下がるのは賢明でないように思えた。もう、後戻りはできない。
握りしめた銀貨に私の持てるすべてを託し、えいやっと気合を入れて投入口に投げ入れた。
...光るレバー①を慎重に操作し、アレのX座標を見定めてレバーから右手を離す...そしてレバー②が光り出す。ここからだ、繊細な操作が要求されるのは。私は深呼吸し全神経を集中し右手をレバー②に添えた...その時!

「キャー!それ返してー!あはは」

ドンッ

友達を追って走ってきた小学生の子が事もあろうに私の足にぶつかってきたのだ!その不測の事態によりレバー②に添えていた私の右手は意に反した動きを見せる!

ウィーン

哀愁を漂わせながら下に降りていく三つ又...降りた先には何も無いことを知りながら。
...私は心の中で三つ又に話しかけた。
『三つ又よ...今までよくやってくれた...すまん...どうやら私の精神力はもう限界が近いようだ...ぐふっ...ぐ...だが...だが最後に...最後に出来るだけのことはする...三つ又...ありがとう...さらばだ』
空を切る三つ又を涙ぐむ目で見送った後、私はぶつかってきた小学生の子を鬼の形相で睨みつけた。すると母親らしき女性がすぐさまやってきて、私に向かってこう言ってきた。
「ちょ何見てんの?!キモっ!」
...なんと感じの悪い母親か。




No.2

-解説-
時間消費の概念の中で『価値』だけを最優先に考えた時、“一人完結が可能かどうか”という点も重要だ。つまり好きな時に自由に、誰に遠慮するわけでもなく、もはや服装でさえ気にしなくていい、まあそんな感じ。そこで私が自信を持って紹介したいのが、癒しスポットの王者として君臨する足湯だ。

......

「今日は付き合ってくれてありがと」
「いいよ、買い物?」
「うん」
「どこ行く?」
「靴下屋さん」
「靴下?」
「マートの隣にあるんだけど」
「マートの隣?...そんなのあったっけ」
「あるじゃんほらレトロな看板の」
「え?あれたこやき屋でしょ?」
「たこやき屋さんは右隣でしょ?」
「そうだっけ?」
「左にあるの」
「左隣もたこやき屋じゃなかったっけ?」
「たこやき村かよ」
「違った?」
「ばか...もういいからついてきて」
「はいはい」

......

「何色の靴下がいいかな」
「...色?」
「...実はわたし、冷え性なんだ」
「へぇ、そうなんだ」
「だから寝るとき靴下履いてるんだけど」
「え?靴下履いたまま寝るの?」
「そうだけど...おかしい?」
「別におかしくないよ、それで?」
「うん、何色がいいかなって思って」
「色って...それ寝るとき用のやつだよね?」
「うん」
「じゃあ何色でもよくない?」
「やっぱり黄色かなあ」
「ちょっと聞いてる?」
「これ見てこの色、紅しょうがみたい」
「たこやき村かよ」
「ばか...そんなわけないじゃん」

......

足湯の最大のメリットとしては足がポカポカすることなんだが、想像してみてほしい。ひとり...足湯に入り...目を閉じ...静かに...お湯の流れる音を聞き...風の声を聴く。その時思い浮かぶのは家で帰りを待つ紅しょうが色の靴下。




No.1

-解説-
...ある日、一通のメールが届く。

『今日のパーティー、たこやき決定で。各自材料持ち寄ってね』

これは遠い昔、たこやき7人パーティーで各々が材料要員となった時に起きた悲劇の話。それぞれの思惑が交錯する中、誰もが思い描く理想の姿には程遠いなにかが生み出されそうな予感が的中しそうな瞬間。だが、それでも人は前に進む。いや...前に進むしかないのだ。


【理想】
小麦粉要員 1名
卵要員 1名
ゆでだこ要員 1名
揚げ玉要員 1名
紅しょうが要員 1名
ソース要員 1名
青のり要員 1名


【現実】
小麦粉要員 1名
卵要員 1名
紅しょうが要員 5名


時間消費価値総合ランキングにおいて他の追随を許さない...圧倒的幸せ感をもたらす時間の使い方、たかがたこパ、されどたこパ、それがたこパ。民にも分かる言葉で言えばたこやきパーティー。
見た目、食感、味のどれをとっても、完成したそれはたこやきではなくもはや紅しょうがやきだったのかも知れない。しかしこの時この7人パーティーの心は、たとえそれがたこ無しであってもそれをたこやきと呼べるほどに寛容だった。つまり、丸く焼いてあればなんでもたこやき、みんなでワイワイやればだいたいたこやきということだ。
このあと、ただの紅しょうが好きどもの7人の絆はさらに深まり、紅パ(いわゆる紅しょうがやきパーティーのこと)は幾度となく繰り返されていくこととなる。誰に迷惑をかけているわけではないが、それを人は悲劇と呼ぶ。


......


以上、私の話は終わりだ。どうだったかなおふたりさん。ん...その顔、『自身が起こす行動に意味を持ってそれに時間を費やす』という意味が分かったようだね。私も最初はどうなるかと思って心配していたが、安心したよ。まわりくどくああだこうだと訥弁を続けてしまったが、結論は『せっかくだから美しく時間を消費しようぜみんな!』ってことだはっはっは。

さて、この講演は毎週土曜日にやってるからまた来てくれよ。
では、さらばだ。





ザゥ~~~~ン
(緞帳が下がる音)





---
本日の講演は以上となります
またのご来場をお待ちしております
お忘れ物などございませんよう
お気を付けてお帰りください

---





......





「おつかれさまでした」
「ふぅ...」
「どうでした?」
「どう...って、まあこんなもんだろ」
「と言うと?」
「8人もふたりも変わんねえなってこと」
「それ格言ですか?」
「...そんなんじゃねえよ」
「まあいいです、明日なんですが...」
「はあ...もう何人でもおどろかねえよ」
「...さっきのふたり」
「さっきのふたり?」
「アンケートを書いてくれたみたいです」
「アンケート?...見せてくれよ」
「どうぞ」
「...?!こ、これ」
「...まあそういうことです」








あ、ロンパメです。








この講演を聴きに来ていたふたりが実は某SNSのトップマーケティングインフルエンサーでそのふたりが書いたアンケート用紙には“本気でひまつぶしに来ただけだったんだけどとてもいい講演だったっていうか目の前が明るくなったっていうか実は僕は僕で悩んだりしててっていうのも趣味で始めたSNSが今や仕事になってこれまではやりたいなって思った時に気楽にやってたんだけど仕事ってなると責任っていうか迫られるっていうかまあ当然なんだけどなんかそういうのにちょっと最近疲れてきちゃっててって感じだったんだけど今日の講演で聴いた『自身が起こす行動に意味を持ってそれに時間を費やす、これこそが人間行動学的時間消費価値なのさ』って言葉にグッときてその時思ったことが『もしかして楽しい時間を消費するための手段だったSNSが僕を苦しめてるの?やだこれってたぶんきっとおそらく本末転倒に違いないから生き方を改めよう』だったからこれからはSNSを通して僕が消費する時間を美しくしようと思うしSNSで拡散する楽しさを思い出させてくれてありがとうそして拡散させていただきます”って書かれててその拡散効果を大いに期待していたけど講演会情報の拡散と同時に紅しょうが色の靴下情報までもが無駄に拡散された結果その期待を裏切らず翌週土曜日の講演会参加者は100人越えの大盛況でそのほぼ全員が紅しょうが色の靴下を履いているという壮絶カオスでもはやそこは講演会場ではなくたこやき村と化してしまっていそうでしたが、先日は公衆電話ボックスの見える峠の脇道に行ってきました。



前回のブログ投稿からずいぶんと時間が経ってしまいました。前回は1月1日でしたね。おひさしぶりです。



で、この電ボ道(いわゆる公衆電話ボックスの見える峠の脇道のこと)に何をしに行ったかと言うと、クル活民憧れの『この1年おそらく誰も使っていないであろう公衆電話ボックスとクロスオーバーしてみたい!』ということです。
これは兼ねてより感じていたことですが、しろデミちゃんと公衆電話ボックスってなんだかすっごく相性が良くってこのクロスオーバーを見たら誰もが幸せになっちゃう予感がするんだけどわたしの勘違いじゃないよね!

それってこんな感じかも!

(幸せとは程遠い何かを感じる)

すこし引きで見てみましょう。

(溢れ出る孤独と寂しさ)

こちらがターゲットの公衆電話ボックスです。

(そっか)

中をのぞいてみましょう。

(つながって哀愁コール)


さて、しろデミちゃんのホイールの変化にもうお気付きですよね。


WORK EMOTION CR Kiwami


諸所の事情により、今シーズンのホイールはWORKさんのEMOTIONを装着しています。このホイールは「MEISTER CR01」より以前に所持していて、2021年7月に購入したものです。
久しぶりにこのホイールを装着して思ったことは、ツインファイブスポークが屈強さとスポーツ性を予感させてくれてつまりどういうことかって言うと「どっしりしてるけどなんか速そうだよね」ってほぼ全員が言ってくれそうなくらいしろデミちゃんのスポーティ感が高まっちゃってかわいさとは無縁の様相を呈し始めちゃったけどそれでもやっぱりかわいいしろデミちゃんの底力はこんなもんじゃないしマジ完璧だぜ!(語彙力)

こんな風にね!

(む...こ、これは?!)

