2011年12月03日
今年のCOTYは久っっっ々に日産車!
2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーに日産の電気自動車『リーフ』が選ばれた。
本日から一般公開が始まった東京モーターショー会場でイヤーカーを発表、EVの大賞受賞は初となる。
2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーは、2010年10月1日から2011年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車が選考対象となる。
全55台のノミネート車の中から、第一次選考会で最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」を選出。11月18日に最終選考となる「10ベストカー最終選考会・イヤーカー投票」が行なわれた。
リーフは、自動車評論家、ジャーナリスト、一般有識者からなる60名の日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の投票により、トップの得票数を獲得した。
第32回2011-2012年日本カー・オブ・ザ・イヤー
10ベストカーは以下の通り。
(ノミネート順)
●トヨタ・プリウスα
●日産リーフ
●ホンダ・フィットシャトル
●マツダ・デミオSKYACTIV
●ダイハツ・ミライース
●VWパサート(セダン/ヴァリアント)
●メルセデスベンツCクラス(セダン/ステーションワゴン)
●BMW1シリーズ
●プジョー508
●ボルボS60/V60
・・・ここ数年で一番まともな選定だったと思います。
暫くの間、トヨタとホンダばかりに賞を奪われっぱなしで「裏取引してんじゃね~の?」感が非常に強くてつまらなかったCOTYですが(特にiQのときは)、ようやく技術の日産(死語?)がその栄光を手にすることができました。
思えばここ数年だけを見ても、「Z33」や「R35」など受賞できそうな対象が有ったにも拘らず、土屋の偽装工作(?)などダメダメ選考委員らのアホぶりや(エコロジーやダウンサイジングなど)時事の情勢でCOTYでは苦汁を散々なめ続けた日産でしたが、今年はやっと正当に評価された感があります。
思えば、日産車が受賞したのは1992年にK11マーチが「1992-1993COTY」を受賞して以来!
このときを待ちわびていた日産ファンはきっと少なくなかったはずです。
個人的にはマツダのスカイアクティブ技術も素晴らしいと思うし、ミライースの低燃費への徹底的なこだわりやMCを超えたW204の変革振りも脱帽に値するものです。
でも、いずれも既存車種をベースに改良を施したものではないですか。
その点、リーフはプラットフォーム、動力、ボディ、インテリア・・・全てがゼロから設計された全くのブランニュー。
ルノー傘下以降、合理的主義になりつつある日産が単独で造り上げた”本気の電気自動車”が受賞したことは改めて「技術の日産」を広く世間に知らしめるいい機会になるのではないかと思います。
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Posted at
2011/12/03 18:27:17
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