実に7年ぶりの刷新だそうで。
20系ってそうは思えないほど古びていないデザインだと今でも思うのですが、いざH30系にスイッチすると、やはり年数が経ったことを実感しますね。。
アルファード
ヴェルファイア
実はどっちも好みではないのですが、「どちらか選べ」と言われれば、まごうことなくヴェルファイアでしょうね。
H20系を昇華させた印象のフロントマスクは嫌味にならない程度に男前です(胃袋マークは余計ですが・・・w)。
アルファードのロールスロイスがかった「なんちゃってレクサス顔」とちょいHS似のリヤコンビはどうも生理的に受け付けません・・・・(爆
インテリアはまさに「贅を尽くした」という言葉がふさわしいかと。
特に専用リヤシート採用のラウンジ仕様「エクスクルーシブラウンジ」はビジネスクラス顔負けの造りになっています(^^;
おまけに、リアシートエンターテイメントシステムやアームレスト格納式テーブル、フルカラーLED天井イルミまで装備という・・・。。
もはや、クルマというよりもリビングです・・・コレ(笑
スタイリング/インテリアはさておき・・・
実は今回、メカニズムでいくつかのハイライトがあります。
(LEDライトやプリクラッシュシステム、レーダークルーズコントロールなど既出のアイテムは省きます)
①リヤサスペンションをダブルウィッシュボーンに変更
乗り心地と操安性向上を狙っての採用は言うまでもありませんが、トーションビームよりもスペース的に不利なこの方式を敢えて採用してきたあたりにトヨタの本気度が窺えます。
低床化を追求したオデッセイはこの逆をやってしまったことで走りが多少なりともスポイルされて不評を買っていますから、トヨタの判断はあながち間違ってはいないと思います。
②V6以外はシステムを一新
4気筒は2.4Lの「2AZ-FE」から2.5Lの「2AR-FE」(意外にも今回が国内初登場!)に、ハイブリッドはガソリンエンジンをややくたびれた感のある「2AZ-FXE」からカムリと同じ「2AR-FXE」へと刷新し、それにモーターを組み合わせ。
V6・3.5Lの「2GR-FE」は280PSの基本スペックこそ変更はありませんが、若干燃費が良くなっているようです。
もっとも、ハイブリッドが従前どおり「i-Four」との組み合わせしかない点が非常に不親切極まりないですが(怒
③世界初・シースルービュー機構付パノラミックビューモニター
まるでボディやシートを透かして見たような景色をモニターに映し出すことで、可能な限り死角をなくすというこの装備。
価格はさておき、安全性の向上という観点から個人的に大いに気になるアイテムです。
④取り回し性能の大幅向上
ホイールベースがH20比+50mmの3.000mm(奇遇にも?エルグランドと同一値)となっているにもかかわらず、最小回転半径が(トレッドを20mm広げたとはいえ)1mも小さい5.6~5.8mになった点は特筆に値します。
このクラスはとかく市街地での取り回しで苦労することが多いので、これはかなり大きなアドバンテージになるかと思われ。
⑤助手席超ロングスライド
何と、最大で1160mmも移動するというビックリ仰天のアイテム!
7人乗りの2列目も830mm移動が可能でな上、レール下に収納スペースもあるという・・・
アイデアの勝利としか言いようがありません(^^:
正直、エクステリアは好き嫌いが分かれると思いますが、メカニズムと数々の装備群で魅力に磨きがかかった新型です。
これもまた売れるんだろうなぁ・・・(^^;
ま、自分は欲しいとは思いませんが(爆
Posted at 2015/01/26 20:39:02 | |
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