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2016年08月28日 イイね!

8月の読書

8月の読書久々の月5冊。
お盆休み約1週間、全く本読んで無かったのに。(°∀°)

過去1年色々読んできた中で、そろそろ再読したいなぁと思ってるのが何冊かあるので
来月あたりから再読を挟んでいくかも。
色々経験してきた後で今一度立ち戻ってみると、また見え方が違うことってあるじゃない。(* -`ω-)

9月度はジェントリーの新作が控えているので、
ここでグレイマンシリーズ一挙読み返しってのもアリか。































 ジョン・ル・カレ 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 (1974)

『TINKER, TAILOR, SOLDIER, SPY』


先月の『寒い国から帰ってきたスパイ』に続いて、ジョン・ル・カレの代表作、にして最高傑作の呼び声も高い一冊。

イギリス情報部〈サーカス〉の中枢にソ連のスパイがいる。
現役を退いた元情報部員スマイリーは、スパイの探索の為に密かに呼び戻された。
膨大な記録を調べ、かつての同僚たちからも証言を集めた結果、幹部5人の中の誰かがスパイだと突き止める。
その5人は役職ごとにティンカー(鍵屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵士)、プアマン(貧者)、ベガーマン(乞食)という暗号名を持っていた。


…という話。
"元・本職" の著者ならではの込み入った描写が続いて、確かに大作・名作ではあると思うけど。

…うーん…
な〜んか読むのが大変なんですよねー…(; -´ω`-)
面白いっちゃ面白いんだけど、なんか重いというか、難しいというのか、
でもそーいうのともちょっと違うような…なんだろうね。
場面のイメージがあまり変わらないというのがあるかもしれない。
頭の中で映像化した時に全体的にトーンが暗い。お色気要素も無いし(笑)。
ページをめくる手に躍動感が宿らない(笑)。

文学的にケチをつけるわけではなくて、
この著者の作風が僕にはちょっと合わないという認識、発見。(;´ω`)
3部作の1作目ですが、続きは読まないにしよう。




















 レイモンド・クーリー 『テンプル騎士団の古文書』 (2005)

原題『The Last Templar』


著者はイギリスとアメリカでテレビドラマ等を手がける脚本家。
なので、仕事柄「絵的な見え方」を常に意識しているであろう事から、
さっき述べた "頭の中で映像化した時のイメージ" が非常に鮮やか。

「ヴァチカンの至宝展」が開催されるニューヨークのメトロポリタン美術館。
そこへ、テンプル騎士団の甲冑とマントを纏い、馬に乗った4人の騎士が乱入。
警備員を剣で斬り殺し、館内で破壊の限りを尽くし、展示物の一部を強奪して逃走。


…という冒頭のシーンからして、さすが "掴み" が凄い。


日本では多少馴染みが薄いが、アチラでは陰謀モノの題材として "ナチス" と双璧といわれる "テンプル騎士団" ネタ。
知名度は高いもののその実態には謎が多い、という所が「解釈の余地=フィクションの余地」に富んでいるということでしょうね。
個人的にはテンプル騎士団というと、『アサシンクリード』シリーズの悪役として馴染み深い。
『アサシンクリード』でのテンプル騎士団は、中世から現代に至る今でも世界を裏で操る巨大な秘密結社という設定でしたが、
本作で描かれるテンプル騎士団も「世界の在り方を転覆させうる切り札」を持ち、それを公表されては都合が悪いヴァチカン側がそれを闇に葬ろうとし続ける歴史、という一面を描きます。


本作のメインテーマは一言で言えば
「せやから結局、宗教ってなんやねん」っていうトコ(笑)。
特にキリスト教の欺瞞にザクザクと切り込んでいく辺りはなかなか好印象。


「教会はもはや全く人々の支えとなっていないのです。
それどころか戦争や虐殺の言い訳に利用されている。」

「キリスト教、ユダヤ教、イスラム教。信徒たちは自分たちの聖典に書かれている事を守るためなら命懸けで戦う。
だがその根拠は何だ?何千年も昔の神話や伝説か?
滑稽な戯言を寄せ集めたおとぎ話によって、いまだに人の命が支配されている。」

