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2017年05月15日 イイね!

いつの間にか米米CLUBが活動を再開していました(^^;;

いつの間にか米米CLUBが活動を再開していました(^^;;音楽ねたで珍しくJ-POP関連ですm(_ _)m

Apple Musicで米米CLUBのSingleが新たに配信されているのを見つけて調べてみたら、いつの間にか活動を再開しておりました。

2017年3月末に9月から始まる約4年半ぶりの全国ツアー「a K2C ENTERTAINMENT TOUR 2017 ~おせきはん~」の開催決定を発表していました。



そして4月2日にNHK-BSプレミアムのドラマ「PTAグランパ!」の主題歌「コドモナオトナ」発表ドラマ挿入歌の「Uplight」とともに5月10日からデジタル配信が開始されました。

2年前にデビュー30周年記念に当たる10月21日に、Original全16タイトルがリマスタリングされて限定再発されて、デジタル配信が開始されるということで取り上げたことがありました。

米米CLUBは、1985年10月「I CAN BE」でメジャーデビューし、しばらくアングラ的な活動が続いていましたが、1988年頃から徐々に知名度が上がり、1990年4月リリースの「浪漫飛行」がJALの沖縄キャンペーンに使われたこともあり大ヒット
更に1992年5月リリースの「君がいるだけで」が、フジテレビのドラマ『素顔のままで』の主題歌に使われ300万枚近い大ヒットとなり日本レコード大賞を受賞。
その後徐々に人気が下降し1997年3月に解散

【30s 米米CLUB CM 1990年 JAL 沖縄 「夏離宮」 曲 浪漫飛行】


2006年4月から6ヶ月の期間限定で再結成して活動を再開。しかし10月の最終公演で期間限定を撤回して活動を継続。その後も断片的に活動を継続していましたが、20014年以降は活動休止状態になっていました。久々の活動再開で楽しみです。32年振りにコンサート行ってみるかな?


【米米CLUB 「a K2C ENTERTAINMENT TOUR 2017~おせきはん~」公演スケジュール】

■9月9日(土) 埼玉/三郷市文化会館 大ホール 
開場16:15/開演17:00 

■9月16日(土) 東京/江戸川区総合文化センター 大ホール 
開場16:45/開演17:30 

■9月20日(水) 大阪/大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール 
開場17:45/開演18:30 

■9月23日(土・祝) 愛知/愛知県芸術劇場 大ホール 
開場17:15/開演18:00 

■9月30日(土) 千葉/千葉県文化会館 
開場16:45/開演17:30 

■10月1日(日) 茨城/茨城県立県民文化センター 大ホール
開場16:45/開演17:30

■10月7日(土) 神奈川/川崎市スポーツ・文化総合センター 
開場16:45/開演17:30 

■10月8日(日) 神奈川/川崎市スポーツ・文化総合センター 
開場15:15/開演16:00 

■10月20日(金) 福岡/福岡サンパレス 
開場17:45/開演18:30 

■10月21日(土) 広島/広島文化学園 HBGホール 
開場16:45/開演17:30 

■10月28日(土) 徳島/鳴門市文化会館 
開場16:45/開演17:30 

■11月3日(金・祝) 宮城/仙台サンプラザホール 
開場16:45/開演17:30 

■11月5日(日) 静岡/富士市文化会館ロゼシアター 
開場16:45/開演17:30 

■11月10日(金) 兵庫/神戸国際会館 こくさいホール 
開場17:45/開演18:30 

<席種/チケット代金(税込/全席指定)>
●指定席:¥8,640

【米米CLUB 10年分ドキュメント】
Posted at 2017/05/17 06:03:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年09月19日 イイね!

山下達郎の3年ぶりのNew Single「Cheer Up! The Summer」でTatsuro節炸裂(^^;;

山下達郎の3年ぶりのNew Single「Cheer Up! The Summer」でTatsuro節炸裂(^^;;音楽ねたですが、珍しくJ-POPねたでm(_ _)m

山下達郎のNew Single「Cheer Up! The Summer」が9月14日(水)に発売されました(^^;;
前作「光と君へのレクイエム」から約3年ぶりの新曲とのことです。

フジテレビの松嶋菜々子主演ドラマ「営業部長 吉良奈津子」の主題歌とのことですが見ておりません。
低視聴率で松嶋菜々子の商品価値を下げたとまで言われ、途中打ち切りになるのではとも言われていた様で、CDの売り上げには貢献していませんね。

山下達郎と松嶋菜々子のタッグとしては、NHK連続ドラマ小説「ひまわり」(1996年4月期放送:脚本は今作ドラマも手掛ける井上由美子)に提供された「DREAMING GIRL」以来、実に20年ぶりとのことですが、これも見ていないので知りません。

