
カービューより抜粋、編集
ダイハツ工業は17日、「ミラココア」を発表・発売した。
ミラココアは女性をターゲットに、お出かけが楽しくなるデザインと気軽に運転できる扱いやすさを追求したモデル。
デザインは、“あたたかモダン”をコンセプトに、シンプルでありながら心に残るデザインを実現。
角にしっかりと丸みをつけた“なで肩&台形シルエット”を取り入れた。
さらにルーフレールやシルバーリング付きのフォグランプなどを採用した“ココアプラス”を設定した。
インテリアは水平基調のシンプルな基本造形にラウンドスクエアのインパネやドアトリムを組み合わせ、親しみやすさとあたたかみを表現。
バッグのようなパイピングを施すことで、さりげないおしゃれ感を演出した。
使い勝手の面ではバックギアにいれるとルームミラーにバックカメラのカラー映像が映り、車庫入れをサポートするバックモニター内蔵ルームミラー、バック時に見えにくい左後輪付近の視界をサポートするリバース連動ドアミラー、暗くなると自動で点灯するオートライトなどを採用。
これらの装備により運転のしやすさを高めた。
また、全高を立体駐車場に入る1530mmとしたのもポイントである。
エンジンは燃費性能に優れるツインカムDVVT3気筒エンジンを搭載。
環境性能を向上させることでエコカー減税にも対応させた。
トランスミッションは4ATとCVTを設定、それぞれに4WDモデルも設定した。
10.15モード燃費は、2WD・4AT車が19.4km/L、2WD・CVT車は23.5km/L。
価格は4AT車が105万円から125万7000円で、CVT車は118万円から143万2000円。
・・・とのことで、金に物を言わせて新しいものを立て続けに連発するダイハツの新たなる一手がこのココア。
どことなくフロントがシエンタ、サイドとリヤはラシーンを想わせるスタイリングは女性にもウケそうです。
他社にも例はありますが、単に「ココア」とはせずに「ミラ・ココア」とした時点でミラの販売台数を増やそうという魂胆はミエミエであります(確かに、ミラと同じダイハツ九州製ではありますが・・・)。
昨年、ボクシーなスタイルを武器に鳴り物入りで登場したムーヴコンテがわざわざ「ムーヴ」の名を冠して出てきたにもかかわらず、不発に終わっている(=「ムーヴ」の販売台数を押し上げるほどではない)点から、「S社のような立体に入るボクシースタイルのクルマを!!」とでも思ったんでしょう。
まぁ、早い話が
ラパン潰しを造った・・・と(爆
確かに、数値上でこそダイハツは軽No.1の座を死守していますが、スズキの場合はマツダと日産にOEM供給している分も加算するとダイハツを上回っていますから、(現状)OEM供給のないダイハツはそういった意味では負けているわけです。
新型車の投入と同じぐらい社長(兼会長)自ら全国行脚できめ細かい指導に力を入れるスズキに対し、新型車の投入で鮮力(戦力)を失わないように必死のダイハツ。
巷では両社の好き嫌いがハッキリ分かれているような気もしなくはないですが、どちらのメーカーのラインアップにもセールスポイントは沢山あるので、消費者にとっては正直迷うところでしょう。
その迷いに追い討ちをかけるかのように投入されたココアはダイハツの救世主となるのでしょうか?
それとも・・・(笑
Posted at 2009/08/19 09:36:48 | |
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