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2009年08月06日 イイね!

秘境駅「小和田駅」

秘境駅「小和田駅」中井侍駅を後にして、
次なる目的地、小和田駅へ向かいます。

小和田駅は中井侍駅と大嵐駅の間に位置し、鉄道でのアクセスは容易なものの、道路でのアクセスはは極めて不便で困難であるが故にマニアの間では非常に有名な駅となっています。





再び天竜川林道を進み、小和田駅への入り口がある塩沢集落へ辿り着きます。
集落内のガードレールの切れ目・・・という唯一の手掛かりを元にそれらしき場所を見つけることができました。
丁度通りがかった地元の方に訪ねたところ、やはりここが入り口とのこと。
「あんたの脚だと、30〜40分ぐらいかなぁ・・・途中吊り橋を通って・・・」
と親切丁寧に案内をして頂きました。




小和田駅へ続く道の入り口です。
案内標識は無く、苔生した石段が木立が茂る薄暗い谷へ続いています。
・・・
佳境を目前にしてしばらく迷ったのですが、前日までの天候の影響で道の状態がどうなっているか不安だったので、惜しくも今回は小和田駅訪問を諦めることにしました。
それなりの覚悟と装備を調えて期していたのですが、次回に持ち越しということに。

しかし、実際に行くことができないのならせてみ見るだけでもと思い、天竜川対岸の道路に渡ることにしました。




天竜川林道を水窪方面には向かわず、途中から分岐する西山林道を経て大嵐駅へ向かいました。
この林道は落石や倒木、一部は湧き水で路面が河川状態になっていたりして、とても酷い状態でした。
大嵐駅は無人駅とは思えない綺麗で立派な駅舎がありました。




大嵐駅近くにある、佐久間ダムができる以前に飯田線(旧線)が通っていた夏焼トンネルです。
現在は険道288号線となっていて、天竜川の東岸沿いに佐久間ダムまで通じていますが、途中崩落箇所が多数あり、事実上廃道と化している状態です。
ここを走破する強者もいるようですが、中でも「廃道」系の探索で特に有名な方もアタックされているようです。




大嵐駅近くにある吊り橋です。
手前は静岡県、対岸は愛知県です。
対岸の旧富山村はかつて人口が一番少ない村で有名でした。

橋を渡り左へ行くと天竜川沿いに川下の佐久間ダムへ、右に行くと三県境付近を通り天竜川林道の入り口のある平岡方面へ通じています。




吊り橋を渡り右手にしばらく進むと秘境の核とも言える三県境付近に辿り着きます。
手前は愛知県、向こうは長野県、そしてすぐ右側を流れる天竜川の対岸は静岡県です。
対岸にある小和田駅はこの付近から見られるはずです。
余談ですが、ナビで小和田駅までのルート設定したところ、この付近が目的地となっていました。






緑が多く茂っている中にあるほんの僅かな切れ目を探し、対岸の狭隘な場所に存在する小和田駅の駅舎や施設の小屋を発見できました!
画像はコンデジのデジタルズーム目一杯で撮っていますが、肉眼で見るととても小さく、人目を避けひっそり佇んでいるかのような雰囲気でした。

いやぁ、見つけた時はマジで感動ものでした。





小和田駅に辿り着くという目標は果たせなかったけど、物好きな自分にとっては見所満載で十分楽しむことができ嬉しい限りでした。
また機会を得て訪れてみたいです。
Posted at 2009/08/06 01:55:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2009年08月05日 イイね!

秘境駅「中井侍駅」

秘境駅「中井侍駅」秘境駅とは、鉄道でしか行くことができず、辺りに民家がほとんどない駅・・・

愛知・静岡・長野の三県境地帯は秘境という名に相応しく、とても興味深い見所が豊富な地域。

そんな三遠南信の奥深いところを走る飯田線には秘境駅が幾つか存在しますが、今回、中井侍駅小和田駅を訪れる(鉄路以外で)ことを目標に、両駅から比較的近いところを走る天竜川林道を軸に探索してきました。



昨年と同様に家族を長野へ送り、その後下道で南信へ。
そして三遠南信自動車道(喬木IC)を経て天竜川林道へ向かいました。




天竜川林道の入り口がある平岡へは、キングオブ酷道と称される酷道418号線を経て向かいます。

林道の入り口にある標識がいい雰囲気を醸し出しています。

ここ最近の天候の影響か、路面には枝木や落石、斜面の崩落箇所などが多くあり、想像していた以上にハードな道でした。
通行する車は無し、人の気配も無し。
携帯は繋がるものの、何かあったらどうしようという不安も過ぎりましたが、やがてそんなことも快感にも変化していたようです。




林道に入り徐々に高度を稼ぎながらしばらく進むと突然視界が開け、遙か眼下に流れる天竜川と斜面に存在する集落と茶畑が一望できるところに。
天竜川は前日までの雨の影響で流れが荒く混濁している様子。
よく見ると飯田線の線路が遙か下方に。






そして・・・
中井侍駅へ通じる脇道の案内標識が・・・!




脇道へ入り超急勾配で狭隘な九十九折りの道をひたすら降りて行き、そして暗い木立の中を進むとやがて行き止まりに・・・。
と同時に、電車が鉄橋を渡る音が聞こえ、ここが待望の中井侍駅だとわかりました。

運良く313系の普通電車が到着し慌てて撮影。
当然?乗り降りする乗客は見あたらず、穏やかな磁励音を奏でて走り去って行きました。




駅の両側はトンネルと鉄橋で挟まれ、線路の向こうは急な崖、狭いホームの背面は切り立ったコンクリートの法面がそびえ立っています。
当然、TOICAの読み取り端末なんてありませんね。



ただ、民家が数軒あることと、車でも来られるということが秘境駅らしさを若干薄めていますが、容易には来られない、ということで・・・。

物好きの興奮冷めやらぬ状態でしたが、デジカメの電池残量が怪しかったりしたので、
林道本線に戻り次なる目的地「小和田駅」を目指すことに。

「小和田駅」につづく・・・
Posted at 2009/08/05 12:02:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域

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