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sonusのブログ一覧

2015年12月27日 イイね!

なぜ奥多摩は初冬が良いのか? 

なぜ奥多摩は初冬が良いのか? 今年の年末休暇は28日が休みかどうかで勝ち負けが決まってくるようですね。決まれば9連休、負けだと6連休。
ぼくは負け組(;´Д`) 冬休みなのに登校日がある気分!でもずっと仕事の人もいるし、ぜいたくいってられないですね。

さて、まず皿騒動の顛末を報告します。
クリスマスイブ、待ちに待ったこれが届きました。

「金継初心者セット」by播与漆行 (はりよしっこう)

かみさん、以前からこれが欲しかったそうでようやく機嫌も治った次第
やれやれです(;´Д`)



金継っていうのは室町時代から行われているという漆を用いた陶磁器の補修技術。

継ぎ跡に金粉をまぶすことで模様に見立てるというなんとも粋な技法なのです。ぼくは割ってから知ったのですが。

photo from http://www.urusi.info/kintugi.php


で、その初心者セットの中身はというと
生漆と金粉、砥粉、刻芋綿(こくそわた)、小麦粉(うるしとまぜて接着剤にする) など。
ご飯粒も使うのですがさすがに米は入っていませんでした。



ちょっと驚いたのがメノウ石。まさかこれを削れというのか?と思ったら
金粉をまいた箇所をこの石で磨いて艶を出すのだと! 
さすが室町から続く技法、奥が深いです。

これだけ入ってお値段7,600円+税
何回使えるか分かりませんがいざとなればこれで直せば良いと思えると気持ちが楽ですね。

修復はかみさんが自分で行うとのこと。
なにせ一工程終わる毎に2週間乾燥させるという気の長い作業。飽きっぽいぼくには任せられないのだとか。正解。

お皿のお許しも出た週末、久々の自由を満喫しに奥多摩に出向いてきました!

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邪魔な紅葉が去ってくれてようやく冬枯れ木立の奥多摩です。
あの紅葉のなにがダメってまあ人を呼びよせること(;´Д`)

奥多摩は初冬に限る最大の理由はつまりガラッガラに空いた道! これに尽きます。


もともとそんなに車のいる場所じゃないですけど、そこそこのスピードで流しているとすぐ先行車に追いついてしまうわけで。
それがこの時期、特に3時頃にもなるとほぼ独走状態。これはほんとありがたいです。

川野駐車場でライティングされた山を背景に撮れるのもこの時期ならでは。ここ、いつもはバイク置き場なので。


斜めから照らす冬の日射し。
単調になりがちな白い車に深い陰影を与えてくれますね。




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月夜見駐車場からみる稜線がこんなにきれい!
冬の澄んだ空気のおかげですね。



ここは奥多摩の数少ない絶景スポット。
こんなふうに横付けで駐められる機会はなかなかなく、これも冬の奥多摩のメリットですね。


ちなみに今回のカメラは久々登場のSIGMA DP2 merrill



色の再現性は0点に近いこのカメラですが、質感の再現と解像度はキャノンLレンズの絵を見慣れた目をもってしても唸らされるものが。
色数のない冬枯れの山と貴婦人号を撮るにはうってつけですね。

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この日の奥多摩は気温2度~0度
路面凍結注意の電光掲示板があちこちで点灯していました。
この冷たい空気のおかげでエンジンが元気なこと!
ちょっと上のギヤでもかなりトルクが掛かります。

こんな日に走りに来るのはもう単に走りたいからという車ばかり。


月夜見から都民の森に向かう際、NSXを先頭にVIVIO RX-R、ランエボⅥ、貴婦人号の4台で連なって走ったのは楽しかったな~。

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新しいPOLO これも峠が楽しい車と聞きます。
こういうのセカンドカーであったらかみさん喜ぶだろうな。


大変な騒動のあったVWだけど、実車を前にするとそんなの吹き飛んでいつも通り魅力的に映りますね。貴婦人号を買う寸前までまよってた車がゴルフⅥのGTIとシロッコRだって話、前書きましたっけ。今でもちょっと欲しいですよ。


ええっと、、、あなたはなぜ冬の奥多摩に?


まあ人それぞれ色んな楽しみ方があると言うことで(^_^;


ああ、奥多摩はいいなあ!  服にも気を遣う必要無いし(*´ω`*)

「結局そこか!」


おしまい



撮影機材 SIGMA DP2 merrill 
Posted at 2015/12/27 22:48:21 | コメント(9) | トラックバック(0) | 996C4S | 日記
2015年12月23日 イイね!