「キリスト教もユダヤ教もイスラム教も、共通したルーツはアブラハムだ。
アブラハムがその3つの宗教の父であり、唯一神信仰の祖である事をわかっているか?
この3つの宗教は同じ神=アブラハムを信仰していると主張するが、
神の言葉を巡って誰が一番正しい預言者かなどというつまらぬ争いを始め、それは今も続いている。」



ほんまそれなwww

本作で核になる部分は、
・中世当時のテンプル騎士団が、それら3つの宗教の融和を目指していた
・「イエスは神の子などではなく一人の哲学者であった」という "証拠" をテンプル騎士団が隠した
というポイントです。
そのどちらもがヴァチカンにとっては都合の悪い事なワケで。

でもやっぱり著者がキリスト文化圏の人だからか、ストーリー終盤のまとめ方は個人的には不満。
もっとザックリ切り込んで欲しかったけど、
…まぁ、そこそこ知名度&社会的地位のある人物がそこまで言っちゃうと色々と面倒な事になるんだろうから、しゃーない部分かもしれんけどね。
それこそがテーマに対する解答になっているという皮肉。

でも読んでいてヒジョーに楽しかったしワクワクした。
続編があるようなのでそっちも読んでみようと思う。




















 アンドレアス・グルーバー 『夏を殺す少女』 (2009)

原題『RACHESOMMER』


原題はドイツ語で「復讐の夏」。
本にしろ映画にしろ、海外モノの邦題って "残念" なのが圧倒的に多いけど、本作は完全に邦題の勝ち! しかもこの表紙イラストがまた良い!(;´Д`)ハァハァ
正直白状しますと、この邦題と表紙絵でジャケ買いしたようなモン。
でも「これはアタリだ!」という妙な確信を持って買った。
そして実際、アタリでした。(°∀°)

上↑の『テンプル騎士団』もかなり面白く、けっこー(*´Д`)ハァハァしながら読んでましたが、
この『夏を殺す少女』は、それが霞むくらいの大当たりでした。


酔った元小児科医がマンホールに嵌って死亡。市会議員が山道を運転中にエアバッグが誤作動し死亡。どちらもつまらない案件のハズだった。
事故の現場に、一人の少女の姿が無ければ。片方の案件を担当していた先輩弁護士が謎の死を遂げなければ。
一見無関係な出来事の奥に潜むただならぬ気配。ウィーンの若手弁護士エヴェリーンは次第に事件に深入りしていく。
一方ライプツィヒの刑事ヴァルターは病院での少女の不審死を調べていた。
オーストリアの弁護士とドイツの刑事の軌跡が出合う時、事件が恐るべき姿を現し始める。



「中欧・東欧」「少女」という属性が合わさると、みょーにエロチシズムを感じるのはワタクシだけでしょうか?
いや、そんなことは無いはずだ!←
………という期待を裏切らないプロローグですよww

本作の面白さをネタバレしないように説明するのはなかなか難しいんですが…
とある法則による対象者を、 "少女" が事故死を装って殺していく、一方
とある症状で入院している同年代の少年少女達が、これまた何者かに次々と殺されていく。
とまぁー…やたら人が死にます(爆)。
が、その裏に隠された本作のメインテーマは、恐らく "事実を元にした" 犯罪であり社会問題。
そうこう言っている "今" にも行われているであろう、社会の闇。

フィクションでありながらもノンフィクションのメッセージ性も含んだ、社会派の内容と言えます。
が、ミステリー小説としての完成度も非常に高いし、これまた物語の舞台が広範囲に渡り、ちょっとしたドイツ観光の気分も味わえる。

社会の暗部を浮き彫りにする問題提起のシリアスさと、小説としての面白さが高次元でバランスされていて、
予想以上の傑作、"我が心の書棚" に収まる一冊になりました。



















 レイ・ブラッドベリ 『華氏451度』 (1953)

