
あーようやく今年も一段落か。仕事がアレなのはまあ相変わらずとして
なんというか写真撮ってはブログ書くを繰り返した一年だったなぁ。
でもいろんな人と知り合えて楽しかったな♪
なあ、プレーリードッグのオスの方♪
「・・・・・・」
あれ、反応悪いな。なにかあったん?
「なあソナス、お前最近車の写真ばっかあげすぎじゃない?」
意外なお言葉。
いや、しかし最近自動車イベントが多くてさ、特にエアコンのない旧車はこの時期くらいしか走る機会ないし・・・・
はい。
「お前のブログはプレーリードッグとオーディオがテーマだろ?」
え、そうだったんですか?
「新しいウォークマンの話書く書く言って、お前はあれか、書く書く詐欺か」
ひどい言われようだな・・・。
「じゃあ、いつやるか。」
て、手遅れだったのか!
まあ確かに発売前に銀座SONYビルで聴いているのに今月初旬に発売になっちゃったものな。
ということで、情報価値としてはゴミに近くなりましたがPHA-1ユーザーがNW-ZX1を聴いたららどうなるかというお話しです。我ながら前置き長くてこの先が思いやられます。
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はい、ご存じ銀座はSONYビルです。
(ビルの写真撮り忘れたので拾いもの画像です(_ _))
今日のお目当ては3つ。まずは最初のNW-ZX1から!
■フラッグシップはだてじゃなかった!
これが何なのかよく分からない方のために簡単に説明。
・SONY版のiPodTouch、それが型番にNWの付いたWALKMAN
・アンドロイド搭載でパズドラもできる
・とりわけNW-ZX1はシリーズのフラッグシップモデル
・アルミ削り出しボディにレザーをあしらうなど、コヤジ好みの外観を持つ
・そしてなんといっても価格!
74,000円もします!
この値段がある意味一番の魅力じゃないでしょうか。
買えない値段ではないが、ばかげている。だから一部の男には買う意味が生ずるんです。その手合いの男は安いと欲しくなくなる。不思議なものですね。
事前に試聴モデルで聴ける音源を確認して、手持ちにあったものを自分のiPodTouchに放り込んできています。といってもマイケルジャクソンのBADだけですが。
結論を言います。
NW-ZX1があればぼくは今のiPodTouch+PHA-1(ヘッドホンアンプ)の組合せは不要だと感じました。ズドンとした低音も繊細な高音も、くっきりした音場感も見事にこれ一台で再生できます。
ただ、192KHz/24bitのハイレゾ音源自体はそれほど差を感じられません。
うちのほうのBADはCDからなので 44.1kHz/16bitですが、十分比肩できる音でした。
これは我が家のCDPでも同様なのです。Norah JonesやダイアナクラールなどCD、SACD両方を持ってるもので聞き比べてもたいした差は感じられないのです。
ハイレゾという言葉、映像で有名になりましたが、オーディオはもともとハイレゾですよ。CDにせよ2万Hzもでてハイレゾで無いわけが無い。後はピックアップやDACやアナログアンプという地道でコストの掛かる部分での努力しか無いです。余談でした。
■ヘッドホンアンプ PHA-2 実力は拮抗
この製品とほぼ同タイミングでSONYはやっかいな商品を出しています。
それがPHA-2 ヘッドホンアンプの第二弾です。
さあ繋げ、そして聴け!とばかりにNW-ZX1の隣に置いてありました。
それならばと繋がせてもらいます。
音は・・・
あまり変わらない!
どころか、正直全然違いは感じられませんね。これならNW-ZX1単体で十分でしょう。
■F880シリーズで十分・・・では無かった
さて、WALKMAN好きにはもう一つ気になる製品があります。それがF880シリーズ。
フラッグシップNW-ZX1とおなじフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、ハイレゾ音源にも対応。しかも価格は32GB版を選べば3万円以下で入手できます。
音がNW-ZX1と同じなら幸せ度は高そうですよね。
結論から言いますと・・
NW-ZX1には遠く及びません。
メーカーの価格付けは正直です。
実際、聞き比べなどしなければF880シリーズでも十分満足できる音質です。
ただ、このラインはMP3など圧縮音源を聴く方向けなのでしょう。
筐体、オーディオ専用コンデンサーといったハイエンドオーディオでキーとなる要素を取り除いていくとこうなってしまうかという音。レンジも狭くなり、音の数も減る。高音は出ているが刺さりやすくなる。ただしあくまで比べて、の話です。
■PHA-2と繋いだら化けた!
F880もせっかくなのでPHA-2と繋いでみます。
これは驚きました。先ほどのNW-ZX1と接続したときの音と変わりません。
まあ両方ともデジタル接続なので当たり前と言えば当たり前ですが。
ただこの組合せだと85,000円。重さもあるしスタイリッシュでもありません。
今から購入される方は素直にNW-ZX1で良いでしょう。
■小さくなかったPHA-1とPHA-2の違い
さて、ぼくが「これが無いと会社に行けない」というほど依存しているSONYのヘッドホンアンプですが、良い機会なので新型PHA-2と今使っているPHA-1を直接対決させてみました。
まずはPHA-2から。
うーん。まいりました。
凄い進化です。ここまで差がつくものなのか・・・。
NW-ZX1ではよく分からなかったのですが、iPodTouchで聞き慣れている音源をあれこれ聴き始めたらすぐわかりました。
一言で言うと、
音が柔らかい。でもしっかりレンジが広がっている。特に低域の量感が素晴らしい。PHA-1だとデジタル系のロックである程度ボリュームを上げるとキツくなる部分がありました。PHA-2はいくらでもあげられる。そんな違いです。
こちらはPHA-1にiPodTouchを乗せた図。iPodTouchがはみ出しているのがわかるでしょうか。PHA-2は少し大きくなりました。
PHA-1は一体型のポータブルオーディオとは隔世の解像度とダイナミックレンジ、セパレーションを味合わせてくれました。それに加えてハイエンドオーディオらしい音の艶やウェットなボーカルの響き、濡れた弦が再生できるようになったのがPAH-2と言えます。
PHA-1がなければPHA-2は無かった。うちの996で良く聞く台詞をこれに対して言うことになろうとは。
あと関係無いですがiPodTouchを触っていて
WALKMANのインターフェースはまだ2周遅れていると感じました。タッチパネルの反応、指への追随性、画面のスムーズなスクロール。iPodTouchは触っていて快感を覚えるほど。特に7万もするNW-ZX1はこのあたり要改善ですね。
それにしてもPHA-2は良いなあ。
49,800円か~。でも今の買ってから10ヶ月も経ってないぞ・・・。
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帰宅後
はっ! なんだこの箱! ぼくはまたやってしまったのか?
・・・ヘッドホンでした(^_^;
SONY初のハイブリッド型 XBA-H1です。
PHA-2の低音に少しでも近づけられるようにこちらを新調。15,000円。
これもいいですよ。ダイナミックレンジ型ドライバーのガツッとくる低音と、BA型の繊細な高音両方が上手くブレンドされています。すこし甘くなっていますが、PAH-1のキツさでバランスが取れている感じ。しばらくはこの組合せで楽しめそうです!
プレーリードッグ(オス)先生、こんな感じですがいかがだったでしょうか。
「うん、頑張った。あと長すぎ。」
ですよね・・・。
ところで先生、チン○見えてるのは良いんでしょうか。
おしまい。