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2024年05月19日 イイね!

encoreはバラード一曲涙枯れるまで!あなたって見かけによらないのねしろデミちゃん

encoreはバラード一曲涙枯れるまで!あなたって見かけによらないのねしろデミちゃん知ってか知らずか
 過ぎ行く夏を知らせるひぐらし


「じゅもんがちがいます」



「よいかシロミ」
「モグモグ...」
「我が家には先祖代々から続く言い伝えが...」
「んー!」


モグモグ...ゴクッ
慌てて口の中のトーストを緑茶で流し込んだ。


「うんうん分かったっておじいちゃん!」
「こらシロミ!ちゃんと聞かんか!」
「その話前も聞いた!」
「何度も言わんと忘れるん...」
「ごめん学校遅れるからまた今度聞くね!」


ガチャッ
右手にかばん、四角いキャラメルをほおばる。
「行ってきまーす!」


......


朝日を受けて初夏の装いを始める街路樹、犬と散歩に出かける高齢の夫婦、手を振って子どもの通学を見送る女性、家庭ごみを収集する塵芥車。そんなありふれた日常を横目に、人の流れを上手に避けながら駅へと走る。
今年17歳になるシロミは、見た目も性格も活発な高校女子。毎朝のように遅刻ぎりぎりに家を出て、駅まで走っていく。そんな、平凡な毎日を送っていた。



「アミ、おはよー」
「おはよーってぎりぎりじゃんシロミ」
「そぉー?」
「休みかと思った」
「これでもいつもより早く出たんだよ」
「そうなの?」
「だってまたおじいちゃんがさ...」


キーンコーンカーンコーン
『はい席についてー授業始めるよー』


いつもの朝、いつもの学校、いつもの友達。そして世の中は変わり映えなく、ただただ先へと進みたがる人生と年齢。過去だとか未来だとかは人々の想像でしかなく、現実のこの世の中では現在を生きていくことで精一杯のはず。だから時には、こんなもんだろうと割り切って楽な気持ちになりたい。楽を選んだとて、誰からも咎められはしない。


キーンコーンカーンコーン


「アミーやっとお昼よー」
「だねー」
「あーおなかすいたー」
「シロミさっきからそればっかり」
「だってーしょうがないじゃーん」
「ちゃんとお弁当持ってきた?」
「えっ?うそ...あっ!あったあった」
「そっか」
「変なこと言わないでよぅ心配になるぅ」
「ふふ...で、朝の話」
「ん?」
「おじいちゃんの話の続き」
「あーあれね」
「聞かせてよ」
「うーん...おじいちゃんっていつもね...」

 
- 先祖代々続く言い伝え -
 トリイノサキノウサギサマ
 メヲソラスナ フレテハナラヌ
 シンノココロヲトギスマサセヨ
 トビラガミエタナラバ
 コノムコトバデヒライテミセヨ
 コトバデヌモノ
 モドルコトカナワヌ



「へんなのー」
「でしょ」
「ふっかつのじゅもんみたい」
「なにそれ」
「で、ことばって?」
「ことば?なんだったかな、わすれた」


キーンコーンカーンコーン


また寝ぼけたことを...シロミはおじいちゃんの話を聞くたびにそう思っていた。孫がそんな気持ちで自分の話を聞いているとはつゆ知らず、同じ話を何度も繰り返すおじいちゃん。これが不条理な世の中ということか。だが、シロミはまだ気づいていなかった。不条理というか、不思議が自信の目の前に迫ってきていたことを。つまり、やり方はどうあれ、おじいちゃんは本気でシロミを救おうとしていたのだ。


「でさー4組の出実がさー」
「4組に出実なんていたっけ?」
「いるじゃんあの変な靴下はいてる」
「あーいるいるあの柄やばくない?」


ピピピピピピ...


「あ、シロミごめん電話だわ」
「いいよー」

......

「わかったーじゃあ帰るーはーい」
ピッ

「シロミごめんだわ」
「家?」
「うん」
「そっか」
「ハンバーガー私のあげる」
「えーまた太るしー」
「あはは、じゃあまた明日ね」
「うん、気を付けてね」


......


「モグモグ...わたしも帰ろ」


車窓に映る霞む夕焼け、疲れ果てて眠りこけるサラリーマン、ゲームに夢中な中学生、ヘッドホンから流れる音楽につい体がリズムを刻んでしまっているイケてるメンズ、吊り革が足りないくらいに混みあった電車の車内。これも日常。だが、この常日頃の中に隠れている大切なメッセージをシロミは見逃していた。先人の云うことは、聴いておいて損はないということだ。


プシュー
慌ただしく電車を降りる人の流れにのって駅を出たシロミは、いつもの帰り道をトボトボと歩いた。


......


「今日の夕飯なにかなー」

......


「あー宿題だるー」


......


「...あれ?神社?」


......


「こんなとこにあったっけ...?」








あ、ロンパメです。



この物語を見たほぼ全員が何かが始まりそうで何も始まらないこの壮絶なモヤモヤ感に包まれた結果世の中のおじいちゃんというおじいちゃんがとりあえず神のように崇められていそうでしたが、先日は風情のある建物の前に行ってきました。



軽量な15MB専用アルミホイールからこの重厚なかわいさを放つ3ピースホイールにすると、しろデミちゃんはどっしりとしたかわいい走り(謎)を見せてくれます。いい意味(謎)で。
で、わたし的には軽やかさよりもかわいさが重要なので、このホイールにした途端テンションが爆上がりして Let's go fire ! MAZDA ! MAZDA !

それってこんな感じかも!

( Fire な感じだぜ!)

盛って盛って!

(かわいい盛りすぎだぜ!)

いっくよー!

(よろこんで!)

MAZDA ! MAZDA !

( DEMIO ! DEMIO ! )

さて最近、かわいさ爆上がりが止まらないしろデミちゃんを見ていて思うことがあります。

“お前の一度きりの人生だ、後悔のないようにな”

ただ好きに生きるのではなく、
後悔のないように生きる。

人には欲がありますよね。カッコよさげな理屈じゃなくて、例えば、あんな服を着たい、あの靴が欲しい、あそこに行きたい、あれが食べたい、あの人に会いたい、とか。
遠い未来を考えすぎて我慢を感じて生きるよりも、もっと自然体で今の欲に素直に従って生きられれば、そこに後悔は残らないような気がして。

こんな風にね!

(確かに欲がすごい!)

アレ欲がすごいです。

(アレ欲爆上がり!)

アレ欲が止まりそうにありません。

(暴走)

あ...アレ欲が満たされました...

(いや急!急に満足気な様子!)




“面影ばかり探していたけれど
 僕のとなりに、今、愛があって”



でも時には我慢も必要かもね!
なので、やっぱりしろデミちゃんはかわいいです。


ロンパメバーグ
Posted at 2024/05/19 23:23:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「solutionが思いつき絶対味方なの!夢でも見ていたのかしらねしろデミちゃん http://cvw.jp/b/1746028/47757648/
何シテル?   06/02 10:30
こんにちは、LONPAMEです。 あ、ロンパメで大丈夫です。 車が好きで、車を運転するのも好きです。 でも整備系は全く出来ないので、 全部プロにお任せしてい...

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