母と運転免許

先程、年賀状代わりにお袋からLINEに挨拶があり、折り返して通話していました。


そのお袋、今年で80歳になるのですが、シエンタに乗り換えた時に公約していた「これで最後の車になると思う。80歳を一区切りに免許証返納も考える」を実行しようと思う…という惜別にも似たデリケートな内容でした。


思えば自分が小学校ぐらいに取得したので足掛け40年以上は運転しているわけですが、流石に寄る年波には逆らえず、関節の痛みや疲れを度々感じるらしく、兄夫婦と甥も同居している上に自分で運転する必要性も無くなってきたため、他人様に迷惑をかける前に…ということみたいです。


新たに運転免許を取得する人が居る半面で運転免許を返納する人が生まれることは悲しいことですが、お袋のように（家族に反対されながらとか揉めながらとか…ではなく）自ら身をひく形で返納をするパターンは中々勇気の要ることだと思うし、ドライバーの鑑でもあると思うのです。


小さい事故や違反はちょこちょこ起こしてはいましたけど、大事故は一度も起こしたことはなく、直近の15年は無事故無違反でした。


シエンタは万が一の事を鑑みて（歴代車で唯一）トヨタセーフティセンス付をチョイスしましたが、本人いわく「殆ど作動させたことがない」とのこと（笑


近年は甥がタフトを買い、その助手席でコーチングするのが趣味らしいですが、ある意味最強の鬼教官とも云えますね…（爆


あと何年元気でいてくれるのか全く想像つきませんが、お袋が自ら出す答えを兄貴らと受け容れ、お袋のスローライフを好きにさせてあげることが我々息子たちの使命だと思うので、その日まではお袋が無事にドライバー人生を全うして欲しいと願うばかりです。


とはいえ、どんなことも退き際は緊張しますね…