『FAHRENHEIT 451』


華氏451℉ = 摂氏(約)233℃
紙が自然発火する温度と云われる。

 
書物が忌むべき禁制品となった未来のアメリカが舞台。
書物は著者それぞれの主義主張が千差万別であり、「人々を惑わす」として禁書になった。

家々には、壁一面を覆うテレビ画面が何枚も設置された "ラウンジ" と呼ばれる部屋があり、
政府によって無意味な娯楽・当たり障りの無いニュース・仮想の家族が垂れ流される。
用意される娯楽は、エアカーでの暴走・スクラップ場での破壊解体・そして見せしめの焚書ショー。
書物を隠し持っている者は、通報され、昇火士が駆けつけ、全ての書物を家ごと焼き払う。
主人公は、陰徳された書物を焼き尽くす公務員 "昇火士" 。

ラウンジの放送で国民の思考を奪い、焚書で過去の知恵も葬る。
人々は何も考えず、与えられた情報と娯楽だけで満たされ、ただただ楽な方向へと流されていく。



50年以上前の作品ですが、…2016年の今もコレと似たようなもんぢゃね?( ゚д゚)
ポケGO騒動とかマジで同じ。この世界は確実にディストピアへ近づいている。

自分の目で見、耳で聞き、肌で感じ、頭で考え、自分の言葉で話す。
それがなにより重要であり、それが無い人間は人間ではない。
と、強烈に印象づける作品。
今アメリカではこの小説が教科書に載ってるそうです。


…という内容のメッセージ性も勿論重要なのですが、
このレイ・ブラッドベリ。
アメリカを代表する作家の一人で、今回初めて読みましたが…
文章が非常に詩的。ポエティック。美しい。
英語→日本語に訳してあるコレでそう感じるので、原文で読めたらさぞ美しい文章なんだろうと思います。

元々短編だったネタを長編化した作品ということですが、いまいち膨らまし切れていない印象もあり。
序盤に登場したキーキャラクターが途中で居なくなったまま結局最後まで回収されず、とか。
上司の昇火隊長が "禁忌" を犯して本の知恵を蓄えている素振りを見せるが、あまり掘り下げられず、とか。
物語としては少しツメが甘い部分があるものの、
内包したメッセージ性が非常に強烈で印象に残る作品。
一家に一冊必読図書かな。子供に読ませたい本。




Posted at 2016/08/28 10:00:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 活字部 | 日記
2016年08月22日 イイね!

通過点のゾロ目と、モヤモヤした想い。

通過点のゾロ目と、モヤモヤした想い。

111,111km通過。










4年ちょい前に、2.6万kmで購入。
2.0〜2.5万km/年 くらいのペースを刻み続けています。

最近はもう完全に「イジり」から「維持り」へシフト。
ひたすら消耗品の交換をやっている感じ。(; -´ω`-)ウムウム










































今まで特に大きなトラブルなく来ていましたが
先日、遂に

オイル漏れキタ━━(°∀°)━━!!
























まぁ、ゆーても、滲んでる程度の軽いモンですが。
…遂に来たかー… 不治の病。(;´ω`)































加えて、
ミッションの不穏さも強くなってきて、3&4速は「Fragile」ってシール貼っとかなあかん。

ドラシャなのかクラッチ辺りなのか、なんし駆動系のどこかが
"ユルんでる" のか "すり減って隙間ができてる" のか、
そんな感じでカラカラカタカタいってたり。































ブレンボ化して念願の制動力は強化され(る見込みw)のブレーキも、
バネ下重量の増大によるネガティブ面が予想以上にキてまして…
ヒラヒラ感が無くなって、なんだか重ったるい乗りにくい車になってしまった感じ。
伊吹山での皆様の辛口コメントも頷ける所。
認めたくないが…赤キャリのままの方が持ち味が活かせてた気がする。































更に更に、ここ1週間程で気になっている問題が…

舵角が大きいコーナーリング(の立ち上がり)時に、
前脚から「バコンッ」的な音がする。
プリロード掛けてる関係で、ねじれたスプリングが戻る時に引っ掛かってる?
というDr.hの見解で入庫して調整してみたものの、マシにはなったけど解消されず。