キュートツインファイブってこと。

(いや無理矢理な表現!)

速そうなのにかわいいって罪?

(表現の自由が過ぎる!)

もう、追放しちゃうぞ☆

(な...なんとぉー!!)

MEISTER CR01 と同じ15インチホイールですが、ホイールが変わると車の雰囲気がガラリと変わるものですね。はっはっは。

パーツレビューの方では、WORK EMOTION CR Kiwami の諸元についても言及しています。

☆語彙力とは無縁のパーツレビューはこちら
WORK WORK EMOTION CR Kiwami






“たとえ今日が終わっても
 未来の希望が僕たちを守ってくれる”






ねえ、くさりがま買いに行こうよ。
あれ強そうじゃん。
え?だってさ心もとないよ棒じゃ。
え、うそちょ...まさか棒で乗り込む気?!
...本気?!だって棒だよ?折れちゃうよ?!
...いや絶対無理勝てるわけないって!
ん?お金?お金渡したじゃんこの間。
...はあっ?!スロットで負けた?!
もう知らない!!
棒でも何でも持って勝手に行けば!

はっはっは。
うん、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2025/05/18 16:14:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月01日 イイね!

mentholの憂鬱ラブロマ桃色ハンカチーフ!わたしが...守ってみせるしろデミちゃん

mentholの憂鬱ラブロマ桃色ハンカチーフ!わたしが...守ってみせるしろデミちゃん過ぎ行く夏を追いかけて
 興奮して転んだ君はすっとこどっこい


「超電磁マシーン降臨からの」


宇宙...
それは果てしなく広く深く
人間の探求心を吸い込む
暗闇が支配する空間



生命の源である日を照らしてくれる太陽、そして雨を降らせてくれる空は自然の恵み。地球という大地に足をつけて生きてきたかつての人間たちは、この空の先に何があるのかなど考えもしなかった。時が経てもなお、地球外生命はおろか、地球以外に惑星が存在していることですら、サイエンスフィクション好きな一部の人たちの妄想だと嘲笑し、排除してきた過去がある。



......



西暦2075年のこと、運命の日...


机上の空論、現実には起きるはずが無いと考えられてきた大規模な太陽のスーパーフレアが発生する。それはわずかな時間ではあったものの地球の磁場を乱すには十分で、その直後から地球はハビタブルゾーンをわずかに逸れて回り始めた。

その影響たるや凄まじく、地球上の気温は人類の想定を超えて上昇し始め、それに息を合わせたかのように溶けだした南極の氷が、諸島や先進国も含めた一部の湾岸都市を消滅させた。さらには急速に拡がった砂漠化がもたらした被害も甚大で、国力維持のために国営をミニマムに展開せざるを得なくなった世界では助力が機能しなくなり、人類の摂理営為が崩れ落ち、運命の日を境にして世界の人口は十数年あまりで約3分の1にまで減少していた。

地球の未来像を推し測るには過去の試算など役に立つはずも無く。
『人類滅亡』などという雑多な言葉が現実味を帯び始めるほど危機に瀕した局面で、課題となったのは当然食糧や資源の確保だった。しかし、瘦せ続ける土地、労働人口の大幅な減少と、すでに地球はそれらの生産体制を再構築しているような余裕も猶予もないような状況に陥っていた。

そんな迷う時間すら惜しい中、地球と生き延びた人々だけは最小限の力で維持し、食糧や資源を地球外から調達するという、勇気と好奇心とが入り混じった大胆とも言える戦略に人類の存亡を賭けて舵を切る。

簡単に地球外とは言っても、当時の技術で考えれば常識外れとも言える発想だったのは確か。なにせ太陽系の惑星にそれらが無いということはすでに判明していたし、つまりは銀河系を突破する必要があったからだ。

しかしながらこれを転機とばかりに、地球存続のための最重要課題として世界各国が手を組んだ結果地球連邦が発足し、これまでとは比べものにならないほど飛躍的に宇宙開発が進んだ。これまでの宇宙探査研究といった産業利用目的のアプローチをやめ、宇宙生存利用という積極的進出アプローチに切り替えたことが功を奏した。いわゆる「本気」というやつだ。

これまでも強い生存欲求とサバイバビリティでいかなる危機も乗り越えてきた人類であったが、常識の枠や概念の域を見事に超え、この地球史上最大の危機をも打破することとなる。



......



時は流れ、西暦2125年...



コンコンコン


「ミデオ艦長」
「...なんだ」
「わたしです、少しよろしいですか」
「構わん、入りたまえ」


ウィーン シューッ


「艦長...」
「どうした、シロミ中尉」
「わたし...やっぱり納得できません!」
「シロミ中尉声が大きい、皆もう休んでいる」
「はっ...申し訳ありません」
「眠れないのか」
「艦長は...ご納得されているのですか」
「その話か...」
「はい」
「...命令には従わねばならん」
「地球には戻るな...ですよね」
「そうだ」
「しかし...地球を救ったのはわたしたちです!」
「...英雄気取りだな」
「そういうわけでは...」
「我々は戦犯という扱いになっている」
「...宇宙戦争だと担ぎ上げられて」
「...」
「...平和が戻れば用無しということですか」
「口を慎めシロミ中尉」
「...はっ」
「不穏な動き...とだけ伝えておく」
「不穏?...どういうことです」
「シロミ中尉、君にこれ以上の詮索は不要だ」
「...はっ」
「明日の航路は聞いているな?」
「はい、第二惑星連邦基地にて補給予定です」
「明日も早い、休むんだ」
「...わかりました」


ウィーン


「シロミ」

「...はい」

「...すまないな」

「ミデオ...」


シューッ



......



彼女の名前はシロミ。宇宙開発の第一人者という両親の元で生まれ育ち、物心がついた頃には宇宙に憧れていて、秘境にも似た夢の空間にずっと魅了され続け、国立宇宙大学校に進学した。シロミは両親ゆずりの頭脳明晰さを発揮し、大学を主席で卒業。その後地球連邦軍の宇宙専属部隊に入り、ミデオ艦長の率いる地球連邦軍ダッマラン駆逐艦隊の乗組員に選抜された。さらにシロミは持ち前の明朗快活な性格と精励恪勤な振る舞いが見込まれ、25歳という若さで艦長直属の部下として中尉の階級を任命される。神がかり的な早さでの昇進だ。

そんなシロミが乗り込むダッマラン駆逐艦とは、地球連邦軍が開発に成功した宇宙船である。この宇宙船に求められたのは耐久性、快適持続性、そして空間突破力であった。
これでもかと最新技術が注ぎ込まれたこの機体、コバルトリッチクラスト、マンガンノジュールといった海底鉱物をカミナリエネルギーで特別変異させることで、強靭なボディや破綻しない電気系統を手に入れることに成功している。そして最も重要視されていた突破力に関しては、瞬間時空間転移とまではいかないまでも、恒星や星間をつらぬく宇宙空間のいわゆる磁場を利用した『超電磁波共役転置式超光速移動』と呼ばれる移動技術を採用し、銀河系の突破、さらには惑星間の移動時間を大幅に短縮した。



......



さて話は少し遡る。これまでに地球人類が降り立つことができた惑星は8つ。そのどれもがかつての地球に似た豊かな環境と豊富な資源を有していた。惑星の名称は決まっていないが、発見した順に第一惑星、第二惑星...と呼称している。
この地球外惑星を発見できたことで地球脱出への期待値が高まり、宇宙開発の動きは加速する。まず基盤となる連邦基地の確保、そしてエネルギー生成システムの構築、食糧を含むライフラインインフラの整備などが怒涛の如く進められた。

8つの惑星のうち、地球外生命を確認したのは2つの惑星。第三惑星と第八惑星だ。地球とは違うベクトルながらも両惑星とも文明やそれなりの社会がすでに成り立っており、地球人に入り込む余地は無く、安全保障や食料供給保障を交わすにとどまった。
しかしながら地球外生命に対する興味は両者ともに強く、歴史、政治、社会風刺、観念、教えなどの情報交換は盛んに行われていた。



...そんな中。



第八惑星から、地球侵略の声明文とともに突然の戦争開始を通告される。第八惑星からすると地球の位置が惑星間移動の中継点として都合がいいのだ。借りるのではなく自分のものにしたいという第八惑星人の自分都合万歳な思考なのだが、地球人は当然それを迎え撃つことになる。つまり、これまで幾度も内戦を繰り返してきた戦闘好き地球人としては黙ってはいられないのが元よりの性分なのである。
宇宙戦争の始まりではあったが、こういった事態は想定内のことであり、開発した駆逐艦には攻撃機能が備わっていて、文明力で勝る地球連邦軍のダッマラン駆逐艦隊は第八惑星の発展途上の宇宙船を圧倒的火力で粉砕した。



......



実はこの宇宙での戦いの細かな情報は連邦軍内部でのみ処理され、地球の人々には操作された偽の情報しか伝えられていなかった。というのも、人々の間で地球脱出を期待する声が高まり続ける中、またそれを実行に移したい思惑のある連邦軍にとって、駆逐艦に強烈な戦闘能力があることや宇宙に脅威があることを人々に悟られたくなかったのだ。
話は、地球連邦軍のダッマラン駆逐艦隊が不用意に第八惑星の宇宙船へ先制攻撃をしかけたことで第八惑星との宇宙戦争が始まってしまったことになっている。そして、両惑星とも宇宙船同士の被害に収まりはしたが、この戦争自体を無駄に勃発させた罪は重いとして、戦犯『一年間の宇宙漂流』を言い渡された。



......



