昨日、ユーロ派にとっては年1回の大イベント「
ど真ん中★ミーティング12」が行われました。
大盛況だったようで何よりです。参加者の皆様お疲れ様でした。
(こんな車で言うのもなんなんですが)かなり参加したかったんですが、休みの都合がどうしてもつかず参加できませんでした、すみません。
ただ、この種のイベントに欠場したあとに毎回思うことがありまして・・・
参加者の皆様のレベルが高すぎるため
、”かなり金かけた仕様”とか
”かなり腕のある人・有名な人”、でないと入賞はおろか、人と人との付き合いがよほどうまくない限りは相手にされにくい風潮があるような気がしてなりません。
もちろんこの種の主目的が
「勝ち負け」ではなく
「人と人との交流」や
「いいところを見識しあうこと」、あるいは
「個人の個性を盗む」ということであるのは百も承知です。
ただ、それにランクや変な仲間意識を付けていいのかどうかと言われればそれは
「NO」だと思いますし、技術レベルや費用の違いはもとより、純粋にドレスアップを楽しみたいと考える向きもあるのはこれまた事実。
それに水を差すような人はいないと思いたいところですが、残念ながらそういう風な印象を抱いてしまう人が見受けられるのは否めない事実です(これはどのイベントに参加しても感じることです)。
参加している人すべてが車ばかりにお金をかけられるわけではないし、少ない予算で出来る限りのことをやられている方もいらっしゃいます。
費用をかけてイズムを体現することを否定するつもりは毛頭ありません。
それはそれで素晴らしい表現方法だと思いますし、時としてそれがカッコよすぎて自分が
「ツボ」にはまることも有ります。
インポートカーで参加される方。
正直、車種が何であれ羨ましいです(笑
国産車以上にお金がかかることを承知でイズムを表現されることには感服仕ります。
逆に、敢えて国産車をユーロチックに見せようと努力なさっている方も大勢いらっしゃいます。
(かくいう自分もその一人です)
正直、すべての方の車に色とりどりの個性があって
「車って、やっぱ楽しいわ~」と思えるのがイベントなんですよね。
でも、それを極めるために何十万も何百万もかけて仕上げることは本来の
「みんなで楽しむ」という趣旨から逸れているような気がすると思いませんか?
「イベントへの参加は金額の大小ではなく、気持ちだよ気持ち!」と大半の方はお考えでしょうけれど、そうはいってもやはりバリッと仕上げるにはそれなりのお金がかかるのは確かです。
各種イベントで入賞している車両の多くは
「凄ぇな~・・・」と思う反面
、「自分には出来ないな・・」と思うケースが多いです。
負け惜しみを言うつもりではないですが(笑)、自分は今まで賞らしい賞を取ったことはただの一度もありません。
(「ワゴニスト」の街ワゴでアコード時代に候補に入ってはいましたが、残念ながら落選したのが惜しいといえば惜しいぐらいですか)
初心者のころは参加する度に
「参加することに意義がある」「イベントを楽しもう」という気楽な精神で臨んでいましたが、いつしか周囲の知人が
「大御所」だったり
「達人」だったりし始めたころから段々
「歯痒い気持ち」と
「情けない気持ち」が入り混じるようになり、一時期イベントそのものが嫌いになり、遠ざかっていたのは事実です。
でも、自分自身が落ち着き、趣味趣向が変わっても
「車に対する愛情は大して変わらないんだなぁ・・・」と思うようになり、そのあたりからイベントに対する考え方が初心者のころに回帰し始めたのは確かで、セフィーロに乗り始めてから参加や企画をしている「セフィーロオフ」、みんカラと出会ったことをきっかけに
「まずは交流」「まずは楽しんでやれ」と思いながら現在に至るわけです。
仕事もプライベートもそれなりに忙しくなってしまったので、以前のようにしょっちゅう遠征というわけにはいきませんが、出来る限り「杯」のことは頭から切り離して、車種を問わず純粋に楽しめる環境、そして純粋に交流できる環境を構築していけるような人間になりたいです。
そのためには自分だけが孤軍奮闘するだけではなく、皆様ひとりひとりの
「車を通じた心の交流」を意識して楽しんでいただければ・・・と考えるわけです。
長文・乱筆失礼しました。
Posted at 2012/05/28 20:39:03 | |
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