んまぁ。
アシの異音に関しては車高調をOHすればええだけの話かもしれまへんが。

それをDr.hに言ったら
「ゑ!?( ゚д゚) 早くないですか!?」



「前にOHしたんいつでしたっけ…」と履歴を調べ…



「去年の9月に9万km手前でやってますね…」








2万以上走ってりゃ充分ヌケてんぢゃね??www(°∀°)ダハハハ
街乗りで2万kmってワケぢゃないんやしw































でもさー…

…早くね…?(; -´ω`-)



ショック1年保たんとかね…

毎年OHとかね…




コスパ悪すぎよっ!!( ゚д゚)

テメーノ ツカイカタノ モンダイ ヤロガ































正直、このタイミングで足回りのリフレッシュとなると、ちょっと想定外。
でも、秋〜冬のアタックシーズンを考えると、今やっておかないとアカンしなぁ…

お金が貯まる気がしません。⊂⌒~⊃。Д。)⊃































バネを何回も試行錯誤しぃの、減衰オーダーもしぃの、
フルオーダー物と言っても過言ではない状態の今のこのアシ。
それを別の物に買い換えるというのも、
ぶっちゃけメンドくさい。⊂⌒~⊃。Д。)⊃































買い換えるとなると、当然 ”それなりのモノ” が欲しくなるワケで…
半端にケチってお手軽品を買いでもしたら、
それこそ「安物買いのナントヤラ」になるのは目に見えてるワケで…

それならOH10万円コースの方が賢いし楽かなぁ…という思い。































最近、会社のおっちゃん達に言われて思ったんですけどね。
「車高調OH 10万円で済ませてる方が安いか」っていう感覚、オカシいみたいですねw 一般的にはwww(°∀°)ダハハハ

こないだブレンボ投入した時も、(塗装代やら送料やら込みの)総額23万くらいだったんですけど、
「ワシらかてクルマ好きやったけどなー。おまえ…いつか将来、あんな金使うんやなかったって後悔するんやぞー」と本気で心配されましたが。(; -´ω`-)
(ブレーキ一式換えて塗装までしてるにしちゃ激安やと思うんやけどなーw←)
もうそんな段階過ぎてますww































…というか。
何事も経験、何事も勉強、と思ってますから。
クルマの事、もっと色々知りたいじゃない。わかりたいじゃない。
そしてクルマに関しての経験は、ほぼイコール「掛けたお金」なんだから。
+の事も、−の事も、経験して知っていく。お金を払って経験を買っていく。
(だからといって、掛けた金額自慢をするのは阿呆の所業)

…というように思っている面もあるので、
僕がクルマに掛けたお金を後悔することは無いですよ。たぶん。































しかしだ。





赤ターボ号。




そろそろ "終活" を意識せざるを得ないのも事実…































ゼンカイアタックで走るのはこの冬で終わりにして、
春からは貯金モードに入ろうか、という思い。
…まぁ、そんなコト言った所で、結局ナンヤカンヤ全力投資してる気がしますがwww






























そんなこと言ってる間にホラ…











すぐ距離延びてるw (°∀°)ダハハハ
Posted at 2016/08/22 22:00:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | イヂリ・維持り・悪巧み | 日記
2016年08月15日 イイね!

お盆休み ミックス盛り合わせ

お盆休み ミックス盛り合わせえーっと…



7~8年ヴリに『お盆休み』などというモノを享受致しまして。



当初の「やること無くて暇やがな」という危惧(?)も、
蓋を開けてみれば意外にビッシリミッチリ何かしらしてた気がします。
あ、今日は休養日にして、明日から仕事ですが。





トイウワケデ…
お盆休み中のナンヤカンヤを
ダイジェストミックスベジタブルでペタペタするぜっ。
























↑コレ、コレと同じ人ですよん♪ こっちの方が本家バンド。



















長期休暇といえば…







中国道が止まるw
「西宮山口←大山崎 30km」ですってよwww
別の所では、
近畿道の渋滞が阪神高速を突き抜けて反対側の朝潮橋まで行ってたらしいですよwwwww










