前回までのG-Bowl練習で、目標G=リミッター=0.2Gを守りながらスコアを追求して、基本的なGコントロールは習得できたと思います。
今後は様々なコースで試して実践的に(楽しみながら)鍛えようと、まずは
道志みちを走りました。緩めのコーナーは得意でG-Bowlスコアは良好ですが、不規則な連続コーナーはどうも苦手です。(
参考動画)
連続コーナーを気持ち良くスムーズに走るには? G-Bowlスコアで捉えるより、自分の感覚ではどう走りたいのかなー?と思案してました。
この件とは別に最近心掛けているのが、Gの立ち上がりとピークを丸めて角を取ること。i-DMの揺れが少ない運転にも通じますが、i-DMスコアや青点灯(マツダ製の判定基準)を目標にせず、自分の体感を基準にして。その結果としてi-DMスコアや青点灯が増えることはありそう。と言ってもi-DMスコアが2.0→3.0になるくらいの。(^。^)
どれくらい角を丸めるのが自分好みか練習コースで試してみました。帰ってログをよく見ると、想定とは少し違うグラフになりました。しかし、ボール軌跡を見るとこれはこれで合理的に思える。もしやこれ、道志みちで苦手に感じた連続コーナーにも通じそう。G-Bowlスコアやi-DMに頼ると行き詰って気付かない。
では本題のS字コーナーのログです。
最後の2つのコーナーは以前のログに近いです。これらはコーナー手前に僅かながら直線区間があり、目標Gで減速Gを立ち上げる余裕があるから。軌跡が特徴的なのはそれ以前の間合いが詰まった連続コーナーです。
Gの尖ったピークを丸めると、なで肩の台形パターンを想像しますが、間合いが詰まった連続コーナーではそんな悠長に台形の上辺を作る時間が無い。結局、尖りを無くすと0.2Gより小さく、この事例では0.1Gの小山です。
減速0.1Gー旋回0.2Gー加速0.1GのようにGの大小が連なると軌跡はこうなります。
ボール軌跡は一般的に理想とされる円形(半円形)ではなく、こんなふうに8の字っぽく見えます。減速0.1Gー旋回0.2Gー加速0.1Gの合成Gですから、こうなるのは当然ですね。
まとめると、直線区間を挟む典型的な単独コーナーは円形(半円形)軌跡になりますが、間合いが詰まった連続コーナーでは無理に目標Gに揃えようとせず、軌跡が8の字形になるGパターンが自然ですね。減速G、加速Gを若干控えることで速度変化も控えめに。そうして連続コーナーがよりスムーズに抜けられそう。減速ー旋回ー加速が目標Gに揃わないことでG-Bowlスコアは若干下がると思いますが。点数ばかりに注目すると気付かないでしょう。
道志みちの苦手な連続コーナーを点数だけで良否を判断しないで、まずはS字コーナーのパターンを試してみよう。
Posted at 2015/03/25 02:38:51 | |
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