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イイね!
2025年07月27日

西日本一周旅…大阪・名古屋編



人間には、地平線をただ眺めるものと、その向こうへ出掛けるものがいる。

これは冒頭のクラウンアスリートのコマーシャルに使われたナレーションから抜粋したものです。
ヘミングウェイはアメリカ出身の20世紀を代表する小説家ですが、彼自身はスペインやキューバなどでの活動もしていたなど、行動的な一面も持ち合わせていたようです。彼の有名な言葉の一つが
「あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない」
というものがあります。自身の内面に向き合うことの重要性を説いた言葉として有名です。
今回、クラウンのCMを取り上げたのはそういう一面もある…のは、このあとに追々。


7月18日、15時58分。支度を終え、自宅を出発するときです。

まず先に向かったのは、千葉県・木更津市です。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京。7月18日、"718"に合わせたオーナーズミーティングの「Night Mission」が開催されました。
ミーティング自体は抽選申込の有料イベントだったのですが、申し込んだところ当選し参加できた、というのが最初の目的地に選んだ理由です。


エクスペリエンスセンター内の外周トラックにて停車中に1枚。
私の前後に止まった車両のオーナーさんが、いずれも「ポルシェ女子」と呼ばれる人だったらしく(ホントは女子の皆様で数台連なって入場予定…のはずが、誘導の都合で私が割って入ってしまった)、パワフルな皆様に囲まれてイベントに参加しました。

この写真はポルシェジャパン、ポルシェエクスペリエンスセンターより提供の写真です。

さてイベント終了が21時30分、ここから次の目的地に向かって、ボクスターを走らせます。

夜通し、しかし途中で仮眠を取りつつ走ること9時間。7月19日朝6時、中央自動車道の岐阜県・恵那峡SA下り線にて撮影。


さらにボクスターを西へ、大阪方面に向けて走らせていきます。


朝9時30分、大阪府・池田市のダイハツ工業本社にて。
本日最初の目的地は、この中にある「ダイハツ・ヒューモビリティワールド」という史料館になります。毎週土曜日のみ一般公開、入場料は無料です。


オート三輪のSSP号、もちろん有名なミゼットも館内には展示がありました。

見学を終えて、今度はボクスターを反対方向の東に向けて走らせます。
14時に名古屋入りし、少しの時間調整をしながら15時から18時で友人たちと喫茶店で談笑。お時間を頂きました皆様、ありがとうございました。
(特にこれと言って写真を撮らず…)

18時に、だいたいの皆様と散り散りになってからすぐ近くの熱田神宮へ向かいます。
目的地はあつた蓬莱軒、ひつまぶしのお店です。
7月19日、この日は「土用の丑の日」ということもあり、店頭に到着すると「受付から2時間待ち」の案内が出ています。
おそるおそる受付を済ませると「おひとり様ならカウンターの案内ができますが、しばしお待ちください」とのことで、少し時間をつぶす必要が生じました。


そこで、夕方の熱田神宮にお参りをすることにしました。
境内は名古屋の市内にもかかわらず静かで、夕方ということもあって少しだけ暑さも柔らかい感じのする、厳かな雰囲気の中をお参りしてきました。

お参りから戻ると、受付時間にはちょっと早い時間ですが「店内でお待ちください」とのお声掛けもあって、しばしの待ち時間の後に出てきました。

ひつまぶし+肝吸い、4,950円+300円(お吸い物→肝吸いへの変更代)。
この翌々日にあたる7月21日は、最初のマイカーを買った日でした。そして、買ったその足でこのお店に出向き、食べたのがこのひつまぶし。
当時は「これから頑張ってローン返すぞ!」と前向きに食べていましたが、あれから14年…色々ありました。

食事を終えて、ホテルにチェックインしてしっかりした休息を取ります。

7月20日、朝6時すぎ。活動開始です。
まずは別の友人たちと会うために、知多半島の方へ。ここで3年ぶりくらいの顔合わせとご挨拶を済ませ、10時前にその場から離れます。


次に向かったのはトヨタ博物館です。


このクラウン、4代目のカスタム(ステーションワゴン)は父が「当時カッコいいと思っていた」と言っていたモデルそのものです。今になって見ても、確かにフロントデザインと合わせて「ジェットエンジンにキャビンをそのまま付けたような」特徴的なスタイリング、これが1970年代の新車として出てきたのですから、確かにその感覚は理解ができます。

しかし、私の中で最も思い入れのある、内面と向き合わなければならないモデルはこれです。

14代目クラウン、通称では「ピンクのクラウン」とか「イナズマグリル」とか、そういう世代。
実際にお話したことがある人は、その理由はご存知だと思います。(ここではあえて触れません。)
旅をしても、逃げて回っても、自身の内面からは逃げられません。ただこのモデルを見ても、昔よりは心の毛羽立ちが抑えられたような、どこかで「ザワザワする」ことはなくなったと思います。

さて、トヨタ博物館の見学を終えてもまだ時間はあります。
最初はトヨタ会館へ向かおうと、実際に現地まで行きましたが日曜日休館。なら他の…と思い調べても、日曜日定休。さて…ってことで向かったのはこちら。


名古屋市の則武新町にある、ノリタケの森です。ここではノリタケミュージアムという、オールドノリタケの展示施設があります。
ノリタケミュージアムとクラフトセンターの入場料は大人500円、駐車場は隣のイオンモール・名古屋ノリタケガーデンが推奨先になっています。
ここで古いノリタケの見事な絵付けや装飾を堪能し、お土産の小物陶器を買ってから、今度はすぐ近くの名古屋駅に向かいます。

名古屋駅の名鉄百貨店、ここも色々な思い出のあるスポットです。
しかし、来年2026年の2月末をもって営業終了、名古屋駅近くの再開発に伴う取り壊しになるようです。最後にお邪魔して食べたものがこちら。


名鉄百貨店のレストラン街にテナントで入る「矢場とん」の極上リブとんかつ定食を味噌味で頂きました。

お腹も満たされて、再び宿に戻って、名古屋でのひと時は終わりです。
翌日はある意味でメインの移動、名古屋から熊本までのグランドツーリングです。
ブログ一覧 | クルマ+アルファ | 日記
Posted at 2025/07/27 23:17:20

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この記事へのコメント

2025年7月28日 4:32
興味深い施設ばかりです。
行ったことないダイハツ・ノリタケの施設は機会つくって行きたいです。
コメントへの返答
2025年7月28日 23:10
赤BORAさん、コメントありがとうございます。
ダイハツは小学生の社会科見学向けの感もありますが、フェローとか5平米カーのシャレードが展示してありました。
ノリタケは、オールドノリタケや美術好き、陶器好きにはたまらないと思います。そういう私も好きな部類ですが、他の見学者は女性メンバー中心の方が多く、ちょっと気後れしました…。
ただ、どちらも良いところですので、機会があればぜひ。
2025年7月28日 13:05
ご無沙汰しています。
大阪まで行って、名古屋まで少し戻って熊本とは、壮大な旅ですねー。羨ましい!
続きが気にななります!
コメントへの返答
2025年7月28日 23:14
うめお@テストドライブさん、コメントありがとうございます。
結果的に壮大な感じになりました。日本は広いなぁと、でも狭いなぁとも少し思った旅になりました。
今、そんな旅ができたことは幸せだったと思います。
また、日を分けてブログ書きますので、ぜひお時間のある折にでもご覧いただければ嬉しいです。

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