歌手で俳優の安岡力也さん(本名同じ)が8日午前6時、都内の病院で、心不全のため死去した。64歳。
06年から難病のギラン・バレー症候群を発症。肝のう胞、肝硬変、肝細胞がんを併発するなど、闘病生活を送っていた。
関係者によれば、葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を行う予定という。
安岡さんは「シャープ・ホークス」のボーカルとして1966年、歌手デビュー。80年代にはフジテレビ系バラエティー番組「オレたちひょうきん族」に「ホタテマン」として出演し、人気を集めた。
05年2月に多発性肝のう胞症のため都内の病院で肝臓の手術を受けた力也さんは、06年6月に運動神経に障害が起き、四肢に力が入らなくなる難病「ギランバレー症候群」と診断され、闘病生活に。
10年5月に芸能界に復帰を果たしたが、同年9月、多発性肝のう胞症に加え、肝硬変、肝細胞がんを併発したため、長男・力斗さん(当時24歳)が肝臓の約64%を提供し、生体肝移植手術を行った。
それまでにも3度肝臓の手術を受けていた力也さん。肝臓は肥大化し、体内で癒着していたことから、生体移植の手術は42時間という長時間に及ぶものだった。
・・・ある程度覚悟はしていましたが、やはりこうなってしまいましたか。。
というのも、病気こそ違いましたが親類を似たような状況で亡くしているので、他人事とは思えなかったからです。
ギランバレー症候群という難病を克服し、「徹子の部屋」で復活をアピールしたものの、やはり大病の影響はあまりにも大きかったようです・・・
自分が安岡氏を知るきっかけとなったのは「オレたちひょうきん族」におけるホタテマンでした。
そして、その中から誕生したのが「ホタテのロックンロール」。
編曲したのが小室哲哉というのは恥ずかしながら初めて知りました・・・
サッポロ一番「ホタテラーメン」のキャラに選出され・・・
記憶が定かであれば、北海道からもホタテ親善大使に認定されたような気がします。
また、高倉健xマイケルダグラスのWキャストで話題となり、同時に松田優作の遺作ともなった「ブラックレイン」においてはヤクザ役の好演が印象的でした。
あれを見たときはホタテマンの時のイメージとは全く対照的で、本物のヤクザが出てきたんじゃないかと思ったほど恐ろしかったです。
それだけ、彼の演技に対する情熱が凄かったということでしょうね・・・
しかし、私生活においては非常に温厚でよきパパであったと聞きます。
ちょっと表現が悪いですが、「強面」の代表的なひとりだったと思います。
64歳・・・逝くにはまだ早すぎましたが、最期の最後まで全力で生き抜いた人だったと思います。
この場をお借りして、心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
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Posted at
2012/04/08 12:46:58