そして現在、宇宙を漂流するダッマラン駆逐艦にシロミはいる。



「これから超電磁波共役転置式超光速移動に入る」
『了解、ミデオ艦長』
「目的地、第二惑星」
『了解、ミデオ艦長』


『目的地セット!』
『超電磁波充填を開始します!』
『中央コアエネルギー制御開始!』
『調波レール制御異常なし!』
『第一充填完了!第二充填に移行します!』
『磁場トラック着点完了!』
『瞬間圧壁入りました!』
『第二充填完了!』
『磁場に乱れなし!いけます!』



「よし、発進!」


......


『軌道にのりました』
「第二惑星では補給と整備を行う」
『了解、ミデオ艦長』
「到着まで、各自準備を進めるんだ」
『了解、ミデオ艦長』



......



「よお、シロミ」
「なによ、セバスチャン」
「セバ...セバスチャンって誰だよ?!」
「あんた」
「は?急に変な呼び方すんな」
「あははごめんごめんホッツ」
「謎の遊びをするな」
「はは...で?なによ、ホッツ」
「ああ、第二惑星まで30分ほどだろ?」
「うん、まあそうね」
「しりとりしようぜ!」
「やだ」
「あっ、そう...って光速で断るな!」
「なんで急にしりとりなのよ?!」
「しりとりの気分ってときあるだろ?」
「ないわよそんなとき」
「うー...いいからやるぞしりとり!」
「こどもかあんたは」
「じゃあ俺から始めるからな!」






「は?」
「次シロミの番、『つ』、『つ』だぞ」
「は?」
「は?じゃなくて、『ばくれつ』の『つ』」
「あんたばかなの?」
「いいから続けろ!ほら!」
「はあ~...わかったわよ、つ、つ...」






「ほうほう!」
「なに興奮してんのよ」
「そうきたか!って思ってな」
「いやべつに普通じゃない?つくねとか」
「いや俺的に尊敬に値する」
「あんたやっぱりばかなの?」
「次俺な、『ね』だよな」
「ちょっと聞いてる?」
「よし、いくぞ!」






「はっはっは、どうだ降参か?」
「...これさ、しりとりになってる?」
「俺たちは今、しりとりをしている」
「そ...そっか、えと...確か『か』だっけ?」
「そうだ、『なにか』の『か』だ」
「う~...か...か...」






「ぬっ...やるなシロミ」
「え、そ...そう?」
「だがここで引く俺ではない」
「いやそこまで本気にならなく...」
「しかと聞けシロミよ!」
「いや、だからね...」
「め...め...めー!!」






「ずっるーい!『からの』ってなによー?!」
「接続詞だがそれが何か」
「今のは『うどん』の『ん』でアウトでしょ!」
「接続詞には感謝しかない」
「えーっ?!なんでもありじゃーん」
「シロミほら、次『ば』だぞ『ば』」
「むぅ~...ば...ば...」






「シロミよ、カタカナ言葉は禁止だぞ」
「は?!なにそのルール?!」
「しりとりは奥が深いのだ」
「自分ばっかりずるい!」
「はっはっは」
「笑ってごまかすな!」
「ほらほら、負けを認めるかシロミ」
「ぐぬぬ...ば...ば...」






「ぬぅあ!鋭角の切り替えし!」
「だから興奮しすぎだって」
「シロミ...きみはもしかして...」
「な...なによ?」
「しりとりマスターなのか?」
「違います」
「まあいい、俺の底力を見せてやるよ」
「どうでもいいけど次『な』だからね」
「やってやるぜ!」
「ちょっと!『からの』は禁止だからね」
「魂の叫び!...なーっ!!」






「ふふ、俺は負けるわけにはいかんのだ」
「...やっぱりあんたばかね」







あ、ロンパメです。






売れない映画監督が自身の進退を賭けて世に送り出した映画のタイトルが『宇宙大戦争』っていう地味度99%&残念度99%のパッとしない感じの救いようのないタイトルだったから「あ、終わったな」って映画関係者のほぼ全員が発表と同時に思ったけどそんな堅苦しさMAXタイトルとは温度感真逆の『これで宇宙はキミのものだ!やったね!これが超絶スペクタクル地球未来物語ってこと!...いやでも待てよ...つながる嬉しさに感嘆からの涙』っていう謎キャッチコピーを武器にいちかばちか大々的に全国の映画館で上映を始めてみたら目を輝かせた宇宙大好き少年少女たちがその謎キャッチコピーに想定を超えて釣られまくって列をなすようにしてこの映画を鑑賞した結果休み明け月曜日の学校の昼休みはこの映画の話題で持ち切りになって「わたし昨日しりとり映画観に行ってきたよ」とか「あれさそもそも宇宙設定不要じゃね?」とか「逆にほぼしりとりしか覚えていないぞ俺は」とか「接続詞が最強説あるよね」とか「将来の夢はしりとりマスターです」とか「もっと自由に生きてみてもいいのかなわたしたち」ってなってこの映画を観てしまった児童生徒のほぼ全員が自由な感覚でしりとりを始めたら壮絶な接続詞の嵐になって地球のしりとりの歴史が変わってしまいそうでしたが、先日は暗がりのトンネルに行ってきました。





先日、と言っても、かなり前のことです。今日は1月1日なのでそうですねだいたい...うん、かなり前のことです。おおよそ2か月くらい前のことですおそらくたぶんきっと。
前回のブログで『これからお見せする写真が今年最後のほんとのしろデミちゃんの姿です』とお伝えしましたが、ウソでした。いえ、結果ウソになりましたという言い方が表現としては適当です。本当です。諸所の事情です。だからわたしは悪くありません。

☆前回のバリバリかわいいブログはこちら
idealな祝祭食後グリーンティー!きっと試されているのねしろデミちゃん

で、この暗がりトンネルですが、絶妙な暗がり加減がしろデミちゃんのスノーフレイクホワイトパールマイカっていう白色ボディを超いい感じに映えさせてくれてとにかく陰影マジ最高って気分になってこれってやっぱりかわいすぎる白色ボディコンテストでグランプリ受賞レベルじゃないか!!(語彙力)

それってこんな感じかも!

(だれかトンネルに感謝状を!)

これはグランプリを受賞しそうです。

(トンネルのおかげです)

あ、あ、あ...。

(ト、ト、ト...)

グランプリを受賞しました。

(そっかー)






そんな中。








かわいすぎるしろいろボディコンテスト?
そんなのにアタイをださせるつもり?
アンタそれがどういうことかわかっていってる?



って感じの攻め言葉が聞こえてきました。

アンタさぁ...。

(あ!もしかして...シ、シ...)

アタイのかわいさわかってる?

(シ、シロミ様?!)

くらべるまでもないのよっ!

(え?!ああぁっ!)

みんながみとめるかわいさんなんだからね!

(ち、ちかいですシロミ様!)

わかればいいのよわかれば。

(ははぁーっ!!)







“フロントガラスにこぼれ落ちる細雪
 ふたりの時間と一緒に溶けて流れる”






ねえ、パンケーキ作ってよ。
ふわふわのやつ。
え?うんうんそう、ふわふわのやつ。
え、いや違...ほらふわふわのやつだって。
ちょ...待っ...いやそれガッチガチのやつだし!
じゃなくてほら...こういうの!ふわふわのやつ!
...ってだからそれまたガッチガチのやつ!
ちょっと...わざとやってない?!

はは、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2025/01/01 15:40:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月20日 イイね!

idealな祝祭食後グリーンティー!きっと試されているのねしろデミちゃん

idealな祝祭食後グリーンティー!きっと試されているのねしろデミちゃん青い風を感じられたなら
 気持ちも溶けるような春はすぐそこに


「伝説の☆(ゝω・)vキャピ嬢無双パラメータ」


卒業証書授与
あなたの勇者としての素質を認め
ここに勇者としての証を授与する
卒業おめでとう!


あはははは


......


ガラガラガラ

...なっ?!おい!なに勇者塾卒業ごっこなんてやってんだ!俺がちょっといねぇだけでこの様か!情ねぇよ俺は!...な、なんだよみんなその目は?!俺か?!まさか俺が悪いとでも言うのか?!お...俺は勇者だから悪くねぇんだよ!これは絶対だ!なんだよなんだよ気に入らねぇなその態度よぉ!今まで教えてやった恩を忘れちまったのか?!みんなが本当に勇者として認められたかったらもっともっと勉強しろ!勉強だ!とにかく勉強しかねぇんだ!いいから席につけ!おいそこざわつくな!


......


ふぅ。さて...勇者塾はじめるぞ。いいかみんな、勇者塾卒業ごっこなんてやってるうちは勇者でもなんでもねぇ、それはただの民だ。...っておいそこいちいちざわつくな!ざわつく勇者なんて聞いたことねぇぞ!大いに反省しろ!
とにかく、勇者たるもの自分の言動には責任を持て。勇者はみんなの憧れの対象なんだよ。大勢の民が見てるんだよ。つまり『あ~やば牛乳切らしてたんだった~コンビニ行くかな~でも今ジャージだしな~どうすっかな~寝起きに牛乳飲まないと今日一日のパフォーマンスに響くしな~でも着替えんのめんどくさ~ってあれ?なんか急に神からのメッセージが降ってきてる気がしてははぁーっ!神が言ってるコンビニのドレスコードとかジャージ一択でしょって言ってる!うんうん分かったよオッケー神!今から俺はジャージファイターだからコンビニジャージしてくる!』なんて言動は完全悪なんだよ。勇者度ゼロ。分かるか、本物の勇者なら一挙一動気を抜くんじゃねぇってことだ。


......