ファッションなんて怖くない! ルミネに行ってきました・・・

ファッションなんて怖くない! ルミネに行ってきました・・・こんにちは~!
相変わらず服がダサいsonusです。

しかし!年も変わろうというのにいつまでもそんな自虐ネタ言ってらんないってことで、表参道ヒルズに挑んでみたんですよ! それも1人で!



いや~怖いところでしたね(>_<) 店員も値段も!

せめて何か一着はと思ったのですが何着てもダメだしされる気がして踏ん切りが付かず。



結局何も買えずに退散(;´Д`)

あまり行きなれない場所行くもんじゃないですね。ありのままのぼくでいいや。


「あの~ちょっといいですか。」



あっ、貴婦人号!

「あたし走らせる時の恰好、もう少し気を遣って貰えませんかねぇ」


そ、そうだよね(;´Д`) このままじゃ996に乗ってるのはダサいヤツなんて風評が起きかねない。やっぱ冬服もなんとかしなきゃ。


この前は表参道ヒルズなんて敷居の高いところにいきなり挑戦したからダメだったけど、
ルミネってところならなんとかなるんじゃないか?


この辺から一番近いルミネは・・・・・あった!



おー、さすがに華やかだねえ







しかしどこで洋服が売られているのやら?




凄い人だかり。小林幸子でも来ているのかな?


ムード歌謡っぽい背景はあるけどステージではないみたい。




この奥にこそ洋服売り場があるのでは?





どうも違うな・・・




「あの~ここ相模湖プレジャーフォレストですよね。」




あっ、しまった! 
ルミネじゃなくてイルミネーション見に来ちゃったテヘッ




「トホホ~」



おしまい

※相模湖プレジャーフォレストは相模湖ガストあたりからずっと渋滞だから行く人は気をつけてね!
Posted at 2015/12/23 21:21:09 | コメント(8) | トラックバック(0) | イルミネーション | 日記
2015年12月20日 イイね!

2016年『農発』は紳士のたしなみになる?!

2016年『農発』は紳士のたしなみになる?!


あーあー、

どうするんだよ~・・・(;´Д`)。



「いい歳してドジっこメイド?」


お前が急にテーブルに飛び乗ったからだろ!
かみさんの一番大切にしてた皿なんだぞ(;´Д`)

「ぼくらが乗るような場所に置いてたソナスが悪い。」


「そもそもなんでそんなお皿で餃子食べてたの? バカなの?」

取りやすい場所に合ったんだよ。
まあそれだけしょっちゅう眺めてたんだろうけど。


とんだ不始末をしでかしたこの週末。
快晴だというのにどこにも遊びに行けず家で掃除、皿洗いなど奉公しておりました。

そんなわけなのでだいぶ前の話で恐縮ですが谷保天満宮旧車際の続きをUPします。

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まだ紅葉の残る12月6日


谷保天満宮境内です。
いろんなクラシックカーイベントがありますがこの雰囲気は別格ですね。


すっごく綺麗に仕上げられていたミニクーパー。


おなじミニをベースとしたキットカー
GTM クーペ 1972年


しかしFFベースをどうやってミッドにできるのか? キットカーの世界は深い。



ヒルマン・インプ・スーパ 1967年
ミニの対抗馬は上品さで勝負。


エルバ Mk-5 1959年 かつての英国フォーミュラーメーカー FJマシンです




シトロエンSM ナンバープレートがフロントカウルに格納されているのが面白い。空力的にも良さそうですよね。


MG Nタイプ・マグネット 1935年
2000GTとの並びが美しく印象的でした。主催車側のレイアウトの妙味ですね。



スポーツカーのダッシュボードって30年代あたりで確立していたのかも。


トヨタ2000GT 1970年 
すっごく美しいリヤビューは極限まで簡略化されたバンパーの効果も大きいと思うのです。

ちょっとぶつけたらボディパネルまるごと修復ですからね。
見る分にゃ楽しいけど、併走はしたくない車です(^_^;

変わって頑丈そうなバンパーが付いているのは
ポルシェ356 SC 1600 1964年
実用製を重んじるポルシェらしいディティールですよね。


アルピーヌ・ルノーA110 1975年


911と同じく小型のRR車 一度走らせてみたい車です。



アルファ・ロメオ・ジュリア1300TI 1969年 
こういうペキペキの箱形で速いってのが格好いいですよね。


ジャガーEタイプ・ロードスター 1968年
英国車にモスグリーンは良く似合う。


こういう車はユニクロきて乗っちゃいけないんだろうな~。どんなかっこして乗るんだろう。

というかユニクロでいい車はここには一台もないな。
フィアット500F 1967年


近所の人かな。オシャレだな~。そもそも青のセーター着るなんて発想がない。


犬までオシャレ! なにこの着こなしぶり。


「ごすずん、なんかダサい私服の人がこっちみてるよ」


「靴下の色合わせ覚えてから出直してきな!」


さすがイタリアのグレートハウンドは違う(;゜ロ゜)