まぁ、そんな所に突っ込むワケも無く。
地元ルートでヌルヌル移動。




























知らない人です(笑)。
コンビニで隣に居て、ホイールがダストで真っ黒けっけだったので
アチラが出ていくときについていってみた。( ̄▽ ̄)
わりと波長合いそうやったけど、途中で行き先別れて残念。















いつの間にか気付いたら…

















シレッと、辰巳峠をゼンカイBNY。











シレッと、『BAXOW × BNY サミット』会場を再訪。
あの時より緑が綺麗になっております。(・∀・)


さすがにこの辺はかなり涼しくて、
道路脇の気温表示が20℃台の時もあったヨ♪















































関西の気温が連日35℃前後の時に30℃前後のところをウロウロしていて快適でござった。
(今回だけたまたまかもしれないけど)山陰は平地でも関西に比べて湿度低くて過ごしやすかったっす。










たまたまふと地図を眺めていて
「おっ!こんな所にあったんか!Σ(°Д°;)」と見つけた某・聖地(笑)。
























































































ふふふ、どこが日付の変わり目かわかるまいww(・∀・)←















そして、
S尾氏のフォレスターの件。
ハンコ捺したってトコまでで話止まってましたが、なんとか盆前に納車♪









































"2リッター車" のトルクとシートの良さに感動しておられるご様子。
そして、早くもアイサイトのクルーズに堕落中w
まぁ、ナニハトモアレ、スバルへようこそ。(・∀・)































そんなこんなで。





なんと今回の連休は
地元のお山に一度も行っていない!!((((;゜Д゜)))
いつぞやの夜に、中環で "クラッチ死亡から復活したと思われるエボさん" とニアミスしたような気がしましたが(笑)。
山陰ぶらり旅の疲れが思いの外ズシンと来ていて(また例によって帰りは下道100%w)、正直身体チンドイなうw

(大阪~スマネ中部って、地味に大阪~箱根くらいの距離あるのねw)










あしたからしごとだはたらきたくない⊂⌒~⊃。Д。)⊃
Posted at 2016/08/15 11:00:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2016年08月08日 イイね!

『伊吹山 朝練会』【解体新書編】



【概要編】はこちら















と言うわけで。
乗った乗られたの内容の話。










ワタクシは確か じょじょエボまっしー号 に乗ったんだったと思うんですが←


じょじょエボ は、色はタダ者じゃ無い感がプンプンですが、実は中身はほぼノーマル。
んが、まぁ~…低速トルクがモリモリで乗りやすいっすわねー(´Д`)
ステアポジションが手前過ぎて大変でしたが(笑)。


まっしー号 には今まで何度か乗ってますが、
今回は車高調&某エアクリボックス導入直後というタイミング♪
かつての愛機GH3と重なる部分があるので好きです。まっしー号。(* ̄ー ̄)
走り出して、改めて「1.6NAのトルクじゃねーなコレ」。
やはりNAに関してはE型エンジンとF型エンジンの差は歴然と思う。
NAなら圧倒的にF型ですわな。
…という基本的な土台も勿論あるんですが、
まっしーのコツコツアップデートが実を結んだという感じで、
ヒジョーにきもてぃぃ走りになっております。(°∀°)
やっぱNAきもてぃぃわぁ…(*´Д`)
軽いの良いわぁ…(*´Д`)





















と、まぁ、
前回・前々回は他人のクルマを乗り回してヒャッハーしてばっかだったのですが、
今回は赤ターボの試乗リクエスト多数というかつて無い展開。
…なんだろうね、皆さん今まで遠慮してたのか、何かを恐れていたのかw





















今回、赤ターボのステアを握ったのは6人?かな?
そんだけの人数のインプレッションを一気に聞けるというのは
ヒジョーに有意義で(;´Д`)ハァハァ半分、(; ゚д゚)ビクビク半分ですわ。