松嶋菜々子主演のTVドラマの主題歌として制作依頼が来て、応援歌として書き下ろしで制作したとのことですが、完全に80年代のリバーブの感じで作ったとのことです。

HMVからCD届きましたが、なぜか紙ジャケで昔の7inch Singleサイズでちょっと置き場所に困る。
夏も終わって涼しくなってきているのに初回限定の紙うちわが付いて来ました
。別にいらないんですけど(>_<)

ジャケットはBEST盤のOPUSにも起用されていた「とり・みき」の山下達郎のデフォルメしたイラストで、山下達郎がスーパー・ジェッターの流星号の様な乗り物に乗っています
と言っても、年代的にわからない方も多いでしょうが(^^;;



7inchサイズは初回プレス限定で、うちわの特典は更に数量限定だった様で、Amazonのマーケットプレイスで2倍以上の高値で販売している業者がいます。サービス品をネタに法外なプレミアムを付けて利ざやを稼ごうという姿勢は嫌ですね。

【山下達郎 - CHEER UP! THE SUMMER】
1. CHEER UP! THE SUMMER
2. CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU ~君の瞳に恋してる (Live)
3. CHEER UP! THE SUMMER (Original Karaoke)

収録曲は3曲でカップリングは、最近のLiveで評判が良かったと言うフランキー・ヴァリ 1967年の名曲「 CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU ~君の瞳に恋してる (Live)」で、“PERFORMANCE 2015-2016"からのライブ・レコーディングとのことで、本人が一番出来が良かったと言っている2016年1月28日の大阪フェスティバルホールのテイクを使用しているそうです。

内外で 物凄くカバーの多い曲ですが、一番有名なのは最近Y! mobileのCMでも使われていた1982年のBoys Town Gang版でしょうね。世界的にヒットして、日本でもオリコン等でもNo.1ヒットになっていた様ですが、完全に一発屋でした。

【Boys Town Gang - Can't Take My Eyes Off You - ( Alta Calidad ) HD】TVに出演した時のカラオケで歌っている映像のようです。


【桐谷美玲、田中美奈子と美脚対決!】ついでなので、これも貼っておきましょう(^^;;、49歳になられたそうです。美玲ちゃんはガリガリですね。


本題の山下達郎の「Cheer Up! The Summer」ですが、待ちに待った山下達郎のサマーチューン!とのことで、TATSURO節炸裂です。

ただ、昔から聞いている人間からするとなんかどこかで聞いたことがあるような、コード進行がそっくりな曲があったような、とういうような気がしてしまいます。
特に似ているのがLoveland,Islandで、高気圧ガールに通じるものも感じます。セルフカバーでは無いのだからもう少し作り分けて欲しいなと思ってしまいました。

【山下達郎 - CHEER UP! THE SUMMER (ショートVer)期間限定公開】Official、いつまで公開しているのかわかりませんが


【Tatsuro Yamashita - LOVELAND, ISLAND. / 山下達郎】


【高気圧ガール】YouYube探したらこんなPVしかありませんでした。台湾のアイドル?
Posted at 2016/09/19 17:31:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年09月11日 イイね!

ドイツのSynthesizer MusicグループのTangerin DreamがNew Albumを製作中(^^;;

ドイツのSynthesizer MusicグループのTangerin DreamがNew Albumを製作中(^^;;プログレねたで、かなりマニアックな世界で知っている人は稀だと思うのでスルーして下さいm(_ _)m

ドイツのSynthesizer MusicグループのTangerin DreamがNew Albumを製作中で完成間近だそうです(^^;;

Tangerin Dreamは1967年にEdgar Froeseを中心に結成されたグループで1970年に「Electronic Meditation」でデビュー

1971年「Alpha Centauri」、1972年「Zeit」、1973年「Atem」をリリース。その後英Virgin Recodと契約し1974年「Phaedra」、1975年「Rubycon」をリリース

Synthesizerを中心にした実験的なAmbient MusicのAlbumを多数製作メロディーやリズムが不明瞭で難解な曲が多い一方で、映画音楽や比較的メロディアスな曲もあり非常に捉えづらいグループの印象があります。
同じドイツのSynthesizer Muscグループでも、Techno Pop系のKraftwerkとは全くテイストが異なっていました。

1978年「Cyclone」、1979年「Force Majeure」、1980年「Tangram」、1981年「Exit」、1982年「White Eagle」あたりはPOPでメロディアスな時期で比較的わかりやすいAlbumでした。

