
レスポンスを抜粋・編集
今年で50回目を迎えるジュネーブショーはワールドプレミアが目白押しである。
トヨタは欧州では初めてハイブリッドの生産がスタートする『オーリスHSD』、プレミアムCセグメント初となるフルハイブリッド『レクサスCT200h(CTはCreative Touring vehicleの略)』が登場。
日産は斬新なスタイリングが話題の『カザーナ』(=ジュークとして市販予定)、そして『マーチ(マイクラ)』の後継モデルもお披露目となる。
ホンダは三輪のコンセプトモデル『3R-Cコンセプト』と先日発表された『CR-Z』が欧州デビューを飾る。
欧州勢はアウディの本格スポールモデル『RS5』やエントリーの『A1』、『CLS』の後継と目されているメルセデスの『F800スタイル』、アルファロメオ『147』の後継として登場する『ジュリエッタ』、プジョーの上級サルーン『5 byプジョー』、そしてコンパクトオープンのルノー『ウインド』あたりに注目が集まる。
さらにフォルクスワーゲンは『クロスポロ』『ポロ GTI』『新型トゥアレグ』『新型シャラン』といった新モデル攻勢、BMWの『新型5シリーズ』やフェラーリの『599』、そしてロータス『エヴォーラ』をベースとするハイブリッド勢やPHV/EV系のコンセプトカーも多数出展が予想されている。
・・・とまぁ今年は目玉が目白押しですが、その中でもLF-Chの市販バージョンとしてお披露目されたCTはいろんな意味で今回の大注目ではないでしょうか。
諸問題にあたふたする中でのお披露目なだけに中途半端な披露はかえって反発を喰らいやすい。
この完成度であれば「色々有ったけど、さすがはトヨタ」と見直す人も出てくるのではないでしょうか?
ただし問題は価格。
ZVW30がベースであることがわかっているだけにSAIとHS以上に作りこみが厳しくチェックされるだろうし、メカを共有する(同時出品の)オーリスハイブリッドとも差異を打ち出さなくてはいけない。
かといって、隅から隅までコストをかけすぎると買いにくくなる。
個人的にはメイングレードで350~400万円弱あたりを希望したいのですが、セミアニリンとか18インチを採用しちゃうと軽く400万円は超えちゃうんでしょうねぇ・・・・(^^;
あとは新型シャランも気になる1台です。
かつて日本にもフォード・ギャラクシーとともに導入されましたが、泣かず飛ばずであえなく撤退してしまった緯線があります・・・
しかし、今回はトゥーランの兄貴的な出で立ちでなかなかカッコいいな~と素直に感じました!
願わくば日本導入となってほしいところですが、ちょっと無理かな~(^^;
また、カザーナ(ジューク)とマーチ後継もついにその姿を現しますが、マーチ後継の日本向けは追浜からタイ(サイアム)製になるとのことで安さはともかくとして品質面が何ともいえないところです。
日産のことなんでその点は抜かりなく登場させるとは思いますが、仕上がりと市場での評価が楽しみな一台です。
一方のジュークはすでにティザーサイトが発布されているので大まかなデザインはわかりますが・・・あれじゃあ売れんでしょう・・・(^^;
Fのデザインセンスのなさはロールスのドロップヘッドクーペなみかと思ったぐらいです(笑
ビークロス再来を思わせる中村イズムの集大成がこれじゃあちょっと・・・ねぇ・・・
「誰にも似てない」という個性を打ち出す日産の心意気は大いに買いますが、もっとヒットするようなデザインにしましょうよ~(爆
Posted at 2010/03/02 15:51:12 | |
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