一応、トピックというか注意事項としては
・ブレンボ導入直後(バネ下重量増加&純正パッドで制動力イマイチ)
・タイヤがグレードダウン中(グリップ云々よりも50偏平ってのがデカい)
という所です。





















Sさん(20代・男性)の証言
「乗りやすかったです。ビシッと安定してて、どこまで曲げれるんやろ?ってくらい」


彼はこの発言のせいで周りから「え…?KICHIGUY Redと同類…?((((;゜Д゜)))」という目で見られるハメにw










Jさん(30代・男性)の証言
「乗りにっくいわー(笑)。
良くも悪くもRed仕様に特化してるから、速く走らせるのにコツがいる」


…そりゃそうだ、赤い機体は○○専用だからな!!ww(°∀°)ダハハハ










Yさん(30代・男性)の証言
「乗りにくいな…」


…全く参考にならないコメントであるw










Mさん(20代・男性)の証言
「キビキビ動いて、皆さんが言うほど乗りにくいとは感じなかったです。MOMOステも良いな~
でも、3速以上でシフトをミスった時のターボラグがSTIよりキツく感じたのと、ブレーキがジワッとフワッて感じ。
あとは、今のタイヤのせいだと思うんですけど、接地感が希薄で氷の上走ってる感じ…」


ブレーキの頼りなさは、純正パッド純正ローターに因るものと思いますし、タイヤも215/50なのでワタクシ自身も怖いときがあります(爆)。
ターボラグは良くも悪くも “GH8を速くしようとする” としょうがない部分なのかなぁ。
(いや、ブーコン付けろやw)
ワタクシはその辺はもう “乗り方をカラダで覚えてる” のであまり感じなくなっていますが、
やはり初めて乗った人の感じ方を聞くと新たな気付きがあります。





















30代のベテラン二人が薄っぺらいコメントしかしないので←
更に吐かせてみたところ…










Yさん(30代・男性)の追加証言
「足回りは…
良く動くし荷重変化・挙動がわかり易い。街乗り〜サーキットまでソツなくこなせる優等生な感じ。
ただ、インリフトしやすいと思ったのと、マージンというか余裕が無い感じで、コントロールはし易いけどその幅が狭くて無茶できない感じ。
アプローチを失敗するとドアンダーか、オーバーで即スピンのどっちかって感じ。
かなりの部分をタイヤ性能に頼らなきゃいけない気がする。

出力特性は…
めっちゃパワーあるってワケじゃないけど、レスポンスも良く上が伸びる感じ。下はダメやけど走り出してしまえば関係ないしねー
でも、外から見てるともっとパワフル・トルクフルなイメージがあったんやけど、実際乗ってみると正直物足りなさがあって意外やった。
高回転を維持しつつラグも少なく走らせる事が要求される。
“乗る人を選ぶ” (万人向けではない)という意味で、“乗りにくい” と判断しました!」


ふむふむ。なるほどね。
次の証言も続けて聞いてみましょう。










Jさん(30代・男性)の追加証言
「ゴキと比べて(エボと赤は)動きは重ったるいけど、回頭性は良いしコーナリングでビシッと安定してる。
ステアリングを切った瞬間にドライバーの意思に一番鈍感なのは赤。ステア径を小さくしたくなる要因はその辺りにあると見た。
ゴキとエボと比べると(当たり前ではあるけど)赤はトレッドがしんどいかな?
低速コーナーは良いけど、大きく回る高速コーナーで不安定さが顔を見せる。
良く言えばクイック。悪く言えば不安定。
軽さは確かに武器やけど、元々の性質上、ボディが悲鳴を上げてる感じ。
敢えて補強パーツ外してみたら、しなやかに動いて良いかも。
フラットな出力特性は乗り易いけど、一発勝負に弱い。
パワーカーブに緩急を付けれたら駆け引きも楽しくなると思うけどねー」


