
8月4日
夏休みを利用して、以前より興味があり実物を是非とも確認及び調査?したかった
三遠南信自動車道や、
点線国道と言われる
酷道152号線沿いの南信秘境地域を訪れてみました。
家族で出かけるも宿泊はせず未明に出発し当日内に帰宅予定という過激な激安ツアーでして、ETC深夜割引を使うべく自宅をA.M.2:30に出発し一路中央道飯田I.C.を目指します。
途中駒ヶ岳S.A.で、朝の6時前というのにソースカツ丼を頂きまして、御当地グルメだけあって味、量ともに素晴らしかったです。
飯田I.C.を下りてからまず目指すのは、先行開通部分の一つである
矢筈トンネル。
途中の道路では一応高速道路扱い?なのか緑色の標識で「三遠南信自動車道」と案内されるも、狭隘な箇所が多くてすれ違いに気を遣います。
そして奥深い山の中に突然と現れる巨大人工構造物。
喬木I.C.という部分らしいのですが、将来飯田方面へ延伸されるであろう本線は途切れています。
趣味的に素晴らしい景観です。
しばらく見入ってしまいました。
矢筈トンネルを抜けた後は南アルプスの眺望が素晴らしい標高1.833mの「
しらびそ峠」、日本で最初、唯一のクレーター「
御池山クレーター」、そして日本のチロルと言われていて急斜面上に集落が存在する「
下栗の里」を巡って参りました。
残念なことに山中では蜂?虻?がたくさん舞っており、怖いのであまり車外へ出ることができず写真も撮れず(涙)。
その後、遠山郷にある温泉施設「
かぐらの湯」に立ち寄り、気持ちいいお湯に浸かったり昼寝したりと、旅の疲れを癒してきました。
評判が良く人気の温泉とのことですが、平日だけあってほとんど貸切状態でした。
しばし休憩の後、
酷道418号線(酷道の王者)の末端地点(終点)を確認・調査して、国道152号線の未開通部分である
青崩峠を迂回する
兵越峠を越えて
草木トンネルへ。(兵越峠は長野県と静岡県とが県境の線引きを争う
綱引き大会が有名らしいです。現在の県境の札が設けられいました。)
草木トンネルも通じる道路は狭くて荒れているにも関わらず、トンネル部分とそのアプローチ線だけが立派に構築され、将来本線部分として使用されるであろう橋脚などが準備工事されていました。
中央構造線に阻まれた険しい地形、建設費の問題、三遠南信自動車道の将来が気になります。
目的を遂行した後は再び国道152号線をひたすら南下し、磐田I.C.より東名高速というルートで帰宅しました。
当日は関東甲信越は各地で大雨が降ったようですが、帰りの東名高速のごく一部で雨に降られただけで、良すぎるほどの好天に恵まれまして全行程約700km、19時間の旅を楽しんで参りました。
なぜか
Phase2へ・・・。
フォトギャラリーに
画像を少し載せてあります。
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Posted at
2008/08/08 16:09:48