
こんばんは! 15年使った掃除機のコントローラーが壊れたんでマイクロスイッチ取り出してホースにくくりつけて使う男ことソナ夫です。
「もう死なせてやれよ!」
いやいや、残りの紙パックを使い切るまでは諦めんよ。掃除中にホースが外れるイライラにも耐えてみせる。
「ソナ夫の相棒だもんな」
そう。生活費全て負担してなお、料理と掃除もおいらの仕事。我ながらいい嫁になると思う。
そんなことはさておき、
見てる人はいますかね、田中ケンの「極上三つ星キャンプ」
白クマみたいな巨漢のおじさんが軽快なフットワークで野山を動き回り、ゲストに旨そうな外飯を振る舞うだけの企画。
水曜の夜、ここに登場する湖畔やたき火やダッジオープンから立ち上がる湯気を見てるとキャンプ行きたくてうずうずですよ。
ちょうど箱根ターンパイクから伊豆スカイラインが3月10日まで割引ってこともあり、ドライブがてらデイキャンを楽しめる場所を見つけたので突撃してきたというお話です。
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突然の呼びかけにも関わらず参加してくれたポルカプ和尚と悠輔さん、
そして途中までお付き合いいただく事になったOZ教頭と赤ターボ部長でまずは箱根ターンパイク。
車そっちのけでMEN'S CLUB風ショットで遊ぶ
それぞれがあらぬ方向を見るのがポイント
そんなナイスミドルことOZ教頭のRX-8を今回試乗させて貰いました。
久しぶりのロータリーエンジンにワクワク。
驚きました。この後期型TypeS、ぼくの以前のっていた初期型とはまるで別物です!
低回転域のトルクに厚みがあって4速でも5速でも平気で加速するんですもの。
初期型なんてターンパイクもちこんでも3速以上は使い物になりませんでしたよ。
それでいてビィーン!と際限なく回るロータリーフィールも健在。
低い重心、小さなヨー慣性モーメントでフォーミュラーカーに乗ってるよう。
997C4Sとこれを併行で持つってどうなのかな?と思ってましたが、乗ると納得。
リヤへビーな911とは別物の素直なコーナリングが楽しいのなんの。
いい車ですわ。これは手元に置いておきたくなる。
続いて悠輔さんのケイマン(2.7 MT)にも試乗させて貰いました。
パワー感はさすがにRX-8より上。そしてミッドシップのバランスの良さと、2.7Lゆえ軽々と上まで回る点などRX-8に共通する部分もあり。
911系特有の押し出されるようなトラクションはありませんが、その分旋回性能は余裕たっぷり。どの速度域で突っ込んでも危なげなく回れる、運動神経の良さを感じました。
意外だったのはステアリングの細さ。996も細いのですけど、2007年頃のケイマンもあんまり変らない。今となれば華奢にも思える細いステアリングですけど、繊細に路面のフィードバックを得られる感じがして気に入ってるのです。
和尚のルポGTIも久しぶりに乗りましたがこれまた一級品の運動性能。4輪が吸い付くようなひたひたとした身のこなしは絶品。
いやはや、口を開けば車の話しかしないメンツが選ぶ車は、やはり購いがたい魅力を備えてるなと実感です。
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伊豆スカイラインで互いの車を乗り換えながらあっというまに亀石峠に到着。
ここを降りて修善寺方面に走るとすぐ現れるのがこちら
伊豆モビリティパーク!
なんかゴルフ場みたいですが、知る人ぞ知る「高規格」なオートキャンプ場。
場内は全て舗装されており、道脇の植え込みも綺麗に剪定されてます。
電源付きの高規格サイトなんて初めて利用しましたが、なんというか住宅展示場から家だけ取っ払ったようなものですね、これ。
確かにキャンプ初心者のパパが小さい子供連れて遊ぶには安心でしょう。
取っ払った家の部分に本来テントやらタープやらを立てるのですが、今回は時間も無かったので机と椅子だけ。
あげく、守夜会のお洒落キャンパーかつさんから
見栄えが悪すぎる!と叱られた一枚がこちら。
もうおっさんらがその辺にガサガサとモノ置いてるだけ
でも腹減ってたのと時間もなかったんで勘弁。もう写真映えとか気にもしてられない年頃のぼくら。
おっさん二人のガサガサ設営の最中、ポルカブ和尚は山で椎茸狩り。
見事に新鮮・肉厚の椎茸をゲット! 立派すぎて松茸みたい(*´ω`*)
焼くとさらに鮮烈な香りに!
瑞々しい歯ごたえからジュワーっと椎茸出汁が染み出て、もう美味さのびっくり箱やあ。
殻つきの牡蠣も炭火でじっくり。遠赤効果か、ガスで焼くよりふっくら火が通る感じ。
牡蠣焼き名人と化した悠輔さん
牡蠣・海老と焼いて、焼き物の最後はやっぱり焼き肉! 炭火で焼くと何でも旨いなあ。
油が炭に落ちた際の煙で適度に燻されるのも香ばしさの要因なんでしょうな。
それにしてもこのサイトの絵づらの悪さよ(;´д`)ゞ
食べてるとなんにも気にならないんですけどね
GOOUTに乗るような人とぼくらは何が違うのだろう。
「そのポリバケツみたいな色のクーラーボックスがいかんのでは?」
なるほど! カモ柄のラッピングでも巻いてみるか。
そうこうしているうちに炊き込みご飯も完成。市販の五目ご飯の素にホタテを足してみたのですが、そいつのダシも加わって上々の出来(*´ω`*)
和尚も悠輔さんもお替わりしてくれました。
「美味しいね!」って言えるのはやっぱり嬉しい。
ソロキャンやってるときはずっと黙ってますからね。
感動は共感することで倍増する。映画館で見る映画、ライブコンサート。みんなそう。
ただ、寂しさを隣りにおいてひたすら内に語りかけるソロキャンも良いんですよ。座禅とか瞑想みたいなもんかな。
温水が出る炊事場に驚きつつ、草っ原に簡易トイレを並べただけのワイルドなキャンプ場がちょっと懐かしくなった、そんな高規格サイト初体験でした。
(おしまい)
Posted at 2019/02/24 21:55:52 | |
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キャンプ | 日記