…という、ベテラン二人のアナライズです。





ワタクシとしても、今履いてるタイヤのせいで
赤ターボ本来の(と僕が思っている)パフォーマンスが発揮できない状態であり、
その状態で赤ターボが評価される事は不本意ではあるけれど、
(Z2☆で乗って貰ったindividualさんのインプレッション。という事例)
しかし本質的な部分は変わらないのだし、これらの意見を聞いてもワタクシとしては、
既に自分の感覚・経験でわかっている事を、客観的な言葉で可視化してもらえたというだけで、別にショックではない。
むしろYさんの証言にあったような「実際以上のイメージを与えられていた」という所が嬉しかったりもします。






















全ての証言をまとめてみると…共通しているのは、

・アシは良い。 けど、丁寧に操作しないと言う事を聞かない。操作の幅が狭い。
・剛性パーツが効き過ぎていて、柔軟性がスポイルされている。
・パワーバンドを把握してそこを外さない事が要求される。

→速く走らせようと思うと、狭いスイートスポットを捉え続ける必要がある






これらの特性は、別に狙ってそうしたワケではなく、
色々やっていったら結果的にそうなっていただけです。
…という事は、結局は
GH8というクルマをイジっていくという上で避けられない壁であり、限界なのかな、と。
(勿論、金を積めば解決できる面もあるけど、それに見合うものなのか?という部分)

今、結果的に、剛性補強バーが強過ぎて動きにゆとりが無く、
マージンが狭まっている=操作の幅が狭まっている、と言えるワケですが、
そもそも不満・不安があるから補強バーを色々足してきたワケでありまして。

トレードオフ。
こっち立てればあっちが立たず。

ボディを固めればしなやかさが失われ、しなやかさを求めると力が逃げて踏めない。
これ以上パワーを出しても直線は速くなるかもしれないけど、全体のバランスは崩れそう。
ブレーキでかくしてみたものの、バネ下重量の増加がバカにならんくてヒラヒラ具合が薄れた。
煮詰めた状態と見えて、実は今は、なんとかバランス取れてるギリギリのラインのような気がする。

まぁ、逆に言うと、そこまでGH8というクルマを追い込んで来たという見方もできるし、
同時にここがやはりGH8というクルマの限界点なのかな、とも。





事実、赤ターボをこれ以上何か触っていくと、
おそらく限りなく近い将来にエンジンブローするだろうしミッションも逝くでしょう。
ってなった時に、100万以上掛けてエンジンやり直すのか、EJ207を積むのか、6MTを積むのか、
…と、してみた所で、ボディのキャパシティ限界には既に来ているのだから、パワーを乗せたら破綻するだけであろう。





















つまり





ここで詰む。
GH8の限界。
である。






























…昔の偉い人が言っていました。
















とは言っても、
別に「悔しい」とか「白けた」とかいうのは無いです。
逆に「やり切った感」の方が強いかな。
限界がわかったといえ、むしろそこまで一緒に行ったからこそ
GH8というクルマには愛着とプライドがある。

アンダーグレードを散々あれこれ弄くり倒してみて、
改めてトップグレードの価値がよくよく解ったし、
自分が求める物はやっぱりソコに行かないと無いんだなと。
今、ソレを手にしたら、ちゃんと使い切れる自信はあるし、
自分自身がまた一つ次の景色へ行けるのでは?と思ってワクワクする。















…というワケで。





赤ターボ、最後の集大成の舞台は
やはり第二次筑波アタックに行き着く!





























P.S.


インディさんの試乗記も読み返してみつつ、今回の皆様の証言も分析してみると…
偶然なのか必然なのかは不明ですが、或る一つの統計的傾向に気付いた。

 ターボ乗りの人は「乗りにくい」と言い、
 NA乗りの人は「乗りやすい」と言う。


パワーの損失に気を遣うNAは丁寧な操作が求められるワケで、
その乗り方が染み付いている方には赤ターボの特性はあまり違和感が無いのでは?
という考察。
ワタクシ自身元々NA乗りだし、無意識にそういう志向性が働いていたのかもしれない?
特に、「ラグが凄い」という声がある一方、「ラグも無く」という声もある。
これはもう完全に乗り手の踏み方の差としか言えないのでは。


んまぁ…
オーナー兼ブリーダー(笑)として一つ思うのは、
「もっと踏み込まなきゃコイツの顔は見えんぜ? 美味しい所はもっと先だぜ?w」
…ナンチテ。( ̄ε ̄)




Posted at 2016/08/10 00:45:23 | コメント(9) | トラックバック(0) | Operation RED FENRIR 2016 | 日記
2016年08月08日 イイね!

