前の記事「
苦手克服 奥多摩湖畔コースでG-Bowl」の続きです。
減速Gで得点を稼ごうと、浅いコーナーでも積極的にブレーキを踏む練習でした。
確かに減速Gのタイミングと速やかに立ち上げる訓練にはなりました。
コーナーが連続する区間から抽出した 30秒 × 3 = 90秒のログです。
点数の水色/白色は減速Gで得点有/無を示します。この区間の成功率は5割。
このマップでは浅いコーナーが全く見えません。動画で見るとよく分かります。
「
アテンザXD 奥多摩湖畔(下り)でG-Bowl」← 06:15 から再生。
グラフを見ての通り、減速/加速は一律に0.2Gを狙い、旋回速度に見合うGとは
言えず、本来の「Gが揃う」になってない。浅いコーナーの旋回Gが0.2Gに達して
いないということ。走行速度を基準にするなら旋回Gに見合う減速Gに留めるべき。
あるいは目標0.2Gに見合う旋回速度となるように進入速度を高める。
点取りゲームの観点なら進入速度を上げる。通常なら旋回Gに揃う減速Gに留める。
今回は踏み替えのタイミング練習だと割り切りましたが、今後は本来の「Gが揃う」
を心掛けよう。それとこの種の連続コーナーで点数稼ぎはちょっとずるいような。
同じ9点台でも有り難味が違う気がします。
上の事例とは逆に、減速Gが足りずに(遅れて)旋回Gオーバーもありました。
この連続コーナーは接近していて採点上は1個のコーナーと見ている様です。
上のグラフが2往復目(下り2)、下のグラフが1往復目(下り1)です。
特に下り2は②旋回中にリミット(0.3Gに設定)を超過して「カーン♪」です。
マップでは大小2つのコーナーと認識しますが、ドライバー視点では分り難い。
これも動画で見ると「分り難さ」が分ると思います。^^
「
アテンザXD 奥多摩湖畔(下り)でG-Bowl」← 08:36 から再生。
ここはどう走ればGが揃うのか? もっきーさんに相談しました。
まず①コーナーの進入は先に述べたように減速Gを機械的に0.2Gとしていて、
①コーナーの旋回速度に揃わない。そもそも進入速度が0.2Gには足りてない。
さらに、①コーナー後半にアクセルでGを補うつもりでした。黄色枠で示す様に
微妙にアクセルを踏んでます。この時点で②コーナー進入の減速Gが必要なのに!
この遅れは取り戻す術が無く、下り2は「カーン♪」でした。
結果論ですが、正解は進入速度をもう少し速め、①コーナー進入の減速Gの後、
ブレーキは抜かずに残したまま、②コーナー進入で踏み増して減速Gを立てる。
要するに、旋回するに連れてRが小さくなるコーナーでは、ブレーキを維持して
ハンドルを切り増す減速円でGを補うのが正解でした。
①コーナー入口に達した時点で、そのつもりでいないとダメですね。
場当たりな操作では挽回出来ない、予測して操作を計画してないと。
この事例では①・②コーナーは見通せます。分り難いけど。
動画を繰り返し見ましたが、①コーナー進入前の予測は難しい。^^;
Posted at 2014/10/13 15:21:17 | |
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