そんなわけで今日の勇者塾のテーマは名言だ。勇者度が高い順にランキング形式で紹介する。勇者が放つそのひと言は、その場にいるただの民のほぼ全員を振り向かせるほどの脅威のパワーを持っている。分かるか。これがどういうことかと言うと、その言葉の通りだ。

ざわざわざわ...

はっはっは。いいぞいいぞざわつけざわつけ。さっきも言ったがざわつく勇者なんて聞いたことねぇからな。諸君はまだまだ勇者ではございませんってことだ...
分かったか!!!!

ざわざわざわ...

あぁすまん、急に大声を出しちまって。勇者は熱くなりがちだからな。心が熱く燃えたぎってんだな勇者ってのは常に。ははは。

って何の話だこれは!話をすり替えんじゃねぇ!テーマは勇者の名言だって言ったろ!っておいそこいつまでざわついてんだ!果てしなくざわつきすぎだろ!...なっ?!またその目で俺を見る!け、けしからん!これはけしからんぞ!勇者をにらむとかもはや悪!...はっ!まさか...スパイか?!隣町に新しくできた勇者塾からの刺客に違いねぇ!でもな!俺の勇者技術を盗もうなんざ100年早ぇんだよ!いや早ぇもなにもそもそも盗みをはたらく勇者なんて聞いたことねぇぞ!どんな勇者だよ!『あ、一応俺勇者なんで何しても許されるらしいっすよ』なんてのは勇者もどきがやりがちな浅はかで愚かな思考ランキング上位の常連!

って何の話だこれは!話をすり替えんじゃねぇ!テーマテーマ!今日のテーマいくぞ!...っておいそこお前うろうろするな!早く席につけ!2秒以内に席につけ!

いーち...にーい...ははぁっ!!!!


......


よし、塾崩壊寸前だったがようやく落ち着いたようだな。自由な行動も勇者には必要なことではあるが、だとしても秩序ってもんがある。勇者ってのは、秩序という枠の中で自由行動するべきだ。つまり『もしも~し...あ、もしか寝てた?わりぃわりぃ~あしたの遠足とか超楽しみでわくわくで寝れなくてさ~寝不足で行ったらマジごめんな~てかおまえ的におやつ何持ってくわけ?ってそれが聞きたくってさ~300円以内だって言ってたぜ~?...え?チョコレートパフェ?!やばすごおまえすごいじゃんおやつ感すごいじゃん星と一緒に夜空突き抜けてんじゃん!持ってくの大変そう!え~でもあやしいな~ほんとは600円のパフェだけど親に300円出してもらったから自分の負担額は実質300円ですわたしは悪くありません的なやつじゃないの~?3000円のマカロン詰め合わせもオッケーになるやつ...え?あ、おれのおやつ?お~お~聞いてくれるか友よ~まじめに300円でおやつ選択するとか無理説がささやかれたんだけどその時だよ神のいたずらがはじまってははぁーっ!さっき閉店間際のスーパーに行ったら通常598円の高級しゅうまいべんとうが見切り品で298円になってたからそれってやっぱり神のいたずらだって確信して300円以内で最高のおやつを手に入れた俺の明日のおやつはしゅうまいべんとうで決定したから当然電子レンジ持参で』なんてのは秩序のかけらもねぇもはや無だ、無。無秩序。論外。分かるか、おやつはお菓子しかも300円以内って相場が決まってるだろ?それが秩序なんだよ。いいかみんな。本物の勇者になりたかったらこれだけは忘れんじゃねぇ。遠足のおやつにしゅうまいべんとうを持っていったらただの民。遠足に電子レンジを持っていったらただの民。

って何の話だこれは!話をすり替えんじゃねぇ!まさに無秩序!遠足なんてどうでもいいんだよ!出だしの勇者塾卒業ごっこのせいで話がブレてしょうがねぇ!

ざわざわざわ...ちっ八つ当たりかよ

あんっ?!
聞こえたぞ!ちっちゃい声で『八つ当たりかよ』って聞こえた!勇者に口ごたえするとか信じられん!やはり敵がいる!この中に敵がいる!勇者希望を装って勇者組合をつぶそうとする敵がははぁっ!!これはつまり『あんたか...あたしに連絡してきたのは...おっとこの場で消されたくなかったら振り向くんじゃないよ...そうそうじっとしてな...はじめに聞くけど誰からあたしのこと聞いた?......はっ...あいつ口が軽いんだから...まあいい、で、依頼の内容は?金さえくれればなんでもするとは言ったけどやっかいなのはごめんだからね。...ああ...それで...って振り向くなって言ったろ!消されたいのか!動くなそのまま話せ!銀の弾丸が容赦しないよ!ほら!続きを話せ!...ああ...うん...それで...へぇ...あんたらも随分と因果な商売してるもんだね...で...ほぅ...なっ...?!あんた正気か?!それ本気で言ってるのか?!...それが何の得になる?...ああなるほど...あんたも悪いやつだね...まああたしも人のこと言えないけど...は?出来るかって?あたしのなんでもスナイパーとしてのプライドをばかにするんじゃないよ...まあこういう仕事はあんまり乗り気はしないけどね...やってやるよ。ただし成功報酬は相場の倍いただく。...は?こんなあぶない橋を渡らせるんだ。それぐらいもらって当然だよ。さいごに一応言っとくけど、あたしの存在をほかの誰かに話したりしたら鉄の弾丸があんたに向く。あんたみたいな最低なやつに銀の弾丸を使うのはもったいないからね。あんたはおとなしく金だけ払ってればいいのさ』ってことに違いねぇ!
本部に報告!本部に報告!勇者が危機!勇者が危機!
......なんてな。ははは驚いたか?最初に言っただろ、勇者はざわつかねぇって。犯人捜しもしない。塾に来てくれてるみんなを疑ったりもしない。分かるか、これが勇者度が高いということだ。まあ事実は事実として、本部に報告だけは入れておくがな。

って何の話だこれは!話をすり替えんじゃねぇ!

おいみんな!!
みんな勇者になりたくてここに来てるんだろ?
勇者である俺の話を聞きに来てるんだろ?
毎日全力勇者するって誓っただろ?
最初の気持ち忘れんじゃねぇ!!


さあ集中集中!勇者集中!
用意はいいか、名言の話続けるぞ。

さっきも言ったが、勇者が放つひと言にはみなぎるパワーが宿っている。このパワーはただの民に夢と希望を与え、いずれは世界を回す活力となる。どうだ、そう考えると勇者になるには相当な覚悟と勇気が必要だと思わないか。そして、そんな世界を回すようなひと言を言ってみたいとは思わないか。
いいか、これから紹介する勇者の名言は先人たちによるものばかりだ。それこそ何十年も前、さらにはもっと前のもの。そして、今俺の目の前にいるみんなはもしかしたらその血を引いてるかも知れねぇ。...お、いいぞその緊張感。それだ、それなんだよ。勇者であることを自覚した時、人は本当の勇者になれる。



☆キラキラ勇者ランキング
~ 名言劇場へようこそ! ~




No.5

-解説-
「え!うそ5位?!勇者名言フェスで殿堂入りしたこの有名な言葉で5位なの?!なにこのランキング!」とみんなは思うかも知れないが、訳ありで5位だ。
重厚な言葉の羅列に盛大な勇者感、そこから生まれる夢と希望と愛の世界...のはずだったのだが。実際はこの言葉が持つ勇者にしか分かりえない世界観がただの民にはうまく伝わらず、一部の勇者界隈で『そっかただの民にはわかんないか』となり、皮肉にも勇者とただの民との格差ギャップを生むことになってしまった。この頃から、勇者はただの民から崇められるがただの民は勇者に蔑まれるという地獄絵図のような構図が出来上がり、現在に至る。
参考文献「勇者組合250年史」


No.4

-解説-
俺の知る限り...いや、長い勇者組合の歴史の中でもこれほどストレートに勇者の勇ましい姿を表現できた言葉は少ない。もはや具現化したと言ってもいいだろう。
当時のただの民たちの細々とした脆弱な暮らしの中、勇者はとにかく開ける。行くところ行くところで手あたり次第に開ける。とにかく開けまくるその姿には一切の躊躇も感じられない。そんな勇姿をうらやましそうに見ていたただのどもに向かって勇者が夢と希望の言葉を言い放つ。そんな風にこれまで語り継がれてきたこの言葉。意味としては『勇者に開けないという選択肢は無い』だったが、ストレートすぎたのが災いし、そこから転じて現在では『どうせ開けられないんでしょ?だってただの民だもんね』というただの民を皮肉るシーンでよく使用されるように。とにかく開けた結果がこれだから時の流れは残酷だ。