『伊吹山 朝練会』 2016.8/7 【概要編】

『伊吹山 朝練会』 2016.8/7 【概要編】なんやかんやで3年目を迎えました、伊吹山朝練。



第1回は3人だけでこぢんまりとやりまして、
(スッピン状態のまっしー号の写真は今や貴重?w)

去年の第2回は一転、15名もの大所帯でオフ会申請しーの、謎の大物ゲスト(笑)が登場しーの、なんか話が大きくなりました。(°Д°;)



そんで今回は、ちょっと大人しくマッタリで行こうぜ、という感じで…
告知もせず、準備もせず、普段から絡んでるお馴染みメンバー中心に。










 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜










朝4時に家を出て、さっさと名神。
今回は 弟子3号 taku-bon が便乗。













5時半には麓到着。
とりあえず例のコンビニへ。















お馴染みメンバーばかりと言いながら、実は…
お一人、初めてお会いするお方がおられます。


別に待ち合わせをしたわけでは無いのですが、
コンビニに着いてハイドラを見ると、すぐ近くにおられるので待ってみる。










そこへ現れたのは………


























 …赤いGH8…















あかんがな!!
キャラ被っとるがな!!((((;゜Д゜))))
“赤ターボ” は2台も要らぬ!!
潰さねば!!!!(°Д°#)











と、黒い炎を胸に燃やしw、ヒルクライムスタートするも…?











………やっぱり “赤いのは速い” っていう事ですねww
出会って10数分、ミラーで見てるだけでも
「あ…この人、“その気” になったらちゃんと踏む人だ…(°Д、°)」と、ニュータイプ的に感じましたww


































というワケでとりあえず山頂まで駆け上がりまして、
毎度のショボいスマホ写真ですが美しい朝焼け!





からの、
同車種同カラーが揃ったらやる事は一つ!(*゚∀゚*)
並べてパシャパシャタイム!!(笑)



























































…この時点でもうかなり満足してしまい、
去年のじゃむぱんの気持ちがちょっとわかったw





んが、それでは怒られるので(笑)、
中腹に戻って皆様の集合を待つ。





















新旧ゴキブリカー揃い踏み!(*゚∀゚*)









かつての愛車に乗り込み感慨深げな じょじょ。
…というか、全く違和感が無いw









そのまま早速奪って逃走(笑)。















後はもう、皆で取っ替え引っ替え乗り替わりまくりの試乗乱舞。








































途中…





モーガンな方々のオフ会と遭遇。






































腹の出た怖いオッサンからガン飛ばされました…((((;゜Д゜))))









一部の方に、静かなる衝撃を与えたらしい ほむらんぷ号。
ほむ号を試乗していた時の よしゆき の態度の方が余程衝撃だったのだが…w




























ソンナコンナデ。
前回の反省を活かしw10時前に下山。
さっさと昼飯へ。









そこで解散し、西組はいつもの湖北〜鯖街道経由。




















とりあえず【概要編】という事で、ザッと駆け足で失礼させて頂きまして、
突っ込んだ話は「つづく」。





最後になってしまいましたが、

初めてお会いした Big Red Machine さんを始め、
参加してくれた皆様、あざーっした♪┏○





Posted at 2016/08/08 22:25:07 | コメント(9) | トラックバック(0) | イベント | 日記

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「@あすきー  ナニコレめっちゃHighSenseやんw」
何シテル?   05/21 21:59
派手な赤い車なんで、どこ行ってもすぐバレますw 死ぬまでMT宣言。 _/_/自分で運転した事あるクルマ_/_/ スバル インプレッサ...

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