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2022年03月07日 イイね!

プラグ&チャージパイプ交換でミルキーシックスに

プラグ&チャージパイプ交換でミルキーシックスに先週末は啓蟄ということもあって、越冬をした生き物たちがそろそろ冬眠から目を覚まし、巣穴から顔を出す頃。
ただ、この季節、私にとって、最も出てきてほしくないのは、住宅建材として不向きな上に、政府の無計画かつ無秩序に植林され、SDGSなどとの環境利権のせいで割りばし追放という善意を利用したキレイごとが定着して、すっかり伐採されなくなり、その甲斐あって、毎年、指数関数的に飛散し続けている、、、そう、スギ花粉。
既に根治できる治療法が確立しているはずが、関連グッズが売れまくっていることから、スギ花粉は環境問題ではないなどと環境省ものたまう始末により、私のように、充血し、半分も開かなくなった眼をこすりながら、エイリアン顔負けの粘液をエンドレスくしゃみによりマスクの中で爆散させている哀れな被害者が増え続けているという・・・
この辺り、武田邦彦の「偽善のエコロジー」に詳しくあるとして、本題に入る前にいつも通り長くなりましたが、

そんな、啓蟄の土曜、スギ花粉のクラスター爆撃を縫って向かったのは、並行車に慣らされまくり、リコールですら畏れ多すぎてディーラーの敷居をまたげなくなった不自由な体の私をはじめとしたはぐれBMW乗りの頼もしい味方、TK-Squareさん。
先月から、吸気&点火系のメンテの予約をしてあり、やっとその日が巡ってきたのです。

行きと帰りのフィーリング変化を確かめたく、じっくりと下道で。
どの回転域もMotulの効果とほぼ毎日走り込んでいることもあって、デッドスムーズなS55。
すると、道中、80&90年代J‘sホイホイ体質になったのか、信号待ちで出会ったのが

リアスポからすると、SR搭載の後期S13でしょうか。
一時、あれほど街中やらサーキットで見かけたのに、今やすっかり希少種の仲間入り。
バンパー上部がズル剥けになっておりましたが、ナンバーが54と二桁ということは、都合、23年以上を共にしている、いわば柱の傷のようなもの。
マフラーなどノーマルのようですので、是非とも、大切乗り続けてもらいたいものです。

本日のメニューがこちら。


純正プラグ。
NGKの適合はなく、代替品を入れている動画などありましたが、TKさんでは純正をお勧めしているとのこと。
数えてみると、なんと7本入り。
コーヒーチケットか回数券みたいなものなのだろうか・・・


F82&80にはお馴染みのFTPのチャージパイプ&ターボパイプ
内部も陽極反応と思しき鮮やかな赤に皮膜化され、抵抗なく圧縮空気を送り込めそうです。

以前、ハイブーストで弾けると噂を聞き、TKのT社長に確認すると「そんな事例はうちではありませんよ。」とのことでしたので、『まいっか。』程度に考えていたものの、『それって、うちのM3がその第1号になるんじゃないの!?』との盛大なフラグにしか聞こえなくなり、ついポチってしまったのです。

土曜だけあって、ケイマンやE46M3などなど来客が続くピット。
作業が並行する中でも、手際よく外されていく補器類。
プラグホールにレンチが入れられ、最初の1本が抜かれようとしている。
プラグはエンジンのバロメーターともいえるもの。

さて、その具合は


やや白くはなっているものの、色味はうっすらきつね色をした良好な状態でした。
端子の摩耗も、33000㎞と距離に比べ軽微といったところでしょうか。
まだまだ性能は十分そうです。

作業を待つ間、お車拝見。


E36M3、E46M3、二柱リフトにはE92M3、そしてうちのF80M3、さらにG82M4(X-Drive)と、歴代のS系ユニットが勢ぞろいとこれまた眼福でございました。

最近入手した浅田次郎の新作『母待つ里』が才能の枯渇ともいうべき駄作だったので、口直しに、都合3周目となる『ガダラの豚Ⅱ』を読み終え、ピットを覗いたり、待合室でお菓子を頂いたりしている内に、2時間ちょっとで作業終了。

お会計は毎回、本当にこれで合っているの?と心配になる良心的プライス。

お見送り後、いよいよ、プラグ交換とチャージパイプ後のインプレ開始です。
始動一発目に感じたのは、排気音が気持ち静かになっていること。
アクセルの踏み出しから、国道への合流、春日井ICへ向かう途中では、ただでさえデッドスムーズなS55から、より雑味が消えたフィーリングとなり、綺麗に燃焼してクランクシャフトが軽く回っているかのように。
チャージパイプは、低速からのブーストの掛かりが良くなっているのか、ストップ&ゴーでの速度の乗り方が違っている様に感じました。

ふと思い出したのは、とあるスタジオミュージシャンから、「ギターやピックアップをいくら良くしたって、それがちゃんとアンプに伝わらないと意味がない。だから、シールドはCanareを使うんだ。」と言われたこと。

しかし、この気持ち良さはプラシーボや親の欲目を差し引いても、どう説明したものか・・・
鼻先で回っている6個のシリンダーは、もはやシルクのようと形容された質感を通り越し、芳醇な香りと濃厚なコクを湛えたコンデンスミルクにたっぷりと漬され、とろけるような滑らかさで、まるでブッダに乳粥を振舞ったスジャータの慈愛溢れる手の中へと、、、、
そう、S55のアトキンソンサイクルは、まさに、解脱へと誘う宇宙の真理だったのです!
それがイニシエーションとなって目の前に広がり、ハンドルを握ったまま、空中浮遊しそうになった途端、
『こ、こんなん、内燃機関のミルキーシックスや~!!!』と叫んでしまっておりました。

で、肝心な高速インプレッションは、合流した途端、高速警ら中の愛知県交通機動隊御一行様とご一緒してしまい、解脱どころか、法定速度で次のICを降りましたとさ。

作業内容は整備手帳にて。
プラグ交換はこちら>>>
チャージパイプとブーストパイプ交換はこちら>>>


Posted at 2022/03/07 12:43:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記

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何シテル?   08/04 15:32
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