No.3

-解説-
現在ではパワースポットの頂点に君臨している滝。毎秒数トンという圧倒的な水量から発生する水しぶきとハッピーマイナスイオンを全身に浴びたい!みんなもそう思うかも知れない。しかし、そんなことを思っているうちはやはりただの民なんだよ。なぜなら、勇者にはその必要が無いからだ。
これはあまり知られていないが、実はハッピーマイナスイオンは勇者自身からも放出されている。つまり勇者自身がパワースポットであり、わざわざ滝に行っても得られるものは何もない。よくてせいぜい水しぶきが飛んできてキャピキャピできる程度。そこで巻き起こる疑問、なぜこの言葉が生まれたのか。当時の滝事情に詳しい先輩勇者に聞いてみたところ、『ごめん今忙しいからその話また今度で』という回答。滝に行きたがる勇者...圧倒的な謎に包まれるあたりも勇者らしいといえば勇者らしいか。


No.2

-解説-
勇者は客人を大事にするもの。このおもてなしの精神から偶然生み出された名言中の名言。勇者組合本部ビルの入り口にもこの言葉が書かれた看板が堂々鎮座している。知名度が高く、勇者に憧れるただの民たちの間でもこぞって使われているようだ。
勇者の晩餐では、おでんは定番だ。ただのどもの間でもおでんはよく食べられているとは思うが、それとはレベルが...いや、次元が違う。おでんの概念を覆すのが勇者おでんということだ。これがどういうことかと言うと、その言葉の通りだ。まあ分かりやすく言うと、ただの民が作るおでんのように何種類も具を入れるようなことはしないのが勇者ということ。勇者おでんの具は基本的に冷凍たこやきとカニカマを入れる。冷凍たこやきが手に入らなかった場合、冷凍チヂミでも可。味の染みたたこやき3個とカニカマ1本をお皿に入れ、つゆをかけ、青のりをたっぷりかけて熱々を食せ。箸なんか必要ねぇ串で食べろ、フーフーしたら負け、やけど上等だよ。


......


さて...と、みんなどうだ。名言ランキング。勇者度が高いってのはこういうことを言うんだよ。このあとNo.1をみんなに伝えようと思ったが、時間の都合上今日の勇者塾はここまでだ。また次回だな。
...なに?!回りくどい解説はいいから名言だけ知りたいだと?!
なんて図々しい!図々しい勇者とかだめだろ!大いに反省しろ!だけどな、俺は優しくて立派な勇者だからしょうがなくその要望に応えるとするか。いいか、名言を伝えるからな、次回までに予習しとけよ!






No.1







あ、ロンパメです。





この不審な塾の勇者おでん話を聞いた『おでんはたまごとか大根とか練り物とかとにかく様々な種類の具を入れる派』だったほぼ全員が「え、やだわたしってもしかしてただの民だったの?!」ってなって一斉に民離れと練り物離れが始まっちゃって売れるのはカニカマだけになって練り物を加工製造販売する業者という業者の社長が「なんか最近アレだからさ、カニカマだけにしちゃおっか」って安易な発想力を発揮しちゃって軒並みカニカマ専門に移行してカニカマの種類が増えすぎてスーパーマーケットの練り物売り場が一面真っ赤になったから「社長!このままではだめです!他社のカニカマと差別化を図らないと売れるものも売れません!」っていうカニカマ前提の方向性を誤った不毛な計画が遂行された結果長さ1m級のBIGカニカマとか細さを追求した脅威の幅5mm極細カニカマとかカニカマ好きに捧ぐ超ド級1kg塊カニカマとかが販売されるようになっちゃってスーパーマーケットの店員さん同士が「なんか最近のカニカマって変な形のが多いと思わない?ちょっと陳列しにくいわよね」って感じの愚痴をこぼしていそうでしたが、先日は北陸マツダ開発本店に行ってきました。



前回のブログでお伝えした通り、しろデミちゃんは法定12か月点検を受けてきたわけですね。

これが12か月点検。

(何かのスプレーが世界を救う)

で、点検が無事に終わったので近くの公園に移動したんです。



そうしたらしろデミちゃんは12か月点検効果によりかわいさがみなぎってこの街を代表するかわいい1号車としての誇りを胸に「今日点検してた車の中でいちばんかわいかったんだから!」って感じのバリバリかわいい1号車セリフを言い放ったらほんとにかわいくってざわつく公園!(語彙力)

こんな風にね!

(遊具な)

間違えました。

(間違え方は1号車級)

かわいいから何でも許されますよね。

(図々しさも1号車級)

あ、かわいさが罪なのかも。

(そっか)

さて先日、冬の雪対策としてしろデミちゃんの車高を2cmほど上げました。なので、これからお見せする写真が今年最後のほんとのしろデミちゃんの姿です。車高がどうであれしろデミちゃんがかわいいのに変わりはないのですが。

それってこんな感じかも!

(忘れないからね!)

みんなありがとう!

(絶対戻ってきてね!)

でもこのかわいさはね!

(うんうん!)

誰にも渡さないんだから!!

(なんとぉーっ!!)






“恋する瞳に映り込んだ
 シャインマスカットと笑顔の横顔”





お寿司おいしいね。
そうだねー。
ん?何食べてんの?ケーキ?
違うよアイスケーキだよ。
ふふ、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/10/20 15:09:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月15日 イイね!

interviewで胸キュン時間泥棒パーリナイ!無理ね...もう誰にも止められないわしろデミちゃん

interviewで胸キュン時間泥棒パーリナイ!無理ね...もう誰にも止められないわしろデミちゃんすさぶ北風に震えても
 肩寄せ合い歩くお泉水通り


「やがて暴走 Two thousand sheep」


またシャッター...これで36枚目...。


この町には古い商店街があって、俺の記憶の中では地元の人たちが通って毎日賑わう場所だった...はず。実際俺も子供の頃は親に連れられてよく歩いたし、中学高校と夜遅くまで友達とゲームしたりご飯食べたりして楽しませてもらってた。


......


そんな俺は高校を卒業した後、実家を出て県外で就職した。あ、俺の名前は城実出実助。...名前の由来はどうか聞かないでほしい。俺自身、この名前をつけた親の心情にはこの歳になってもまだ納得いってない。
そんなこんなで就職から5年が経った頃、県外での生活に限界を感じた俺は親の心配もちょっとあったりして故郷に帰ってきた。休みの少ない仕事だったからこの5年の間はほとんど帰ってきてなくて、久しぶりの故郷の景色は、俺を迎え入れてくれているかのようにとても温かく見えた。
疲れていたのもあってすぐに仕事に就く気にはなれず、思い出の場所巡りっていう総員赤面レベルの青春ノスタルジアな行動を敢行した。

「俺は帰ってきたんだ!」

まだこの町の人たちには知られてないけど、誰も待ってないと思うけど!


......


古びた学校、丸い橋、フレンドリーが過ぎて雑談で一日が終わりがちな郵便局、火力は基本全開だからっていう店主の迷惑全開なこだわりのせいで漆黒の塊が次々に生み出されるお好み焼き屋、人が大勢集まる病院、マレラーが蔓延る河川敷、灯油売り場に優しくないおじさんがいるホームセンター、笑い声の絶えないドラッグストア、歴史しか感じない駅、暇さえあればファッションセンター。...どこも昔のまま変わってない。俺は、安心したような残念なような不思議な気持ちになった。そんな気持ちのまま、交差点の信号が青に変わるのを待っていた。

「...むっ?!」

ひとつ先の交差点からまっすぐに伸びる商店街が目に入った。一瞬で、スゥワワァーっと子供の頃の記憶がよみがえってきた。しかし、気分が高揚したのも一瞬だけだった。

「...ぬっ?!」

遠くからでも見えてしまった。鉄壁の守りを予感させる銀色のシャッターが右に左に何枚も。...信号が青に変わる。でも足が前に進もうとしない。信じたくないんだ。俺の記憶の中では地元の人たちが通って毎日賑わう場所だった...はず。
...見間違い?そ、そうか、見間違いかも知れない。目を閉じてゆっくり深呼吸をしてみる。ははは、どうかしてるぜ俺。幻...うん幻を見てた。蜃気楼的な何かかな。毎日のようにお祭り騒ぎだったあの青春商店街がまさかシャッター通りに成り果てるわけないか。あーばか俺のばか。

「信じようぜ俺たちの青春を!」

壮大なひとり言を叫びながらゆっくりと目を開ける。...信号は赤に変わっていた。横断歩道を歩くカラスがいて、そのカラスはそのまま青春商店街へと消えていった。

「...くっ?!」

辛いことがあると現実逃避に走るのが俺の悪い癖。でもすぐに察した。この交差点で立ち尽くして信号の色が変わるのを何度も見送るのが何年振りかにこの町に帰ってきた者たちの通る道なんだ。...だめだ、頭では分かっていても心が泣いている。いや、すでにうるうると涙ぐんでいた俺は何も考えられなかった。
この気持ちの落としどころを見つけたいと思っていた時、さっきのカラスのことを思い出した。...カラスが呼んでいる。そう確信した俺は信号が青に変わるのを待って、さっきのカラスの後を追って青春商店街へと足を踏み入れた。

「...なっ?!」

カラスはただ歩いていただけだった。カラスは俺の姿を見ると、面倒くさそうにトットットっと小走りで隠れるように路地裏へ入っていった。そして俺は、自分の目を疑った。な、なんだ...これは一体...?!
遠くから見えたシャッターが商店街の奥の方までズラッと並んでいる。まるで静まり返った夜中の商店街のようだ。平日の夕方なのに誰ひとり歩いていない。俺は幻に見えたシャッターの枚数を数えながら、商店街の奥に向かって歩き始めた。いーち、にーい、さーん...。

「さ、さんじゅうご...」

ほとんどのシャッターには貼り紙がしてあって、長らくのご愛顧ありがとうございました、と書かれていた。あまりの人のいなさ加減にコンビニまでもが撤退する始末。それでも豆腐屋、八百屋、花屋、そして赤提灯が灯る飲み屋だけが細々と店を続けているようだ。

「みんな...お疲れさま」


......


