2016年12月30日
画像は2002年くらいにKei worksの為に作られた『ツインチャージエアーダクト』と言う現在は廃盤製品。
要はエアスクープからラインを仕切られ、インタークーラーとエアクリーナーにダイレクトに走行風を当てられると言う構造。
しかしTA-MC22Sでも実は似た様な事をできる。
但し、ボンネット上のエアスクープからではなくインナーダクトからで、更に効率よく導くのには多少のインナーダクト加工+エアクリーナー自体を運転席側に移動しなくてはならない....(Uターンって手もあるが)
ただエアクリーナーをオープン型+運転席側に移動するだけで純正位置とは比にならないほどの走行風が当たる為に私は手を付けてない。
と、まぁ~軽く前振りを書いたが?
本題は純正インタークーラー(以下I/C)について書く。
多分...いゃ、恐らくちょっとした馬力/フィーリングを手にしたいと言う事で社外のハイフローI/Cを導入して見たいと思った人もいるはず...
しかし純正I/Cの冷却性能ってどれだけ凄いかご存知だろうか?
まぁ~とあるI/C冷却実験(数値)のブログを見て私もビックリしたのだが、Wagon R(MC系)の純正I/C+位置は馬鹿にできないと本当に良く分かった。
っで、細かい事は抜きにしよう。
先ずは一生掛かってでも潰れたフィンを起こそう!
次にインナーダクトとI/Cの隙間、つまりスポンジはピッタリ押し潰されるくらいフィットさせよう。
更に、ボンネット上のエアスクープとインナーダクトには実は隙間があったりする。とにかく全ての向かい風を漏れる事なくI/Cへダイレクトに導く様に早急に閉じた方がよい。
とにかくエアスクープからI/C表面まで強制的にエアーを押し込む形にする事で、純正I/C/位置でも優れた冷却効果を生む。
そしてTURBO車のエアークリーナー入り口からの吸入吸気温度、これはNA車と違ってダイレクトに影響は受けにくく?スロットル前のI/Cで確実に冷やして燃焼室へ運ぶ方が手っ取り早いと言う事が分かった。
因みにエアークリーナーから入った空気は直接I/Cにはいかず、TURBO車ならタービンで圧縮され更に熱くなった空気にを通す事になるのはご存知だろう。
つまり最終的にスロットル前のI/Cで100度オーバーになった空気を70度代、もしくはもっと冷やされてスロットルからエンジンへと入って行く。
だから重要なのは吸気入り口の吸入温度よりも、タービンで圧縮された暑い空気を確実に冷すI/Cが最も重要となる。
まぁ~これは今になって分かった事ではないと思うが?ここで言いたいのは “純正I/C” のポテンシャルの凄さで、シッカリとフィンを立ててエアスクープで取り込んだ空気を逃がさないままI/Cに当てれば何もパーツ変更をせずとも、なんらかの違いを体感できるかもと言いたい。
とにかくこれなら初心者でもちょっと頑張って見ればできると思う...
先ずは気合で全てのフィンを起こし、向かい風をI/Cへ強制的に押し込む環境を作って見よう。
楽しい結果が待ってるかもしれない??
Posted at 2016/12/30 18:11:57 |
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