ああ、ここでもオシャレチェックか。
もうちょっとほっとできるところにいこう・・・。

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謎の食べ物「ばそきや」のある風景。和むなぁ。



おじいさんのパイプタバコのように丸い輪っかを吹き出す「農発」


ポンポン、シャリシャリと小気味よい音があたり一体を包む。


レトロなんて生やさしいもんじゃない脱穀機の商標プレートに比べ
えらくハイテクなプーリーが不思議な感じ。



農発界期待のホープの中学生君 今年も頑張ってました。



みんな笑顔。人の靴下の事気にする人なんてここにはいない。





そんなときワイルドなドラム缶ストーブに当たってた
おじさんの恰好に思わず二度見! 
頑固職人みたいなお顔をされているのに所ジョージのLightningにでてくるような見事なアメカジですよ?!



こんなところにもオシャレする人がいるとは・・・。もしかしたら農発は紳士のたしなみになりつつあるのかもしれない。
藁から編む"わらじ"がエスパドに変わって夏のマストアイテムになったり。



GQで特集組まれる日も近いぞきっと!


「へんな妄想に浸ってるところ悪いけど、どうすんのお皿?」


あーそれがあった(;´Д`) 

さて金つぎのやり方覚えなきゃ。どっかで教室やってないかな・・・・。


おしまい
Posted at 2015/12/20 18:31:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | クラシックカーフェス | 日記
2015年12月13日 イイね!

思いを引き継ぐ車と車両 谷保天満宮旧車祭りとJR205系ラストラン

思いを引き継ぐ車と車両 谷保天満宮旧車祭りとJR205系ラストランこんばんは! 皆様良い週末を過ごされましたでしょうか。
年の瀬までの後一時、今週も頑張ってまいりましょう!

さて先週の日曜日はどんなことがあったかな、を振り返る当ブログ。
今回のテーマは谷保天満宮旧車際とその際偶然乗り合わせた南武線でのエピソードのお話しです。
もたもたしてるうちに後者は結構有名なニュースになっちゃいました。
こういうのさっさとアップしないとダメですね(;´Д`)

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12月6日 今年もやってきました、谷保天満宮!
Yahoo!がスポンサーにつく日も近いとか近くないとか。




お出迎えはきっちり汲まれたコスワースのフォーミュラーエンジンが美しいジネッタG12 1993年



今回は車両名称、年式をクラシック&スポーツカーさんの記事を参考に記載させて貰いました。ありがとうございます。


ポルシェ904カレラGTS リクリエーション 1964年



大きなヘッドライトカバーが印象的。同じ頃に登場したディーノともよく似ていますね。






ランボルギーニ・カウンタック 5000QV 1986年
大黒を始め各種イベントで拝見させていただくのですが、このクルマは中でも極上の美しさをまとっていました。大事にされているんでしょうね。



何十年経とうがやっぱりスーパーカーの王様



ペキペキしたクルマというイメージがありますが、意外と曲線要素が多いカウンタック。



しかしなんと言っても最大の萌えポイントはこのエアインテーク!
心の中の少年が呼び覚まされます(*´ω`*)



ノーブルP4 1989年 



フェラーリP4のレプリカなんですけどまあこれが出来の良いこと!


この顔つき、サーキットの狼に登場したディーノレーシングSPを想起させますね。やっぱりこれがモデルなのかな?



■■■

変わって三輪車コーナー。

メッサーシュミット500ティガー 1958年



メッサーシュミットKR200 1963年 こちらが5年新しい。そういえば少しだけモダナイズされているような?




ダイハツ・ミゼットMP5 1959年



2人乗り! 初代の座席がまんまバイクのそれでハンドルもバーだったことを考えるとずいぶん立派になりました。



ホンダS800 1968年



それより3年前に出たのが
ホンダS600 1965年  フロントデザインの違い、分かってきました。
S600の方がヨーロッパ車っぽい雰囲気なんですね。



おばあちゃん達がポルシェのクレストを指さしてたのでなにを言ってるのか聞き耳をたてたところ


「これこれ、若い人達がジャンパーの肩なんかにつけてるヤツだよね。このクルマのなんだね」


そういえば今日かつさんもそんなフリース着てたな(*´ω`*)
意外と有名なポルシェクレスト。


ボルボ1800ES 1972年 シューティングブレークってやつでしょうか。四角くなる前のボルボは翻って今のV40に通じるものが。



展示された車両はこうしてお祓いを受けられるという特典が。
オーナーも一緒にということなのですが、たいてい不在でクルマを前に真剣に大幣(おおぬさ)を振る神主様。
御利益ありそう。いいな。



モーガン・プラス4 1968年 モーガンはこの形でも結構年式新しいんですよね。



本格的な衣装のバグパイプ奏者も登場。



ここだけ見たらAKBみたい!


