
新型デミオに乗りました。
スカイアクティブDの6ATモデルです。
2-3日前に納車したピカピカの新車。
代車のプジョー207と同じBセグメントのコンパクトカーです。
1世代デミオは新しいので、比較するには適していませんが、世代を越えた国ごとの違いを垣間見ることもできます。
ボディサイズは、幅広い輸入車。
5ナンバー枠というものがあるので、国産のこのクラスは全幅1700ミリ以下です。
ヨーロッパにはそんなものないので、多くのBセグカーでも全幅1700ミリオーバーで3ナンバー。遂にミニもエンジンはダウンサイズしながら3ナンバーになっています。
続いてシートサイズ。新型デミオのシートはとても座り心地がいいものですが、身長178センチのワタクシには、肩の辺りのサイズが不足気味です。
あとは重厚感の演出。ドアを開けてヒンジを比べると分かるのですが、輸入車のヒンジはゴツいものが多い。そしてドアの開閉感やハンドルの操作感、シフトレバーまで、国産のように軽やかではありません。よく言えは重厚。味付けの違いなので好みの問題です。
ただ、軽量化のために局限まで薄くしたと思われるドアの外板のペラペラ感はいただけません。ここらの判断で、軽量化を極めるか、質感との兼ね合いで程々にするかの違いが、個々のこせいと思います。
とは言え、ワタクシのDS4は、リアドアの開閉感はちょっとペラペラ。軽量化重視にシフトしています。
新型デミオ、乗り味はなかなかいい感じです。
国コンパクトとは思えない質感。
乗り心地、静粛性などいわゆるNVHノイズ、バイブレーション、ハーシュネスはひとクラス上の質感。
そして、最適な運転姿勢が取れるステアリングの位置やペダルレイアウトなど、輸入車より遥かに優れています。
CX-3と比べ、大き過ぎないタイヤや軽量なボディなので、1.5ディーゼルターボ100馬力で、必要十分。
何よりランニングコストに優れ、この乗り味なら、クルマ好きが注目する訳です。
207は古い1.6リッターエンジンに4AT。街乗りでは見る見るガソリンが減ります。普通の性能で燃費が悪いのは、今のご時世ちょっとしんどいです。
デミオディーゼルは、普通に走って乗り味は上質、燃費は良好なので、商品力高いと思います。
インテリアの質感など、2クラス上のレベル。
マーチやミラージュなどとは比べるまでもありません。
マツダは国内において、輸入車キラーとなっていると思います。
可愛くもカッコよくもない208なら、デミオディーゼルの方が個性的。シトロエンC4ならアクセラの方がいいと思います。もっとリアルにAクラスとアクセラはどうでしょう?
もう好みの問題で、クルマ好きから見て、明らかにどっちというのはありません。
世界のトヨタから見ても、マツダの内燃機関の効率や軽量と剛性の両立技術は、かなりのものなのだと思います。
スカイアクティブは伊達じゃない。
割高な輸入が心配になるほど、ツボを押さえている最近のマツダです。
Posted at 2015/06/28 13:38:37 | |
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