• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2014年08月12日

三菱自動車を考える

三菱自動車がアウトランダーのPHV車を しっかりアピールして販売数を伸ばしたい との役員発言8月7日付けの新聞に掲載されていました





一見すると企業の経営者として 至極当然の発言と受け止めますが それでいいんでしょうか






トヨタのプリウはその基盤となる車両がなく 全く新しい車種として販売され今の地位を得ています



しかし、それはトヨタと言う他社に無い強力な販売網が販売力があったから ほとんどの方がそう言う見方ではないでしょうか

もちろんプリウスと言う車の商品力があったのは当然です



又、その後の流れとしてECOと言う気運が高まり プリウスが目指した目標とベクトルが一致し

その後はプリウスがまさに、ECOを牽引して来た言っても 言い過ぎでは無いでしょう


更に 3.11での福島原子力発電所の事故により その機運は一気に加速し アクア、フィット等のハイブリッド車の販売をも加速させたと思っています





そんな事を念頭に起きながら 先の三菱自動車の事を考えてみました





三菱自動車が厳しい経営環境の中 PHV車を開発•販売したことは大変立派だと思います




PHVを考える前に アイミーブの電気自動車の販売状況は かんばしく有りません

アイミーブの電気自動車での損益分岐点の販売台数は 30.000台/年間 とも言われていますが 実際の販売台数は大きく下回っています


そしてアウトランダーも又同様です EUなどでは一時好調なスタートとなりオランダを始めとして いい感触

との報道も有りましたが その後はいいニュースを聞きません





以上に二つ事から まさに三菱自動車が置かれている問題が浮かび上がって来ます



1、特長のある車種がない事

2、ヒット量販車がない事






この状況の中で 電気自動車のアイミーブ PHVのアウトランダー 三菱自動車の利益に貢献するどころか


大きな開発費がのしかかり 少額の利益を圧迫し続ける負のスパイラルでしょう


三菱自動車の販売台数では コストカットによる利益貢献も期待できません





では どうすればいいのでしょうか





私は次の5項目を提案したい





1、売れる車を作れ



どの企業もヒット作•量販車種を開発すべく日夜頑張っています 何を今更と言われるでしょう


しかしこの程度の生産規模の会社だからこそ もっと徹底した市場調査をやり 開発すべき製品コンセプトをしっかり立て 何がダメで何が消費者から好かれている部分なのかを しっかり認識すべきです





誤解を恐れずに言えば 80点の車を作る(少なくとも 今より万人受けするデザイン志向に振るのも一つでしょう)

今の三菱のデザイン 一言で表現すると ダサい‼️



※ランサーをダメにしたのは第一にこれです、スバルWRXと対照的
更に言えば 余計な電子デバイスの多用がランサーをエボを つまんない車「魅力の無い車」にしてしまった


※パジェロは売れてる事をいい事に メーカ主導の商品が市場から駄目出しをくった例

ラダーフレーム→モノコックボディ そして車高を下げたことでズングリムックリなデザインに

誰もパジェロにモノコックボディなんか求めていなかった(グローバルな視点で見れば更に明白)

四駆でも端正なスタイルにみんな惚れていたのに(カラーリングがそれを更に引き立たせた好例)