1983年にメジャーレーベルからの契約を解除され、その後はインディーズレーベルや自主レーベルでのAlbum製作。あまり日本にAlbumや情報が入ってくることはなくなり、話題にも上がらなくなりましたが、その後も本国ドイツを中心に活発に活動を続け、毎年複数のAlbumを発表。Live活動も継続していました。

しかし、2015年1月20日に中心人物のEdgar Froeseが70歳で亡くなりグループも解散になるものと思っていましたが、残るメンバーでAlbumの製作を継続していた様です。Soundcloudのサイトで1曲試聴、無料Downloadが可能です。いかにもTangerine DreamというSoundで比較的聴きやすい曲になっています。

最近のMemberは今回始めて知りましたが、2011年に日本人Violinistの山根 星子という人が加入していたとのことです。そして2014年にUlrich Schnauss(synthesizer, piano)が加入しているそうです。

Tangerine Dream:
Edgar Froese: keyboards, guitar
Thorsten Quaeschning: synthesizer, piano, pipe organ
Hoshiko Yamane (山根 星子) : electric cello + violin, electric Erhu, electronic yangqin
Ulrich Schnauss: synthesizer, piano

【Exit】(1981年)比較的わかりやすい代表曲


【White Eagle】(1982年)良くTVのBGM等で掛かっていました
Posted at 2016/09/11 08:33:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年06月26日 イイね!

Synthesizer Musicの巨匠Vangelisが15年振りのStudio Original New Albumを発売します(^^;;

Synthesizer Musicの巨匠Vangelisが15年振りのStudio Original New Albumを発売します(^^;;引き続き音楽ねた行きますm(_ _)m

Synthesizer Musicの巨匠Vangelisが15年振りのStudio Original New Albumを発売します(^^;;

欧州宇宙機関 (ESA) の彗星探査機「Rosetta」をテーマにした作品で、Album Titleも「Rosetta」海外で9月23日発売される予定との事です。

映画のOriginal Soundtruckを中心に活動を続けていますが、Studio Original Albumとしては、同じく宇宙関係で、2001年のNASAの火星捜査プロジェクト「2001 Mars Odyssey」のために書き下ろされた「Mythodea: Music for the NASA Mission: 2001 Mars Odyssey」以来15年振りになるそうです。

Vangelisはギリシャ出身のSynthesizer奏者であり、作曲家です。1943年生まれで現在73歳。英語表記のフルネームは、Evangelos Odysseas Papathanassiouで、Album等によって様々な表記がされていますが、日本では一般的にヴァンゲリス(Vangelis)で通っています。

高校時代からプロとして活動を始めJazz BandでPinanoやOrganを演奏。
1963年にアテネでポップバンド「Forminx」を結成しギリシャ国内で多くのSingleヒットを飛ばしたとの事。
1968年にはフランスでAphrodite's Childを結成。3枚のAlbumと10枚以上のSingleをリリースし、こちらも欧州で大ヒットを出しているようです。

その後、映画音楽やOriginal作品を発表しSolo活動を活発化。それまでのグループでの活動と異なりSynthesizerをメインにClassicalなSymphonic Rock作品を発表。1973年には初の本格的なStudio Original Album「Earth」をリリース。

1974年にロンドンに拠点を移して大手レコード会社RCAレコードと契約を結び、1975年「Heaven and Hell(邦題:天国と地獄)」、1976年「Albedo 0.39(反射率0.39)」、1977年「Spiral(邦題:螺旋)」のいわゆるRCA3部作を相次ぎリリースして評価を高めることになりました。

【Heaven and Hell】


【This track was the theme music to Carl Sagan's PBS Cosmos series】


【So Long Ago , So Clear】Vocal Jon Anderson


【Albedo 0.39】


【Alpha】Albedo 0.39より


【Spiral】


【Spiral】


特にVangelisのSynthesizer Musicと宇宙との親和性は高く、Carl Sagan制作のTVドキュメンタリー「COSMOS」で、テーマ曲として「Heaven and Hell」の一節や、「Albedo 0.39」に収録されている「Alpha」等が使われると更に知名度が高まり、以後TV等のBGMでも多用されるようになりました。

また、1974年にはRick Wakemanの後任としてYESへの加入を打診されたものの、自身の創作活動の影響やギリシャ人がイギリスのBANDに加わることによる排斥活動等を懸念して加入を断った事でも知られています。
しかし、これを契機にJon Andersonとのコラボレーションが始まり、1975年リリースの「Heaven and Hell」Lastの「So Long Ago , So Clear」でVocalを取っており、非常に美しくマッチしています。

