※お断り
この記事は個人的主観であり、ご購入者を非難しているわけではありませんのでご安心ください。
トヨタ自動車は23日以降に受注したハイブリッド車の新型「プリウス」について、納車が来年4月以降になることを24日明らかにした。
これによりプリウスは来年3月末までに新車登録すれば適用される国の新車購入補助制度(エコカー補助金)の対象外となる。
同社はホームページなどで注意を呼び掛けている。
新型プリウスは、燃費性能の高さや低価格戦略が受け、23日時点で受注が24万台を超える人気。
国内2工場で月5万台ペースで生産し、うち2万台を国内向けに供給している。
同社は輸出用の一部を国内に振り向けることも検討しているが、既に3月末までの納車は極めて困難な状況だ。
エコカー補助金は、燃費性能などが一定基準を超える環境対応車を新車で購入した場合、普通車で10万円(軽自動車は半額)、車齢13年以上の車を廃車にして買い替えた場合に普通車で25万円(同)の補助を受けられる。
・・・とのことですが、冷静に考えると購入者の多くは「ハイブリッドカーはエコロジー」、しかも「流行」、さらに「補助金」というユーザーにとって美味しくてプラスに作用しやすいキーワードに感化されて購入を急いだ感があるような気がしてなりません(自分の兄貴もそうでしょうが・・・)。
確かに、プリウスを見て乗って触った印象は「まぁ、良くも悪くもこの価格で出せるよう頑張ったなぁ・・・」というものでした。
プリウス12年の歴史が伊達ではない証明ですし、ハッキリ云って他社では絶対に出来ない芸当でもあると思います。
その点は”半・アンチトヨタ”を標榜する自分も素直に認めます。
ただ、インサイト殺しとして投入した「L」は遮音材の削減や各装備の簡素化などを敢行したせいで目の肥えた多くのユーザーにソッポを向かれる結果となり、結果殆ど売れていないというのはやはりコストの削り方がまずかったという証拠だし、売れ筋が220~245万円の「S」系というのも「現実的」というか「やはりな」というものです。
その一方で、先進装備ばかりに目を向けたカタログは見る人に安心感とドキドキ感を与えるも、クルマを操作する上で重要なシート(シートアレンジではない)の特徴について一言も触れていないというのは遠まわしに「シートは最大限コストをかけずに造っています」という風にも取れます(ちょっと意地悪ですかね??)。
まぁ、とにもかくにも仮に今日(26日)契約しても4月以降の納車は決定的なわけで、納期云々以上に「今更買っても(補助金が)出ないんじゃなぁ・・・」と思ってらっしゃる方も結構いると思います。
現実な話、”善は急げ”で早く動いた人が得をした格好となっているわけですが、(プリウスに限って)補助金が出なくなったというだけで、取得税と重量税の減税が受けられなくなったわけではないし(現時点では2013年3月新車登録分まで有効となっている)、この盛況振りが永久に続くとも思えないので、そうなると時期が来れば黙っていても補助金に匹敵する(さすがに25万円は無理でしょうが・・・)値引き額が提示されるようになってくると思うんですよねぇ・・・(^^;
補助金の10or25万円って誰にとってもバカにならないものであるのは確かです。
でも、長い目で見るとそこまで固執するほどの金額差でしょうか?
トヨタもバカじゃないと思うので、例えば「オプション5.25万円プレゼント」などといった補助金打ち切り代替策を何らかの形で打って出てくると思うんですよね。
今更あわてて買っても出ないものは出ないので、今からプリウスを考えている方は少し動向を見ながらのほうがむしろいいのかもしれません・・・
ダラダラと長くなってしまいスミマセンでした。
Posted at 2009/07/26 08:33:22 | |
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