メーカの思い上がり 商品企画のミスと言いたい







2、開発と発売のロードマップをユーザに示せ



時に様々な雑誌にMC(フルモデルチェンジ)、mc(マイナーチェンジ)の年月が掲載されます


ニューモデル、モデルチェンジ共にコンセプトを含め そのロードマップを明確に示しユーザに関心を引かせる


関心を持たせる事が重要、もちろん限度があるのは分かるが 何もしないで客離れして行くなら

もうマル秘なんて言わないで 今までの殻を自ら破りオープンにしてはどうだろうか





3、イノベーションを具現化せよ

三菱の負のスパイラルからの脱却 本来はこれがトップにしたい項目

正にこれが見えないことが マツダとの大きな違いであり どの車をどうしたいのかが見えてこないのだ

何の特長もない車ばかりとなる





もちろんたやすい事では有りません

‼️どの企業もこれでもがいています‼️






4、三菱のZOOM zoomを作れ

GDI、四駆、丈夫さ---------------今の三菱の車に対するイメージってなんだろー。何も浮かばない


明るい企業への発信力が不可欠-------暗いイメージの会社に未来はない


マツダのブランド戦略 ZOOM zoomに習え これでマツダの印象が一変「この年のマツダのモーターショーはこの音楽だけで人を寄せ付けていた」

これも一つのイノベーションと思え




5、信頼への取り組みを示せ


今の低迷は これに尽きる訳ですが その後の会社としての発信力が何も有りません

どんな事でもいい メッセージが発信されないと 関心の持たれない会社になります

「信頼」も付いて来ない と言う事になるのでは-------もう10年も経過しています


「リコール」出したくて出す企業なんてありません 、でも信頼性向上の為日々の取り組みを示すべきです

又これからリコールを出すかもしれません。リコールを出したくせに と言われてもそれでも発信力は大事です


( グローバル調達の今、リコールの危険性は想像を超えています)










社内は何か変わりましたか❓

ブログ一覧 | もの申す | クルマ
Posted at 2014/08/12 02:25:23

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ドローンフォトコンテスト参加^_^
b_bshuichiさん

イテテテ~
バーバンさん

皆さん、こんばんは🙋🏻今日は、 ...
PHEV好きさん

S660避暑TRG2025に参加し ...
RA272さん

懐かしいお菓子
パパンダさん

サマーオレンジ買いに行くエボオフに ...
もけけxさん

この記事へのコメント

2014年8月12日 12:58
 こんにちは。

 三菱については色々思うトコあるんですが、私は逆にもう財閥パラサイトなのを割り切ってあと10年ぐらいは余計なこと考えずに出たとこ勝負でイインじゃないかと思います。
 考え込んで誇示を始めて自滅するのも三菱ですし。

 クレーム前から付き合ってる身からの拭えない感想は運営陣の尋常ならざる頭の固さです。
 だからもう会社解散以外つける薬がないんですね。

 折角のいいエンジニアと潤沢な資材を使った車はそこそこいい品質で出るけれど、特徴が出ない。
(それがいいというファンも居るけどあくまで少数派)
 出たとしたらソレは部下や現場に丸投げしたとき。
 会社自体が癌になってます。

 車自体の資質が変わりつつあり、以前の三菱の売りモノがどんどん禁じ手になって来てる現状だったらこのEV転換は後ろ向きの最良策です。

 極論、MiEVはヤマダやコジマなんかで売ればいいわけですし。
(ウチの近所のカープラザなんか大阪本社だし)
コメントへの返答
2014年8月12日 17:50
対巌山さん コメントありがとうございます

三菱の車を長く愛用されている方からすると 今の三菱の状況は残念でならないでしょうネ

対巌山さんのような方から 「会社の解散以外ない」 自殺行為である「EV転換は後ろ向きの最良策」 と迄言わせる三菱自動車と言う会社はどうなっているんだろう と考えてしまいます

経営陣の頭の硬さ 「トップダウンはいいとしても責任を取らず現場に押し付け」 今この時代こんな事は想像出来ません
三菱自動車トップから販売店の末端の人迄 一体になったお客様対応が 対巌山さんのようなユーザに伝わっていないとすれば残念で成りません

対巌山さんが自らおっしゃっています 「いいエンジニアがいる」と

同じ製造業に関わる一人として 元気を出して欲しい、「その特効薬は売れる車が出る事」 これに尽きると思っています
一つの売れ筋が 三菱自動車として 大きな未来への光に成り元気の源になって欲しいものです

ホントにトップの人自ら 対巌山さんを始めユーザ一人一人に耳を傾けてほしいと思います
(追記:対巌山さんは過去に三菱車を使用されていました)


プロフィール

***************2013年6月 CRESTA******************** ・FR車・エンジンにこだわっての車種選定を行い ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

メルセデス・ベンツ ミディアムクラス クーペ mac280CE (メルセデス・ベンツ ミディアムクラス クーペ)
C123-280CE  1979年製 前期型 ・ヤナセ 日本国内仕様  前オーナか ...
トヨタ クレスタ イチゴCRESTA (トヨタ クレスタ)
2013年6月 2000年式 GF-GX100 1G-FE VVT-I ...
その他 カメラ ペコちゃん (その他 カメラ)
***************2015年9月 PENTAXカメラ開始********** ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation