「Daum」で韓国関連の記事を探している途中で発見。
偽装しまくりのテストカー。
これ自体は先月26日に発売されたマガジンXでも出ていたのですが、この際はマーク周辺の形状(いわゆるアッカ―顔)から
「次期コレオス?いや、まさかなァ・・・」
と思う一方で、
「裏の裏をかいて、ボクソール(オペル)の中型SUVかもよ!?」
程度の認識でしかなかったわけです。
しかし、キャシュカイとのランデヴーの画はその時には出ていませんでした。
これを見る限り、暗にキャシュカイとの兄弟車・・・つまりは「次期コレオス」、ひいてはCMF採用であることをほのめかしているとしか言いようがありません。
さらには、このテストカーから作製したとされるCGまで出たのですが、これがなかなかカッコいい!!
(ほぼこのままで出れば・・・ですが)
早ければ、3月のソウルモーターショーのルノサムブースでその答えは出るでしょうね。
しかし、ここで疑問がわきます。
10月のモンディアル・ド・ロトモビルで発表された次期エスパスとの棲み分けはどうなるのか?・・・ということです。
既報の通り、次期エスパスは従来の典型的なミニバンスタイルからSUVとの融合を狙ったようなスタイルに大変身を遂げます。
4代目(現行)
5代目(次期)
この変わりようは、オデッセイのRB3→RC1、あるいはエルグランドのE51→E52の比じゃありません(^^;
下手すれば、ジャンルそのものが変わりかねないわけですから。
更にいうと、日産とルノーが共同開発したエンジニアリングアーキテクチャ「CMF」・・・つまり、コンポジット型の車体が採用されることも決定済みです。
簡単に言えば、ルノー=日産版「MQB」ってことなわけですが(笑
AセグメントからDセグメントのFF車をカバーできる点、同じ系列で流用できる点、生産コストと品質において最良の選択を採りやすくなる点、そして部品点数の削減しやすさ・・・理論上、すべてにおいていいことづくめのCMFですが・・・
「個性の演出においてはどうなのよ?」と訊かれると、選択肢を絞られたような気がしなくもないのです。
冷静に考えると、ペケトレ/ローグ(T32)もキャシュカイ(J11)もCMF採用車種なわけですが、T32は同じSUVとはいえ、元々別ジャンル車種だった2台を軌道修正して1つの車種にしてしまったわけですし、その片割れが弟分として存在するというのもなんか複雑な気分です。
そこに来て、フレンチクロスオーバーであるコレオス(と、QM5)もCMF採用となると、今まで以上にデザインで勝負しないといけないというのは誰の目にも明らかです。
何故なら、日産とルノー、そしてルノーサムスンではコスト重視でメカに大きな違いが付けられないから。
今後深くかかわることになるアウトヴァズ、そしてルノー傘下のダチアまで考慮すると尚更・・・なわけです。
確かに、(CG通りならば)新型コレオスも新型エスパスも生はかなりイケていると思います。
でも、SUV色の強い車種が同じセグメント、同じグループ、しかも世界各国でひしめき合う可能性ももちろんあるわけで、そこにルノー=日産アライアンスの怖さ・・というか、落とし穴が潜んでいるような気がしてならないのです。
ルノーの2車に絞って言えば、個人的にはどっちも売れてほしいとは思いますが、客の奪い合いになるような事態は出来るだけ起こらないことを願いたいもんです。
勿論、日本導入の検討もお忘れなく(笑
、
Posted at 2014/12/17 00:39:39 | |
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