・・・といっても、スカイラインではありませんww
(そもそも、スカイラインなら
81って何やねん?となるわけですしwww)
時期的にも非常にタイムリーなスイスポことスイフトスポーツのお話をば。
20日にZC33S・・・こと4代目のスイフトスポーツが登場しました。
ここで、簡単に系譜をなぞってみたいと思います。
初代・HT81S
次代が初代と思われがちですが、実はこれこそが初代のスイスポなんですね~。
レギュラーシリーズにはない3HBは欧州仕様のイグニスをベースとしたもので、これに1.5Lエンジン・M15Aを搭載したキャッチコピー通りの「イエローバレット(=黄色い弾丸)」でした。
2代目・ZC31S
ある意味、実質的な初代ともいえるZC型のファーストモデル。
エンジンがM16A・1.6Lにスープアップされただけではなく、あくまでKeiの派生車種というジレンマを脱しきれなかったHT81S比で走りの質と剛性を引き上げた結果、他社ホットハッチを凌駕する完成度に仕上がった、スズキの本気をまざまざと見せつけられた1台でした。
3代目・ZC32S
ZC31Sの卓越した優秀さはそのままに、各部を昇華させたのがコレ。
MTは欧州向けキザシ用をベースとした6速へと進化し、タイヤも17インチへとアップ。
かの水野和敏さんもベストカーでベタ褒めした1台でした。
そして
4代目・ZC33S
今回は、歴代スイスポ初、そしてスイフトシリーズを見ても初となる3ナンバーでの登場と相成りました。
これはトレッドが30mm拡幅され、前後フェンダーも左右20mmづつ拡幅された結果、全幅が1.735mmとなったためなのですが、ネット上での書き込みを見ていると「5ナンバーじゃないのはスイフトじゃない」とか「3ナンバーならいらね」という書き込みが意外と目立つのですが、自分的には1750mm以内に収まっているので十分許容範囲内だと思っていますし、むしろ、やっと遠慮なく海外のBセグメントと肩を並べるクルマが出てきたなぁ~とさえ思います。
昨今の日本の駐車事情を鑑みると、何が何でも1700mm以内に収める優位性はほぼ皆無になったと言えますでしょうし、事実、2.0L以下で1700mmを超える車種は豊富に登場しています。
現行クラウンの全幅がジャスト1800mmですが、あのサイズが日本の狭地で遠慮なく取り回せる限界のように思います。
エンジンは長年使用されてきたM系に別れを告げ、新世代のK系エンジンに換装されました。
しかも、スイスポ初の直噴、スイスポ初のターボである「1.4 ブースタージェット」です。
このエンジンはYEA1S型エスクードのそれと基本は有しますが、ハイオク仕様とされ、出力が3kw引き上げられています。
嬉しいのは、6MTと6ATから選択出来る点。
性格を鑑みると、断然MT比率が高いんでしょうが、(いい意味で)クセのあるハンドリングと高い剛性を6ATでも楽しめる点は大いに興味があります。
剛性を高めながらも、デュアルセンサーブレーキサポートやカーテンエアバッグ等に代表される安全装備も身に着け、さらにはしっかりと軽量化を図った結果、ATでも1tを切る偉業を達成!
それでいながら、価格もしっかり勉強しての登場となれば、嫌が応にも気になりますよね!
惜しむらくはSUVチックなホイールデザイン・・・
コレはどう考えても似合わん・・・
あとは、各部デザインにスイスポらしさが希薄ですね・・・
もう少し派手にしても良かったとは思います・・・
CMも漫画を入れてしまって、ちょっとガキっぽくなっちゃったのが個人的に×です。。
でも、それらの点を差し引いても、これは楽しい1台になりそうです!!!
Posted at 2017/09/27 01:53:49 | |
トラックバック(0) |
新車 | クルマ