2012年06月29日
地井武男さん、小野ヤスシさん逝く
ドラマ「北の国から」など渋い脇役でテレビや映画で活躍した俳優、地井武男(ちい・たけお)さんが東京都内の病院で死去していたことが29日わかった。70歳だった。葬儀・告別式は未定。
俳優座養成所出身で、昭和43年に映画「斬る」で俳優デビュー。
その後、映画「戦争と人間」や、「北の国から」のレギュラーなどで活躍。
俳優以外でもテレビ「ちい散歩」の案内人やバラエティー番組、CMなどで親しみやすいキャラクターを見せ、幅広い人気を得ていた。
今年1月末から体調不良を訴えて療養していた。
・・・・・個人的に好きな俳優さんがまた一人逝ってしまわれました。。
地井さんといえば、上述の「北の国から」の和夫役もそうですが、映画「トラック野郎」シリーズの第9弾「トラック野郎 熱風5000㎞」におけるノサップ役や日テレ「刑事貴族」シリーズでの「武さん(武先輩)」こと武田刑事などといった主人公の存在を引き立たせる重要なポジショニングを受け持っていたことが多かったですよね。
「トラック野郎」の場合だと菅原文太や愛川欽也、「刑事貴族」の場合だと郷ひろみ(1)や水谷豊(2と3)が主人公になっていたわけですが、どの作品も地井さんの名演技なくしては語れないものばかりです。
その一方で、「ダウンタウンDX」などでダウンタウンらから「ちぃちぃ」と揶揄され、別の番組では「しいたけ男」と名付けられて椎茸の被り物を引き受けたりなどといった名優らしからぬお茶目な点も併せ持つなど、子供から大人までお茶の間に幅広く受け入れられた珍しいタイプの俳優であったことも事実です。
彼の人柄の良さが凝縮された「ちい散歩」は「ぶらり途中下車」のパクリとバカにされた時期もありはしますが、彼独特の目線は視聴者の心をくぎ付けにしたのは事実です。
療養を理由に加山雄三へとバトンタッチし、「若大将のゆうゆう散歩」として地井さんの思想を引き継いだ番組が継続されたことはうれしい反面、やはり寂しささえ覚えたものです。
療養の甲斐も虚しく息を引き取られてしまったことは非常に悲しいですし、残念無念ですが、「名優地井武男」が確かに存在したことはこの先も決して忘れることはないでしょう。
テレビ番組の司会やリポーターなどとして活躍したタレントの小野ヤスシ6件(おの・やすし、本名・泰=やすし)さんが28日、腎うがんのため亡くなった。72歳。葬儀の日取りなどは未定。
鳥取県出身。高校卒業後上京し、バンドボーイを振り出しに音楽活動を始める。ザ・ドリフターズの初代メンバーを経て、1964年にドンキーカルテットを結成。69年に解散、独立後はコメディアン、司会者として活躍した。「スターどっきり(秘)報告」で人気を集め、「なるほど!ザ・ワールド」など多くのバラエティー番組に出演した。
95年の参院選では、鳥取選挙区から自民党の推薦を得て無所属で立候補したが、落選した。
そして昨日、もう一人の名タレントがこの世を去りました。
小野ヤスシさんです。
世代的に、初代ドリフターズのメンバーだったことよりも「スターどっきりマル秘報告」のレポーター→キャップ、の印象のほうが俄然強いのですが、彼の軽妙なトークは見ていて面白かったです。
この場をお借りして、お二方に対しては心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
ブログ一覧 |
訃報 | ニュース
Posted at
2012/06/29 14:54:05
タグ
今、あなたにおすすめ