Jon AndersonのYES脱退直後の1979年に、Jon & Vangelis名義でStudio Original Album「Short Stories」を発表。1981年「The Friends of Mr. Cairo」、1983年「Private Collection」をリリース。1983年のJon AndersonのYES復帰で一時途絶えるも、1991年にも「Page of Life」をリリースしています。一連のJon Andersonとのコラボレーションも知名度を高める大きな要因となったと見られます。

【Short Stories】


【I Hear You Now】


【The Friends of Mr. Cairo】


【The Friends of Mr.Cairo "complete version" (Video Clip + Emotional Cut)】


【Private Collection】


【Page of Life】


【Anyone Can Light A Candle】


しかし、更にVangelisの知名度を高めたのはやはり映画音楽で、1981年の「Chariots of Fire(邦題:炎のランナー)」や1982年「Blade Runner」で、特にアメリカでは1982年3月の第54回アカデミー賞で「Chariots of Fire」がオリジナル作曲賞を受賞し、Original Soundtruck Album,SingleがどちらもBillboard ChartでNo.1を獲得。Instrumentals曲としては、唯一No.1を獲得した曲になるそうです。

【Chariots of Fire】


【Chariots of Fire】


【Blade Runner

【End Titles】


なお、「Blade Runner」については、Vangelisの音楽が映画の世界に非常にマッチして話題になっていましたが、Vangelisの当時のOriginal作品と作風がかけ離れていることを理由に当時Original Soundtruckは発売されず、12年後の1994年にAlbumが発売されています。
そして、1992年に「Blade Runner」と同じRidley Scott監督作品「1492 - Conquest of Paradise(邦題:1492 コロンブス)」のOriginal Soundtruckを手がけ、欧州中心にAlbum,SIngleともに大ヒットし、世界的には「Chariots of Fire」を凌ぐヒットになっているとの事です。

【1492 - Conquest of Paradise】


【Conquest of Paradise】


日本では1983年公開の邦画「Antarctica(南極物語)」、2002年サッカー日韓ワールドカップのテーマ「Anthem - 2002 FIFA World Cup TM Official Anthem」がオリコンチャートでベスト10圏内に入っており、これらの曲の方がより知られていると思われます。

【Antarctica(南極物語)】


【Theme From Antarctica】


【Anthem】


【Anthem】


映画音楽を中心に、地道に活動を続けているとは言え、Studio Original Albumとしては15年振りと久々で、得意の宇宙をテーマとした作品である事から出来栄えが期待されます
Posted at 2016/06/26 07:49:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年05月08日 イイね!

Synthesizer Musicの始祖、冨田勲氏が亡くなられました(T_T)

Synthesizer Musicの始祖、冨田勲氏が亡くなられました(T_T)Keith Emersonと並んでSynthesizer Musicの始祖とされる冨田勲氏が5月5日午後2時51分に慢性心不全のため東京都立広尾病院で亡くなられました享年84歳。ご冥福をお祈りいたします

同日、昼ごろ自宅で倒れ、搬送先の病院で家族に看取られながら息を引き取られたとの事ですが、倒れる1時間前まで今年11月に上演予定の新作「ドクター・コッペリウス」の打ち合わせを行っていた様です。
一族で葬儀を済ませて、8日に日本コロンビアが逝去のお知らせを公表しました。

依然活発に創作活動を続け、慶應義塾大学医学部教授の長男勝氏には「11月までは死ねなくなっちゃったよ」と笑って話されていたそうです。

冨田勲氏は1950年代の慶應義塾大学文学部在学中から作曲活動を始めており、NHKの大河ドラマや手塚治虫氏の虫プロダクションの音楽を手掛け、オーケストラを起用したダイナミックな曲作りに定評があり引き合いが多かったと言われています。

そして1969年に開発されたばかりのSynthesizerのMOOGⅢ-Cを用いたWalter Carlos(後に女性に性転換を行いWendy Carlosに改名)の「Swiched on Bach」等のレコードを聴いて衝撃を受けて、1971年に当時開発されて間もなく高価であったMOOGⅢ-Pを日本で始めて個人輸入

税関で軍事関係の精密機器と疑われて、楽器であることを証明するために数ヶ月掛かり、税関から演奏写真を要求されてRockの演奏に使用し始めていたKeith Emerson氏の写真が利用されたと言われています。

