またまたF-1、可夢偉ネタです。
モンツァで
F-1イタリアGPが開幕し、無事小林可夢偉がケータハムに復帰することになりました。
しかしながら、これまでの報道を総合すると、やはりケータハムの小林可夢偉のシートはベルギーGP以降全て売りに出ているという事の様です(>_<)。
それが証拠に、小林可夢偉は今週水曜日に急遽チームからイタリアGPへの出場のお声が掛かり、日本からイタリアに飛んで、事前のシミュレーター等での下準備も何も無くモンツアでのドライブとなったようです。
ベルギーGPに続いてアンドレ・ロッテラーに打診していた様ですが、金曜日のフリー走行はテストドライバーのロベルト・メリの走行が前提となっており、新たなスポンサーや資金の持ち込みを求められたのか、結局折り合いが付か無かった様です。
チームはロベルト・メリをそのままレースでも起用しようと考えたようですが、こちらはFIAからのスーパーライセンスが下りず、急遽小林可夢偉が呼び出されたと言うのが真相の様です。
そのため、金曜日の1回目のフリー走行はロベルト・メリがドライブして、小林可夢偉は2回目のフリー走行からの出場でした。チームは何を考えているんだか?
ベルギーGPでのアップデートパーツ投入による車の感触の変化に戸惑いながらも、チームメイトのマーカス・エリクソンを上回りブービーメーカーの21位のタイムを刻んだ様です。今回は下位チームのタイムがかなり接近しているので小林可夢偉の活躍に期待したい所です。
ケータハムは新たなファンドオーナーの元でチームの改革に乗り出していますが、目先のペイドライバーの持ち込み資金の導入と新たなオーナーへの出場権利、体制の高値売却しか考えていない状況が見え見えで、早くもファンドの化けの皮が剥がれたという感じです。本格的なチームの立て直しや長期的な展望等全く持っていない様です。
小林可夢偉の開発能力を活かして、早く車を改善させてポイント獲得を目指して、FIAからの配当金を獲得する方がはるかに大きな資金を得られるにもかかわらず、目先の小金集めに目がくらんでいる様です。
小林可夢偉は今シーズン終了までチームとの契約が残っており、途中解雇の場合違約金の支払いや募金の持ち込み資金の一部返還を求める権利があるため飼い殺しの状況となっています。だれもペイドライバーが出てこない時に、FIAに対する出走取り止めによる違約金を逃れるため小林可夢偉を直前に呼出し出場させる方針の様です。
そのため、小林可夢偉は
鈴鹿の日本GPについても出場できるか分からない状況の様です。資金の返還を求めず円満にチームを離脱した格好にして、同じく小林可夢偉が離脱して以降低迷が続いているザウバーに復帰して日本GPに出場するとの話も出て来ています。ザウバーも小林可夢偉を解雇してペイドライバーと契約しておいて、ケータハム同様全く車の開発が進まず不振を極めているのに虫の良い話ですが。
やはり
小林可夢偉は、今シーズン実績を残せなかったのがつらいところですが、ろくでもないチームからの今シーズン出場はあきらめて、来年の就職活動に専念した方が良いのではないかと思ってしまいます。マクラーレンはフェルナンド・アロンソとセバスチャン・ベッテルの2人のドライバーの獲得を模索しているとの噂が出ていますが、Hondaは小林可夢偉の起用をマクラーレンに働きかけてくれないものでしょうかね。
Posted at 2014/09/06 09:40:27 | |
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