「男がスカートで堂々と歩くならバグパイプを持て」
フィリップマーロウもそんなことを言ってたな。

「適当なこと言うな!」



■■■


さて、この会場、近隣にぜんぜん駐車場が無いのです。
あっても駅より遠いということもあって南武線で訪れていました。
ワイド993さんも同じ♪



ぼへーっと窓をみていたら車内アナウンスが。

「ただいまご乗車いただいておりますこの車両は、本日をもちまして南武線の営業運転から引退し、今後はインドネシア・ジャカルタに渡り、走り続けることとなります。」



「電車をお降りの際は、お忘れ物のございませんように」



「また、この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら幸いでございます」



な、なんだよ・・・。鼻の奥がツーンとしちゃったじゃないか(゚´ω`゚)゚


そうか。お前、今日が最後だったのか。



中間車両を改造したようなE205系。
まさかの新型車両E233系が南武線に導入されてから
お前がくるとちょっとがっかりしたんだ。

でも横向きで高さのあるつり革は気に入ってたよ。
尻の熱くなるほどの暖房も、冬に凍えて待ったホームからだと有りがたかった。

ジャカルタでも元気でな!( ;∀;) あと得意の暖房、あれいらないからな。




「えーっと自分の世界に入っちゃったソナスに変わって次回予告です。
谷保天満宮の後半だそうです。
二週間掛けるネタかと思いますが農発は外せないんだそうですよ」




つづく

撮影機材 いつもの

Posted at 2015/12/14 00:46:53 | コメント(10) | トラックバック(0) | クラシックカーフェス | 日記
2015年12月05日 イイね!

神宮前のクラッシックカーたち 後半テーマは「合理性」

神宮前のクラッシックカーたち 後半テーマは「合理性」
クラシックカーフェスティバル in 神宮前の後半です!

今回のテーマ「引き算で合理性を求めたクルマたち。」
では行ってみましょう。

■■■


フランクリン シリーズ9  1918年(大正7年)

始めて聞いたメーカー名。アメリカ車です。
この当時から軽量化にこだわり、アルミボディや木製フレーム、空冷エンジンを採用。ラジエーターが無いからできたシャープならボンネットデザインが印象的。



軽量化といえばこのクルマ 

フライングフェザー 1955年 
合理的で無駄の無い作り。和製2CVという形容もぴったりきます。
400Kの軽量ボディにメグロの350cc 12ps OHVエンジンを登載。



制作は住江製作所  大手織物メーカーでした。
自動車史本でかならず登場するこのクルマ、有名な割に製造台数は50台にも満たないのです。



その理由は商品力の低さ。このクルマ、当時38万円もしました。
当時の大卒初任給が13,000円の時代ですから換算すると570万円近くになります。
そのくせ前輪ブレーキも無いなど簡素化の極み。

ただ、今の視点でみるとすっごく良いデザインなんですよね。
ヘッドライトの峰なんて911みたいだし。


走るフライングフェザー。貴重なものを拝めて幸せでした(*´ω`*)




スバル360 1968年


スバル360が発売されたのは1958年 販売価格は365,000円
フライングフェザーのわずか3年後。さらに安くて高性能!



このクルマがなぜ伝説でプロジェクトXだったのか、同時期のクルマと比較することでよく見えてきました。




13年前。2002年ってついこの間のような気がしませんか? うちの貴婦人号こと996C4Sが新車だったころです。

1958年というのは終戦からわずか13年。ついこの間戦争が終わったばかりでした。
まだまだ貧しかった日本のお父さんに「頑張ってこのクルマを買うぞ」と奮い立たせたその商品力。素晴らしいですね。




■■■

ダイハツ ミゼット 1959年

フライングフェザー的な簡素は受け入れられませんでしたが、不思議とこちらはウけました。なぜか?

