小室哲哉、逮捕へ

Exciteニュースより
人気グループ「ｇｌｏｂｅ」・「TM　NETWORK」のメンバーで、かつて数々のヒット曲で日本の音楽シーンをリードした小室哲哉（４９）が、兵庫県内の個人投資家（４８）に音楽著作権の譲渡を持ちかけ、５億円をだまし取った疑いが強まり、大阪地検特捜部は３日、詐欺容疑で４日に逮捕する方針を固めた。
この著作権売買をめぐっては民事訴訟になり、代金返還でいったん和解したが、返還期日までに一部しか支払われず、投資家が小室を地検に刑事告訴していた。


・・・正直、ショックであると同時にきつい言い方をすれば
「遂に売るものが何もなくなって困ってしまったかぁ・・・」
というものでした。

1980年代からはTMネットワーク（のちにTMN）として、1990年代にはプロデューサーとして数々のヒット曲を飛ばし、時代の寵児の名を欲しいままにしたことは皆さんもご存知のとおり。
日本の国歌が彼の作詞作曲になるのでは？と揶揄されたくらい人気がありました。

で、その結果”長者番付”の常連となり、海外には数箇所のレコーディングスタジオを併設した別荘を購入したり、国内では高級外車やクルーザーを立て続けに所有するなどその生活は桁外れのものだったみたいで、高額納税者時代は「ロサンゼルスの豪邸に行くときは渡航費用は片道だけで２０００万円もかけていた」とか「ファーストクラスを全席貸し切りにする」ともいわれていて、とにかくその使いみちは傍から見ると馬鹿馬鹿しいものだったみたいです。

しかし、2000年ごろを境にヒット曲にはさっぱり恵まれず転落の一途を辿ったようで、借金は嵩む一方・・・。
前妻への慰謝料、大分トリニータへのスポンサー料の滞納、数々の私物の売却・・・それでも借金は減らなくて、最後の手段が著作権がらみの詐欺だとは・・・・・・・・・・

これこそまさに「自分で自分の首を絞める」行為です。
どんなヤツでも金に目が眩んでしまっては終わりだなぁ・・・
そう思えた今回の事件でした。