それからほどなくして、俺は職に就いた。工場で日中だけの準社員。青春商店街が心配だった俺は、仕事終わりに毎日のように赤提灯に通った。

「まばたき青春...くそっ...」

俺は初めて口にする言葉をこぼし、コップ酒で唇を湿らせた。酒が回れば回るほど、虚しさとやるせなさが倍増するという無情仕様。仕事が手につかなくなる程じゃないけど、なにか浮足立っているような感覚でついぽーっとしてしまう。と、そんな時、赤提灯の店主と奥に座っていた常連客が会話をし始めた。

『マスター、今日も暑かったねぇ』
『ははは、何言ってんだい』
『そっか』
『......』

ふと時計を見ると、夜の8時をまわっている。そうかもうこんな時間か締めにおにぎりでも頼もうかと思って本日のおすすめ黒板に目をやった瞬間、俺の心の中にあった虚しさとやるせなさが鬼の速さで消えた。
たこやきがあるではないか。俺の大好物のたこやきが。よく見ると“お試し期間中”と、小さく注意書きしてある。店主の手作りだろうか。なにはともあれさっそくオーダーした。

「...ふにゃっ?!」

しばしウトウトとしてしまって、ふと時計を見ると、夜の9時をまわっている。だめだ飲み過ぎたかな、たこやきを食べてからの記憶が無...ってあれ?たこやきを食べた記憶が無...っていや絶対食べてないし俺。っていう旨の悩みを店主に伝えたら、あ!ごめん作るの忘れてた!これから作るからだいたい40分くらい待てる?っていう旨の答えが返ってきて気絶しそうになった。
しょうがない、たこやきはまた今度だ。そう思ってお会計をしようとしたが、奥に座っていた常連客に先を越された。

『マスターごちそうさまー』
『まいどー』
『いやぁたこやきおいしかったよー』
『お会計6,900円ね』

俺は常連客をキッと睨みつけた。赤提灯がたこやきをめぐる戦乱の地と化す。でもすでに勝利とは程遠い状況にあって、気が狂いそうな俺は小さな抵抗として、常連客の帰り際を狙って足をひっかけてやろうと考えた。と、その時だ。赤提灯の店主と常連客の会話には続きがあって、まさかの話に俺はこっそり歓喜した。
今日こうしてここで飲んだくれていなければ、店主がたこやきを作るのを忘れていなければ、赤提灯の店主と常連客の会話の続きを聞くこともなかった。

「シャッターの神に感謝ですな」

俺は謎の神に礼を言い、赤提灯を後にした。


......


あれからひと月。仕事終わり、いつものように商店街を歩いていた時、俺は愕然としてその場からしばらく動くことができなくなった。...またシャッター...これで36枚目...豆腐屋だ。シャッターにはいつもの貼り紙。なんでこうなっちゃうんだ!俺には負のシャッター連鎖は止められないのか?!くそっ...!

「頼んだぞ!たこやきお嬢さま!」

俺は赤提灯の店主と常連客の会話の続きを信じてやまなかった。でも、勝手な期待だったのかも知れない。...いやいや!俺が信じなくて誰が信じてくれるっていうんだ!負けるな俺!信じる心!それが大事!よーし今一度思い出そうじゃないか赤提灯の店主と常連客の会話の続きを!確かこんな感じだった!

『そういやマスター』
『なんでやんしょ』
『たこ好き?』
『普通』

俺は右膝と右手のひらを地面につき、うなだれた。自身の強すぎるたこやき愛が赤提灯の店主と常連客の会話の続きを都合よく大幅にプラス補正して青春商店街にたこやき屋が新しくオープンしてなんとその店長はたこやきお嬢さまっていう風に勝手に解釈していた疑惑が浮上したからだ。
紛らわしい会話をするんじゃない!...俺は憤り、目の前を歩いていたカラスを追いかけた。カラスは何も悪くない。

「...はぅっ?!」

カラスを追いかけていたら、つい赤提灯を通り過ぎてしまった。って、あれ?赤提灯が無い?って、うそ...シャッター閉まってる。そ...そんなばかな...俺聞いてない!やだやだやだ貼り紙してあるしこれってまさか...そーっ。なにぃっ?!本日都合によりお休みさせていただきます。
紛らわしい貼り紙をするんじゃない!...俺は憤り、再びカラスを追いかけた。繰り返すが、カラスは何も悪くない。

「...ぬぉっ?!」

カラスを追いかけていたら、商店街の奥の方まで来てしまった。って、あれ?シャッターが...開いてる?明かりもついてる...?俺は新店オープンの可能性を信じて、そーっと覗きこんだ。するとそこにいたのは、紛れもなく清楚で可憐なお嬢さまだった。清楚で可憐なお嬢さまは右手にたこやきピックを持っていた。
店名“ぼっタコりたこだんご”、プレオープンは3日後だった。俺は赤提灯の店主と常連客とカラスに謝ろうと思った。

「サンキュ、シャッターの神」


......


この2日間、俺は仕事が手につかなかった。たこやき補正を抜きにしてもあの清楚で可憐なお嬢さまのことばかりを考えてしまっていたからだ。青春商店街に新しい店がオープンすることももちろん嬉しい。でも今は、あの清楚で可憐なお嬢さまのことが頭から離れない。
一目惚れと言うといささか稚拙で、恋と呼ぶ程の自信があるはずも無く、なんともファジーな俺の感情。...そして蘇る青春。

「あの...名前教えてください!」

...ださいぃ...さいぃ...いぃ...。風呂場の中を恥ずかしい言葉がこだまする。やばい、ついファーストコンタクト時の練習をしてしまった。目的はたこやきだったんだった。うん、自然にいこう自然に。しかし俺の妄想は止まらず、湯船に浸かる時間が過去最高の長さになった。
明日、ぼっタコりたこだんごのプレオープンは夕方6時まで。夕方5時で仕事が終わったら、他に類を見ない程の猛烈な駆け足で青春商店街に向かおう。

「久しぶりに羊でも数えるか」

羊は2000匹を超えてきて、永遠かと思った。


......


羊を数えることによる睡眠の質だだ下がりの程度は著しく、睡眠妨げ効果としては“自己完結型”という点で最高峰と言える。俺は明け方5時にそう悟った。でも今は、睡眠不足であっても今日の喜びの方が勝ってる。俺の大好きな青春商店街に新店がオープンする、しかもたこやき屋、しかも清楚で可憐なお嬢さま。
仕事中も浮足立ちすぎて、本当に地面から2cmくらい浮いていそうな感覚で、“あれ?背伸びた?”と言われそうだった。

「...ふぬぁっ!」

5時になった。仕事をした記憶が無いくらいに一日があっという間だった。俺はパパパッと帰り支度をして、清楚で可憐なお嬢さまが待っている青春商店街へと走った。光速に迫るスピードで走る俺。すれ違った人がいたとしても、風が舞ったくらいにしか感じないだろう。

「...くはぁっ!」

キキキキキッ!急ブレーキ!...さ、財布が落ちている。くっ!こんな時に!俺は先を急がねばならぬ身...でも悪意ある人に拾われてしまっては見知らぬ落とし主がかわいそうだ。ここからは時間との勝負だ。もはや迷っている時間すらも惜しい。少し遠回りにはなるが、俺は財布を手に鬼の形相で交番へ駆け込んだ。

「拾得の手続き、5秒コースって出来ます?」

鬼の形相がいけなかったのか、『いや5秒とか無理、というかコースなど無い』と無表情で言われ、10分間という貴重すぎる時間を費やしてしまった。まさかこんなところで地獄の門番に出くわすとは思ってもいなかった。...そう、地獄に鬼は付き物ということ。良心と引き換えに時間を奪う門番。
手続きを終えた俺は、青春商店街の奥の方までとにかく走った。空を飛んだ方が早いと思ったけど、俺は飛べなかったんだった。

「...ま、間に合った」

シャッターの神は見ていてくれたんだ。


......


鮮やかなネオンで光るぼっタコりたこだんごの看板。なんと神々しい。たこやきを清楚で可憐なお嬢さまが作るというシチュエーションだけでよだれ...じゃなくて、胸が高鳴る。そして、ファーストコンタクトのセリフを考えてみる。
お嬢さまはまず間違いなく『いらっしゃいませ』と言うはず。それに対して『たこやきひとつください』では普通すぎる。第一印象が大事だからな。そうだな...『3日前からあなたのことが好きでした』でいくか...ってばかばか俺の行き過ぎた妄想ってオブラートゼロ!第一印象ストレートに勢いのある変態で確定する!

「...ちょっ!?まっ!」

5時55分。あぶない、時間を忘れた妄想賢者になりそうだった。初回は自然体でいくのが一番だと思いなおした俺は落ち着きを取り戻し、ぼっタコりたこだんごの入口のドアを優しく開けた。...そこは、夢の世界への入り口だった。

ガラガラガラ...

『...らっしゃーい』
「あ...の...た...こ...」
『...は?』
「いやその...た...こ...好...き」
『...なんだお前?気持ちわりーな』
「あ...ごめんなさい」
『たこやき買わねーなら帰れよ』
「...ひゃうっ?!買う買う買います!」

ようやく会えた清楚で可憐なお嬢さま。見た目と話し方のギャップには少し戸惑うけど、この青春商店街に、今まさに青春が訪れている。そんな俺。

『たく...店じまいギリギリに来やがってよー』
「えっ...すき...いやすみません」
『あぁ?!なんか言ったか?」
「...?!いや何も!好きとかなんて何も!」
『...お前やっぱ気持ちわりーな』
「...ど、どうも」

清楚で可憐なお嬢さまと会話できたことによる高揚感から俺の妄想は加速し、ついに妄想賢者が覚醒する!

『で、何本食うんだよ』
「あ...あの...教え...教えてください!」
『は?!こっちが聞いてんだよ!何本だよ!』
「な、な...名前教えてください!」
『は?看板に書いてあんだろ」
「...お店じゃなくてお嬢さまの」
『お嬢さまってあたしのこと言ってんの?』
「うんうんうん!」
『...たこやき食ったら教えてやるよ』
「♫」

ぼっタコりたこだんごのたこやきは“だんご”というだけあって、たこやきを串にさして提供するスタイルだ。ひと串にたこやき3個。串からたこやきが落ちてしまわないように、あえて固めの生地にしている。プレオープンの今はソース味だけだけど、今後は他の味の展開も考察中。

『ほら焼けたぞ、2本な』
「...きたー、念願のたこやき」
『はやく食えよ』
「いや焼きたてやけどするでしょ」
『だからいいんじゃねーか』
「いや意味分かんないです」
『お前めんどくせーな!いいから食え!ほら!』
「ちょっ?!やめ...!あっつ!いやあぁぁぁ!!」
『あはははは!ウケた』
「...み...水」

天真爛漫なお嬢さまの笑い声に癒されながら、俺はやけどした。でも、久しぶりに食べたたこやきはおいしかった。

『今日財布無くしてよー』
「財布?...あ、さっき拾いましたよ」
『なに?!』
「道に落ちてて」
『おぉ!助かった!じゃあ返せ』
「返せって...もう交番に届けましたよ」
『ちっ!なんでここに届けねーんだ!』
「え、いやふつう交番でしょ?!」

今日の自分の行いに自分で感謝できる。いや、これは神の仕業なのかも知れない。シャッターの神にも感謝しよう。

『2本で...そうだな...6,900円な』
「たっか!たこやきにあるまじき価格!」
『あたしのたこやきだ!文句言うな!』
「だってこれじゃあぼったくり...」
『は?看板に書いてあんだろ』
「堂々たる店名よ!」
『いいから払え!』
「そ、そんなぁ」
『払わねーと...』
「は、払わないと...?」
『地獄の門番を呼ぶ』
「えぇ~っ?!」

全貌が明らかになった。清楚で可憐なお嬢さまの出で立ちに吸い寄せられ1本3,450円というたこやきの前に屈し泣き寝入りする者が後を絶たないというのがぼっタコりたこだんごのからくり。
でも俺は嬉しかった。青春商店街に新店がオープンしたこと、たこやきが食べられたこと、そして...恋に出会えたこと。

『はやく帰れよ』
「え?」
『え?じゃねーよ、帰れって」
「えー?」
『もう食べたんだろ?!はやく帰れ!』
「名前教えてもらうまで帰りません」
『ちっ...おぼえてたか』
「お嬢さま?」
『その呼び方やめろ!恥ずかしい!』
「で?」
『うっ...』
「教えてください」
『...聞いても笑うんじゃねーぞ』
「はい」
『絶対だぞ』
「はい」
『あたしの名前は...』


......


これはたこやきが導く青恋春恋物語。
青春を追い続ける青年は、
羊の皮をかぶった狼お嬢さまに出会う。
様々なギャップを互いに感じながら、
串にさしたのは固めのたこやき。
次のシャッターが開いたら、
ふたりで新しい一歩を踏み出そう。
そんなたこやき物語。






あ、ロンパメです。





この物語を耳にしたほぼ全員の発想が「え?羊数えると眠れないんだったら逆にたこやき数えた方が効果あり的な予感しか当時はしなかったけど逆に今はむしろたこやきを数えることでしか眠れない気がするほどのたこやき信者ですけどそれがなにか」ってなって休み明けの月曜に仕事で疲れて帰ってきてやれやれって感じでご飯食べてお風呂入ってさあそろそろたこやきを数えながら寝るかなって思って布団に入ってたこやきを数え始めた結果「たこやきがひとつ、たこやきがふたつ、たこやきがみっつ、たこやきがよっつ、たこやきがいつつ、たこやきがむっつ、たこやきがななつ、たこやきがやっつ、たこやきがここのつ、たこやきがジュウ~ッ!」ってなってたこやきを数えたほぼ全員が寝入り10秒でたこやきのくちになっちゃって真夜中のコンビニがたこやき信者で溢れかえっていそうでしたが、先日は何の変哲もない駐車場に行ってきました。



この何の変哲もない駐車場では、そこにあるすべてのものが何の変哲もない様子でたたずんでいました。

例えば三角コーンとか。

(哀愁コーンの最終形態)

で、そんな何の変哲もないもので溢れかえる(言い方)駐車場にいたしろデミちゃんは「ふふん、へんてつさでわたくしのみぎにでるものはいませんわ」って感じの間違った強がりを言い放ってかわいさをぶちかまし始めちゃって辺りが騒然としちゃってそして誰もいなくなってやっぱかわいいって最強だって思うぜっ!!(語彙力)

それってこんな感じかも!

(天使級のかわいさ)

エンゼルランドにいるみたい。

(え?なにそれコンビニ的な何か?)

エンゼル同士の争いに巻き込まれたい。

(歪んだ欲望)

エンゼルと恋バナで盛り上がりたい。

(それは同意)

さて、前回のブログでわたしはこう宣言しました。

来週の日曜日、9月1日
しろデミちゃんは
北陸マツダ開発本店で
法定12か月点検を受けるんだぜ!


☆前回の爆裂ラブリーブログはこちら
pickyな思考が好みテイスト姫的に!嫌いじゃないわそういうところしろデミちゃん

しかしながら、実はまだ法定12か月点検を受けられていません。よくある大人の事情ということで...そのあたりはお察しください。
そして今日、北陸マツダ開発本店に行ってきます。そう、これからです。これはリアルタイムです。現実です。嘘じゃありません。本当です。だって予約してあるから間違いないし点検月9月だし行かなきゃだし行ったら北陸マツダ開発本店がしろデミちゃんのかわいさで包まれてみんな笑顔になって「なんか今日の北陸マツダ開発本店って光り輝いてない?...あ、かわいいからか」ってなって結果すげーいいっ!!(語彙力)

こんな風にね!

(文章と写真の不一致さよ)

このかわいさをもってすれば!

(もってすれば!)

完全攻略も不可能じゃない!

(何を攻略するか知らんけど!)

やってやろうじゃないっ!!

(なんとぉーっ!!)







“星空の下で見つけたもの
 ふたりの光り輝く未来とバナナ”






あんたまた悪さして!
え~あたし悪くないし~ぜったい~。
まあかわいいから許す。
あはは、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/09/15 10:33:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月25日 イイね!

pickyな思考が好みテイスト姫的に!嫌いじゃないわそういうところしろデミちゃん

pickyな思考が好みテイスト姫的に!嫌いじゃないわそういうところしろデミちゃんカナディアンカーディガン
 秋風纏って走り出す花月橋通り


「恋のシグナルはニュースキャスターに」


「それでは本日のゲスト」
「...こ、こ、こんにちは~」
「出実大学准教授の城実先生です」
「あっ...はーい、こ...こんにちは~」
「わ~!城実せんせ~い!ぎゅーっ!!」
「なっ?!ああっ!...きゅ...急になに~?!」
「すっごく会いたかったんです~」
「ぽっ...」
「あれ~?」
「...」
「先生大丈夫ですか~?顔赤いですよ~」
「...へ、平気...平気です」


......


『オッケー!ちょっと一回休憩入れようか』


......