実物入手後も開発機器で説明書が添付されていないため、複雑な仕組みを苦労しながら独自に試行錯誤で習得し、様々な楽器の音を自ら作り出し、それをオープンリールテープレコーダーによるMulti Truck Recordingで、1つ1つの楽器の演奏を同期させながら100回以上も多重録音を積み重ねて厚みのあるオーケストラの音を作り上げるという途方も無い労力を掛けた作り込み手法で曲作りを行っていました。
ファミコンと同様の音でクラッシックを演奏したWalter Carlosの「Switched on Classic」シリーズとは全く別次元の芸術作品でした。

そしてMOOG Synthesizerによる多重録音Albumとして、1974年の「月の光」から始まり、1975年「展覧会の絵」1976年「火の鳥」1977年「惑星」1978年「バーミューダ・トライアングル」1979年「幻想宇宙」1980年「ダフニスとクロエ」1982年「大峡谷」1984年「スペース・ウォーク」を発表しました。

ワールドデビューの「月の光」から海外でも注目され、日本よりもむしろ海外の方がより高く評価されている感じもあり、多くのAlbumが米Billboard Classic Chartで1位を獲得していました。そして大賞の獲得はなりませんでしたが、1974年に「月の光」で日本人として初めてグラミー賞の主要4部門でノミネートされ、Classic部門では最優秀Album賞を獲得していました

「月の光」もSynthesizerとは思えない柔らかい温かみのある音で、冨田勲の独特の世界観が表現されていました
中でも、ホルストの「惑星」のフルオーケストラのSynthesizer作品の作り込みはかなり衝撃的でした。
ホルストは惑星のオーケストラ演奏には、パートが欠けることがないようにかなり厳しい規制をつけていたとのことで、この作品が発売された後にホルストの遺族が冨田勲とレコード会社に対して訴訟を起こして話題になっていました。後に和解に至ったようですが、緻密な作り込み努力が功を奏したのでしょうか。

ストラビンスキーの「春の祭典」もレコーディングされていたとの事ですが、発売済みの「火の鳥」の際に既にクレームが付いていたのか、こちらは発売前の提訴で完成していたものの発売を断念したと言われています。

なお、これらの作品のアシスタントとして、後にYMOのProgrammerとして有名になったLogic Systemの松武秀樹が師事していたで事も知られいています。

そして、1980年代後半以降は、レコード会社のマネジメントとともに、NHKの大河ドラマや映画音楽を中心に活動を続け、やや裏方に徹してきました。

2000年からは、尚美学園大学で音楽メディアコースの主任教授を務め、その後も芸術情報学部の大学院教授として「冨田研究室(トミタメソッド)」が開設するなど、後進の指導にも務めるとともに、2003年以降過去のSynthesizer作品の5.1ch化などのRe-Recordingも手掛け、Synthesizer Musicの集大成も進めていました。

ただ、比較的最近のRe-Recording盤の一部はApple Music等でも聴けますが、私にはどうしても初期のOriginalのインパクトが強くて、焼き直しのものは今ひとつピンとこないものが多い感じがします。

2012年にはオーケストラ演奏とVOCALOID初音ミクをコラボレートさせた「イーハトーヴ交響曲」を手掛けるなど、80歳を越えてなお活発な創作活動を続けていました

そして今年11月には「イーハトーヴ交響曲」の続編とも言える「ドクター・コッペリウス」開演に向けて創作活動を続けていたとの事です。

2000年以降再び冨田勲氏の名前をそこかしこで目にするようになり、まだ活動を続けていたことに驚かされ、更に初音ミクとの共演まで行うなど、あくなき探究心に驚かされていました。あらためてご冥福をお祈りいたします。

【ジャングル大帝】結局一番有名なのはこれでしょうか?


【リボンの騎士】これもありました


【きょうの料理 テーマ曲 冨田勲】いやいや、こっちの方が遥かに有名でした(^^;;


【ドビュッシー「月の光」】Synthesizer Musicの最初のレコードでインパクトがありました


【ムソルグスキー「展覧会の絵」】焼き直し前の初期のもので


【ホルスト「惑星」から「木星」】結構インパクトがありました


【「イーハトーヴ交響曲 Blu-ray」ダイジェスト映像】初音ミクとの共演


【ラヴェル「亡き王女のための パヴァーヌ」】最後に氏の追悼曲として(ちょっと音が悪いのですが焼き直し前の方が何と無く荘厳な感じなので)
Posted at 2016/05/08 20:54:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他音楽 | 音楽/映画/テレビ

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NAOTO、寺地美穂参加した渋谷JZ BradのリリースLiveは行けなかったので代わりに😅」
何シテル?   06/11 18:33
ずっと日産車でしたが初めての輸入車になります。 よろしくお願いします。 車歴:ラングレー→スカイライン(R30)→スカイライン(R32)→プリメーラ(P12...
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