
兵庫県北部は古くは但馬(たじま)と呼ばれる地方で、黒毛和牛種の但馬牛が全国的に有名な土地です
日本開国、文明開化の世には、外国人が食する牛肉が主に神戸から運ばれたこととその肉質が評判になり神戸牛と呼ばれるようにもなりましたが、それは主に但馬で生育された牛です
現在では血統管理もされて、但馬牛と呼ぶ牛の定義も厳格化されているようです
とまぁ、余談はさておき
日本海のズワイガニ漁が解禁になり、もう冬だなぁとそろそろ年末年始のことが頭をよぎる時期になってきましたが、ワタシの両親はその但馬の出身なもんで、お盆、正月は帰省の帰省って事でその田舎で過ごし、親戚とお酒を飲むことも多くなります
最近は飲酒運転の取締りと罰則が厳しいんで自粛してますが?(^-^;
その但馬の酒といえば、ぱっと頭に浮かぶのが
『竹泉(ちくせん)』と
『香住鶴(かすみづる)』
ほかにもあるんですが、口にすることが多いのはこれら
ま、慣れ親しんだ味というか(^-^;
『竹泉』の蔵元は朝来市山東町にある
「田治米合名会社」
舞鶴若狭自動車道春日ICから延びる北近畿豊岡自動車道(現在、和田山ICまで開通)の
山東ICで降りて、国道427号線と国道9号線の交差点から少し京都寄りの場所にあります
JR山陰本線の梁瀬駅から歩いても行けます(電車本数は少ないです)
中には入れなかったと思いますが、何度か付近を歩いた際に眺めた外観は
その歴史を物語る風情と風格があり、なかなかイイです
『香住鶴』の蔵元は香美町香住区にある
「香住鶴株式会社」
日本海に向かって流れる矢田川沿いにあり地理的にクルマで行くしかないんですが
国道9号線を北上して県道4号線に入り、海側へ下る左手に現れます
知らなければすーっと通り過ぎそうになります
ずいぶん前になりますが、二回お邪魔してます
酒蔵に併設されている『福壽蔵』にはこれでもかっ!てくらいの酒瓶(品種)が並び
蔵見学や試飲もできるようになっており、目移りして困ります(笑
来年秋頃には北近畿豊岡自動車道が延伸するんで、交通の便は少し改善するでしょう
兵庫県の日本酒は
灘五郷が全国的に有名ですが
小粒ながらピリッとした蔵元が但馬にもあるってことで
通販の案内が届いたついでのご紹介でした
これからの季節、カニなんかを食べに但馬へ行かれることでもあれば
ちょっと思い出していただければね、
出てくる日本酒はこのあたりの地酒だろうと思いますので(^-^
年末年始は、うまいカニとうまい日本酒が楽しみだなぁ(笑
天候が荒れませんようにっ!!
ブログ一覧 |
味 | 日記
Posted at
2011/11/16 20:39:47