「城実、リハーサルだからリラックス」
「あ...だ、だよね...リハッサス...」
「あははリラックスだし♪」
「あ...リ、リラックス...」
「そうそうはい深呼吸!息すって~」
「え?あっ、えっと...すう~っ」
「はいて~」
「ふゅろろろろ~ん」
「え~なんか城実の深呼吸変じゃない?」
「え?...で、でも...物心ついた時から...」
「こわれたインターホンみたい」
「え?!...わ、わたしこわれてないし!」
「わあ~...城実って怒った顔もかわいい」
「ぽっ...」
「あれ?」
「...」
「先生大丈夫ですか~?顔赤いですよ~?」

ガタッ

「...わたし、帰る」
「はっ?!うそでしょ城実?!」
「わたしやっぱりこういうの向いてない」
「あ~っ!ごめんごめん待って城実~!」
「テレビ出演なんて最初から断ればよかった」
「そんなこと言わないで~!」
「やだったらやなの」
「番組...ううん、私を助けると思って~!」
「...どういう意味?」
「城実とりあえず座って!」
「もう...しょうがない...で?」
「実は私ね...」
「うん...」
「今の番組の司会交代させられそうなの...」
「...ふうん」
「視聴率悪いの私のせいみたいになってて」
「そんなの...番組も勝手ね」
「でしょ?!だから城実だけが頼りなの!」
「わたし...何の役にも立たないよ?」
「そんなことないって~」
「そんなことあるもん」
「はい謙遜発動中~」
「け...謙遜じゃなくって...事実だもん」
「城実が配信してる動画大人気らしいよ?」
「そんなことない」
「また謙遜発動~」
「それはいいから!それで...なに?」
「だから城実人気に乗っかって~」
「うん」
「司会者として一気にスターダムを...」

ガタッ

「わたし帰る」
「?!...あーっ!うそうそ違う違うごめん!」
「何が違うのよー?」
「利用するとかそんなんじゃなくって~」
「言い訳はやめて」
「最後に城実との思い出を作りたかった」
「え...?」
「番組とか司会とかはどうでもよくて...」
「...うん」
「ん...大好きな城実と一緒にって思って」
「えっ...」
「今度ごはんおごるから、一緒に、ね?」
「ぽっ...」
「あれ?」
「...」
「先生大丈夫ですか~?顔赤いですよ~」
「う...ほ、ほらもう時間!行くよ!」
「やったー」


『はい本番5秒前!...4...3...2......』


タータタタター♪
タッタラタッタラタッタター♫



「それでは本日のゲスト」
「...こっ!こんにちは~!」
「出実大学准教授の城実先生です」
「あのっ...えっと、し、城実です~」
「先生、お会いできて光栄です」
「え?」
「先生が配信される動画、人気ですね」
「あ、そ...そう...ですか」
「動画配信を始められたきっかけは?」
「え?」
「動画ですよ、きっかけは何ですか?」
「...え...着の身着のままっていうか...」
「はい、それで?」
「へっ?あ...その...勢いっていうか...」
「ええ、それで?」
「えっ?!いや...だからその...」
「その、なんですか?」
「な...なんかリハーサルと違...」
「勢いというとどのような?」
「どのようなって...台本にそんなの...」
「それはつまり?」
「うっ...いやそんな特に深い意味...」
「深い意味がおありなんですね」
「いや違...」
「CMの後その意味をお聞かせください」
「ちょ...そんな...困...」


タータタタター♪
タッタラタッタラタッタター♫

-この番組は
 ご覧のスポンサーの提供でお送りします-



『オッケーCM入った!セカンズ60で!』


「城実いい感じじゃん」
「ありがと...っていやおかしい絶対」
「ん?どした?」
「ん?どした?じゃないよ何今の進行?!」
「え?なんか変だった?」
「リハーサルの無意味さよ」
「ああ...あ、ADちょっと水持ってきて」
「ちょっと...聞いてる?!」
「え?なんだっけ?あ、城実も水いる?」
「あ、もらおっかな...っていやちょ...」
「あ!CMあけるよ!」
「え!もう?!」
「セカンズ60はね、業界用語なのよ」


『はいCMあけるよ!...4...3...2......』


タータタタター♪
タッタラタッタラタッタター♫



「さて先生、動画の話の続きを」
「だ、だから続きもなにも...」
「動画のタイトルを教えてください」
「タイトル?」
「ええ」
「あの...恥ずかしいんだけど」
「“あの...恥ずかしいんだけど”ですか」
「え?!違う違う違くて」
「違うんですか?」
「タイトルは...」
「はい」
「“ひとり上等たこパで孤独を紛らわす”」
「ふ...深い」
「いや別に深くないし恥ずかしいし」
「では動画の内容を教えてください」
「内容って...タイトルのままっていうか」
「せ...切ない」
「いや別に切なくないしたこパ楽しいし」
「で、先生はおひとりなんですか?」
「うっ...悪かったわね...っていうかそこ?!」
「な...泣ける」
「泣かれると切なくなってくる」
「たこパというのはどういったものですか?」
「逆に聞く、まさかたこパを知らんのか」
「“かたことパリ住人”の略ですか?」
「初耳!!どんな略よ?!表現揺れすぎ」
「“見たことのない景色inパリ”の略ですか?」
「またパリ!!いっかいパリから離れよっか!」
「“きたこれパイン入り酢豚”の略ですね?」
「自信ありげ!だが完全に違う」


タータタタター♪
タッタラタッタラタッタター♫



『オッケーCM入った!セカンズ60で!』


「いい調子だね城実」
「またセカンズ60...」
「城実、それでたこパって何?」
「えっ?!まさかほんとに知らないの?」
「うん」
「よくそれで司会やってたね」
「すごいでしょ私?...で?たこパって?」
「 “たこやきパーティー” の略」
「た...たこやき」
「幻滅した?ひとりパーティーなんて」


-ここで緊急ニュース速報です-


『ごめんみんな今日の番組収録中止!』


「城実、ごめん」
「なになに何が起きたの?」
「番組がね...」
「もうセカンズ60なの?!」
「ううん、ニュース入っちゃった」
「中止?」
「そう」
「そっか...」
「それより城実」
「なに?」
「これから城実んち行っていい?」
「えっ?!やっ急にちょっちょっ...?!」
「だめ?」
「だ、だ、だめ...じゃないけど」
「たこパ」
「えっ...?」
「これから一緒にたこパしよ?」
「ぽっ...」
「あれ?」
「...」
「先生大丈夫ですか~?顔赤いですよ~」
「...」
「あれ?もしかして泣いてる?」
「...見ないで」
「なんか困らせた?私?」
「...ううん」
「城実?」
「嬉しくて泣いてるの」




これはたこやきが結ぶ浮ついた恋の物語。
しがない司会者と、
孤独から抜け出せない准教授。
現実での接点を探し求める二人は、
片手に千枚通し、
片手にお玉、
そんな風にじゃれあいながら、
距離を縮めようと探り合う。
そんなたこやき物語。






あ、ロンパメです。




緊急ニュース速報で中止になってしまったとはいえ動画配信サイトのチャンネル登録者数8000万人を誇る超人気者が出演したとあってその視聴率の上昇は凄まじく『番組史に残る神回』とまで呼ばれはしたもののその番組そっちのけで人気急騰したのは当然たこパであって「ひとりでやるもよし、みんなでやるもよし、いつでもおうちで楽しいそれがたこパ」とか「たこやきは“買う”から“作る”時代へ」とか「たこパが家庭円満への近道!上手に焼けるたこやき講座受講生募集中」っていうキャッチが巷に溢れかえった結果タコ漁を営む方々や家庭用たこやき器とそれに付随する調理器具等の製造販売に関わる方々の生活が潤う一方でショッピングセンター内やお祭りに必須だと思われていたたこやき販売の店舗が軒並み姿を消していってしまっていそうでしたが、先日はクロミちゃんと一緒に砂利に行ってきました。



この場所はひと言で言えば砂利ですが、メルヘンな感じで言うとすれば『チョコレートみたいな高架と青りんごジュースの色にそっくりな森の間のちょっと不思議な砂利広場』って感じです。これがどういうことかと言うと、その言葉の通りです。
で、そんなメルヘン砂利広場(言い方)に到着したしろデミちゃんとクロミちゃんはさっそく遊び始めていましたが、しばらくして、しろデミちゃんのルーフに座って遊んでいたクロミちゃんがわがままを言い始めました。

うーん。

(クロミ様?)

うぅーん。

(どうされました?)

ルーフのうえはあついわね。

(でしょうね)

あたいボンネットにはさまりたい。

(は?)

クロミちゃんの発した言葉が謎めきすぎていて、希望する移動先がどこだか分かりませんでした。なのでよくよく聞いたところ、ワイパーとボンネットの間に入ってヒンヤリしたいという希望でした。クロミちゃんのわがままはいつものことなので、ワイパーとボンネットの間に移動させてあげました。

おもったとおりね。

(え、どういうことですか?)

わるくないわ。

(え、そうなんですか?)

アンタもたまにはやくにたつのね。

(なんだか知らんがありがたきお言葉!)

ほうびをとらすわ!!

(ははぁーっ!!)

さて、来週の日曜日、9月1日、しろデミちゃんは北陸マツダ開発本店で法定12か月点検を受けてきます。しろデミちゃんも9年目に突入するわけですが、今のところ特に異常は感じられずいい調子です。まあつまりは、9年経っても色あせないかわいさがすべてを忘れさせてくれてこのままかわいくハッピー20thアニバーサリー目指して爆裂ラブリー街道まっしぐら!!(語彙力)

それってこんな感じかも!

(そ、そんな...)

そのままの君でいて。

(だがあえて言わせてもらおう)

いつも見てるからね。

(爆裂ラブリー街道まっしぐら)

ゴーゴー!ファイトー!!

(なんとぉーっ!!)






“え?声がどっかいった?!風邪?
 大丈夫安心して、僕が治してあげる”





昨日の夜花火見てたんだけど、
紫色と黄色の花火が一番きれいだったよ。
ね、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


あ、もちろんクロミちゃんもね!


ロンパメバーグ
Posted at 2024/08/25 22:16:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「deepが本命パケ買いしてなお幾久し!それで...勝てる見込みはあるのかしらしろデミちゃん http://cvw.jp/b/1746028/48437524/
何シテル?   05/18 16:14
こんにちは、LONPAMEです。 あ、ロンパメで大丈夫です。 車が好きで、車を運転するのも好きです。 でも整備系は全く出来ないので、 全部プロにお任せしてい...

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DEMIO 15MBに乗っています。 色はスノーフレイクホワイトパールなんとかです。 ...
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