新年チューナー聴き比べ

んばんわ＝


年末に待望のチューナーが届く(^o^)

年明け帰省後、寝込む
で、ようやくじっくり聴き込む、なのですね＝


PIONEER　F-007（1979年？発売 ￥95,000）

パイオニアの高級チューナーです

同世代・近似価格帯は、KENWOOD L-01TとTechnics ST-9030Tを所有してます
比較用にKENWOOD L-02Tも加えましょう


これらは検波方式が違います

　F-007 　　PBLD（パラレル・バランスド・リニア・ディテクター）検波
　L-01T　　　　パルスカウント検波
　ST-9030T　　レシオ検波
　L-02T　　PLL検波

80年代になると普及クラスはクオドラチュア検波、中級以上はPLL検波というのが主流です
同時にシンセサイザーチューナーに切り換わります（バリコン製造中止のため）
シンセサイザー機の高音質機は多くがPLL検波になります

この検波方式が音質の基本的性格を持たせるように思います
シンセサイザーチューナーに個性が少ない感じがするのはそのせいかも


PBLD検波機は、同社のTX-8900（1975年頃発売 ￥65,000）以来
故障機だったのをセミオーバーホールメンテで復活させましたが、
クリアで心地よい音質が記憶にあり
上級機となるF-007はいつか聴いてみたいチューナーの一つでした


聴いてみると、、、うーんイイですねぇ～
素直で明るく、スッキリしてます
高音側にちょっと華やかさがあるパイオニアトーン！

対して、、、
L-01Tは低音域の量感と空間表現で少し劣るが、解像感とキレで勝りほぼ互角か
ST-9030Tは低音の量感、力感で勝るものの他はF-007が上と思えます
L-02Tは次元が一つ違う感じでF-007を上回りますが・・・音色の違いがはっきり


アナログ（バリコン）チューナーが興味の中心になってきましたね～
図体が大きくて置き場に困るんですが

そのためにも在庫を減らさんとあきません(^^;