乗用車と商用車の差なんでしょうね。



ミゼットの販売価格は1962年当時で228,000円 現在換算で280万円程度
当時の零細店舗は自転車やオートバイが輸送手段。
この価格と当時珍しかった割賦販売、そして大村崑のテレビCMも手伝って72年の生産終了まで33万台を販売しました。



旬の期間は意外と短かった軽3輪トラック。理由は軽トラックの台頭です。




同じ敗戦国だったドイツもあがいていました。

BMW イセッタ  1959年

高性能車しかラインナップになかったBMWはイソ社からライセンスを買ってこのクルマを生産しました。
泣く子も黙るラグジュアリーカーメーカーとなったBMWはこのクルマをどう思ってみているのでしょうか。良い思い出だと良いのですけど。




実は4座もあったイセッタ 
 
後部座席の人はどう降りるんだろうとみたら、あたり前にリヤドアがありました(^_^;





DAF 600  1959年

オランダの戦後初国産乗用車です。
オランダは敗戦国ではなかったのですが、ナチスドイツに占領されたりインドネシア独立戦争が勃発したりといろいろ大変だった模様。東欧で90年代まで作られていた車ってこんな感じでしたよね。




シボレーコルベア  1960年

同じ時期の戦勝国 アメリカの「小型車」です。なんというかおにぎり弁当VSステーキランチのよう。



シボレーフリートライン エアロセダン 1948年

戦中に設計されたクルマがこれですからね。そもそも物資の差が大きすぎ。




トヨタ パブリカ800 1967年

当時は先端のデザインだったのでしょうけど、作り込まれたレトロカーの様です。



隣のトヨタ スポーツ800共々、空冷2気筒エンジンを登載。
このエンジン、今も観光バスのエアコン用として現役なのだとか。

先のシボレーコルベアに代表されるアメリカ製小型車はのこのクルマを祖として進化した日本製のそれに駆逐されていきます。


トヨタ2000GT 1967年

パブリカやヨタハチと2000GTは同期なのでした。この頃のトヨタ車デザインは秀逸ですね。




デザインといえばこのクルマ

いすゞ 117クーペ 1972年
稀少なハンドメイドタイプですよ。ギア社(ジウジアーロ)にデザインを頼んだ物の、当時のプレス技術では製造できず、イタリアから職人を呼び寄せてたたき出しでボディを作ったのがハンドメイド117シリーズ。



ただし肝心の鋼板の質がよくなくガンガン錆びる。この状態で維持するのは大変なのです。



マツダコスモスポーツ 1970年

この間の東京モーターショーではRX VISIONが衆目を集めていましたが、今から50年前の1965年の東京モーターショーではこのクルマが同じように話題を独占していました。

その2年後1967年に発売された当時の価格は148万円。



現在に換算すると1,184万円。ちなみに同様に換算した117クーペは1,423万円(当時178万円)
スカイライン2000GTが換算750万円(当時94万円)
コスモスポーツや117がいかにラグジュアリーなクルマだったかがうかがい知れます。




ちょっと休憩。聖徳記念絵画館で野点が振る舞われていました。



お茶を点てる際の所作の美しさときたら。



茶道具の造形、茶杓の詫びた色合い。
見てると欲しくなるからこの辺でクルマにもどります(;´Д`)




イギリス車コーナー

トライアンフ スピットファイア4 Mk1 1963年
この時期レジャーにしか使えない2座のスポーツカー作ってられたのは戦勝国だけ。



トライアンフ TR4A  1965年



ピカピカ! きっとこの人もぼくみたいにピカールを使ったんだろう。


MGB GT 1969年



オースチンA35 1957年
乗ってるだけで問答無用にオシャレな人に見えますね。




日産セドリックバン 1961年



ナンバープレートのいぶし具合が粋です




日もだいぶ傾いてクラシックカーが最も映える時間になりました。

ベントレー Rタイプ ドロップヘッドクーペ グラバー  1953年



綺麗なグラデーション! 塗装が違うんでしょうね~。



ポルシェ356 スピードスター 1955年
991後期型のエンジンカバーのルーバーが縦になったのはもしかしたら356の影響?



メルセデスベンツ 190SL 1961年



ラストです

MG A 1600   1959年

これが今回のベストショット

シャッター押しただけなのにクルマのほうから綺麗に撮れてくれました(*´ω`*)




あー楽しかった!

さあ明日は谷保天満宮旧車際ですよ。楽しみだな~。



「長い! そして・・またクルマ!?」




撮影機材 EOS6D EF24-105mm F4L IS USM


「いつもの、でいいでしょ! 一個しか持ってないんだから」


おしまい
Posted at 2015/12/05 16:41:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | クラシックカーフェス | 日記

プロフィール

「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
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