
カービューより抜粋、加色
トヨタ自動車は2日、ミニバン“ウィッシュ”をフルモデルチェンジして発売した。
2003年のデビュー以来初となる今回のフルモデルチェンジでは、内外装デザインとあわせて、使い勝手や燃費性能を向上させたのがポイント。
テーマは“スマート・マルチプレーヤー”で、1台で何でもこなせる、幅広い使い勝手に応えられるクルマを目指した。
ボディサイズは全長4590mm×全幅1695mm×全高1590mmを基本として、3ナンバー仕様も含めた3種類のデザインを用意。
また、ホイールベースは2750mmで従来モデルとほとんど同じ。
ただし、Aピラーを前方に移動させるなど視界を向上させる工夫により日常シーンにおける使い勝手は向上しているという。
シートはこれまで通りセカンドシートがベンチシートの7人乗りで、Z専用としてセカンドシートがキャプテンタイプの6人乗りも用意される。
エンジンは連続可変バルブタイミングバルブ機構“マルチマチック”を備える1.8リッターと2リッターを用意。
スペックは1.8リッター版が最高出力144ps/最大トルク17.9kgm、2リッター版は最高出力158ps/最大トルク20kg-mを発生。
ニューモデルでは全車に7段マニュアルモード付きのCVTを搭載。
燃費は1.8リッター車で16.0km/L、2リッター車は15.2km/Lで、ともに10.15モードは最大で15%向上し、4WD車を除くすべてのグレードが「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」の対象車となっているという。
価格は184万円から248万円まで。
・・・約6年少々ぶりとなるフルモデルチェンジですが、正直言って「ストリーム潰し」と揶揄された先代のほうがなんだかんだ云ってカッコ良かったですね。
新型はフロントがカレン?、サイドがややキープコンセプトだけどちょっとウイングロード?にも似てなくはない、リヤに回ればW11アベニ-ル?って感じの寄せ集めデザインという近年のトヨタデザインにしてはシャープさに欠け、かなりお粗末なものとなってしまっているわけで・・・(新型ファンの方、ごめんなさい)
その上、従来型のセールス面での特徴であったリヤLEDコンビもコストの兼ね合いからかあっさりと廃止され”フツーの”ものに変更されています・・・
インテリアは・・・正直絶句の連発ですね・・・
インパネは先代に毛の生えた程度のデザインであまり進化の度合いが見られないです・・・
また、2ndシートのキャプテン機構を相変わらずZにしか用意していない点も傲慢さを覚えます。
マークXジオしかり、コイツしかりなぜメーカー側は”売り”にしているシート仕様って遠まわしに
「欲しけりゃ高いのを買えよ」というような設定にしているのか?
個人的にはとても不可解だし、納得いきませんね。
OPでもいいから、全車で2ndをベンチかキャプテンを選択できるようにしてほしいですね。
価格はエンジンとトランスミッションを進化させながらも従来比で少しのUPにとどめているようですが、先出のLEDの廃止や(見た限りで)各部材のコストダウンも見受けられますのでトータルでは実質差し引きゼロと考えていいと思います。
つまりは代替需要としてはそれなりに出るかもしれませんが、個人的には先代と比べると新規顧客を引っ張るには少々魅力が薄いかな・・・と思うわけです。
(ん!?待てよ・・・と、いうことは日産が次期ラフェスタをイカしたデザインで出せば形成逆転の可能性もあるってことか!?・・・笑)
まぁ、実際はナンダカンダいっても
「トヨタだから」って理由だけで売れるんでしょうが・・・(特に買い得感の強い1.8Sは)
Posted at 2009/04/03 10:06:32 | |
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