2013年06月30日
明日のミラフィオーリに参加すべくギリギリまで予定を調整していたものの、仕事がどうしても動かせず、泣く泣く不参加となってしまいましたが、夏を先取りするかのような行楽日和のこと、素晴らしいイベントになることを心よりお祈り申し上げます。
さて、ご不便お掛けしております、このシリーズ、新しいSNSで心細かったのも束の間、なにげにあちらのほうでもお馴染みの皆様がいらっしゃったり、新しい読者様が付いたりと、なんとか続けられそうな気配を感じている次第です。
彼女の内側に潜む仄暗さを垣間見た、その20を昨日UPしたばかりではございますが、週末ということで、その21と22を一挙、連続掲載しておきます。
その21はこちら>>>
その22はこちら>>>
第三の女性が登場するなど、サイドストーリー的な下りですが、伏線もございます。
お手すきの時にどうぞお立ち寄り下さい。
Posted at 2013/06/30 00:18:19 | |
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創作シリーズ | 日記
2013年06月28日
削除対象となり、大変ご迷惑をお掛けしております、こちらのシリーズ。
移転後、無事、フルレンスでの掲載が継続している中、みんカラに慣れた身としましては、出来る限り、みんカラに近いデザインにしてみたものの、沢山付いた見知らぬピグの足跡や、女性の方の反応も結構あったりと、戸惑いつつも新鮮な驚きを感じております。
ただ、なにが心苦しいかと申しますと、リンク先を閲覧していただくお手間でして、こればっかりはなんともしようがなく、しばらくのご不便をお許し下さい。
さて、その20まで進みまして、お互い婚約者とステディが居るにもかかわらず、爛れた関係へと落ちていく、上司でもあるちーちゃんこと彼女と主人公、そして、自分の気持ちを抑えながら少し遠巻きに眺める同僚のナオちゃん。
ちーちゃんとナオちゃんの、仲良しはずの二人が、ナオちゃんの整形や不倫を暴露する彼女と、ちーちゃんには気をつけたほうがいいと牽制するナオちゃんの、双方の内側に渦巻くしこり。
そして体をあわせた直後に、彼女の左手首のリスカ痕に気付く主人公。
いよいよ物語は、第三の女などの登場により、さらに複雑な人間関係を孕み、終盤へと向かおうとしております。
その19では、仕事の合間に振舞われたお土産を、たまたま顔を出したナオちゃんが、会議で席を外していた彼女の席で頬張りながら、その横で、主人公と談笑している時に、戻ってきた彼女が、ナオちゃんに向けられていた主人公の視線が自分に向けられていたものと同じだと気が付き、無表情のまま給湯室へと行ってしまい、その夕方、主人公は彼女からのささやかながら破壊力抜群の仕返しを受けるというところまで掲載いたしました。
果たして、彼女がした仕返し、そして、自らが招いた主人公の転がっていく先は・・・
いつもどおり大人の事情も盛り込み済みの、その20はこちらです>>>
長文に付き、ウィークエンドのお暇な時にどうぞ。
Posted at 2013/06/28 14:40:25 | |
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創作シリーズ | 日記
2013年06月25日
先日から頂戴しております、励ましのお言葉、誠にありがとうございます。
本来でしたら、お一人ずつお礼を申し上げなくてはならないところ、このような形でお伝えさせていただくご無礼をお許し下さい。
さて、諸々の事情により、断腸の思いで黒塗り掲載をしておりました、彼女がつけたブラックマーク 【セリカ編】のその17、18のクリーンバージョンを某SNSに投下しておきました。
こちら>>17>>とこちら>>18>>です。
続編たる、その19もこちらに掲載しておきましたので、シリーズ全部の纏め読みなど、お時間あるときにどうぞご覧下さい。
このシリーズをみんカラで続けたかったのは山々ではございますが、私一人の独善により、事務局のスタッフ様、お立ち寄りいただいている皆様への、ご迷惑となるといけませんので、緊急避難的な措置としてやむを得ず、様子を見ながら、みんカラは車ネタを中心に並行継続してまいりたいと思量しています。
また、そこでは勢い余って削除したブログもアーカイブとしてUPしようかと目論んでおります。
すべては私自身の力不足により、斯様なご不便をお掛けしますが、宜しければ引き続きお付き合いくださいませ。
FlyingV拝
Posted at 2013/06/25 11:38:00 | |
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創作シリーズ | 日記
2013年06月23日
先のブログでは、沢山の励ましのお言葉やイイね、ありがとうございます。
かの文化大革命で焚書を受けた著者の気持ちがほんの少し垣間見れた、本日の削除通知。
その一部をご紹介しようといたしましたところ、転載または引用を禁ずるとのこと、私信は受け取った時に私の所有物となり、なおかつ、このような事務的な通知を暴露したところで、影響は瑣末に過ぎないにも拘らず、言論統制さながらの四角四面な書き繰りに、最後っ屁でもかまそうかとも思いましたが、私自身、7年と1ヶ月間、ここを利用し、利便を享受していた立場。
反体制こそメタルの真骨頂ながら、敬意を忘れては、人後に落ちるというもの。
『右の頬をぶたれたら、次は左クロスを狙え。』と教え込まれた丹下段平世代につき、このまま引っ込むもの癪ですし、何より楽しみにしていただいた方に応えるべく、みんカラを開くことにいたしました。
かつて、どこかの後進国で、ダビテ像を展示することになり、局所を葉っぱで隠したり、パンツを履かせてはどうかとの議論が真剣に交わされていたと聞きます。そのやり取りを見つめながら、草葉の陰で溜息をつくミケランジェロに思いを馳せつつ、大偉人と比べるべくもありませんが、表現者として忸怩たる思いで割愛した、『その17』と一応の区切りとなる『その18』までを、まとめて掲載しておきます。
おそらくまだ監視中かと思われますので、ここまでかなり言葉と感情を抑えて書き進めておりますことをご承知頂き、戦時中の教科書のごとく、問題箇所はすべて黒塗りにて続編です。
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期せずして、セリカのハンドルを握れたことはラッキーだが、目的地がさっぱり分からない。
一旦、路肩に寄せてハザードを点け、
「で、どこ行けばいいの?」
「V君の行きたいところならどこでも。」とつっけんどんな彼女。
「なにそれ?それなら、このまま、あそこの駅まで運転して、地下鉄乗って家に帰ってもいいってことなんだよね。」
「どうぞご自由に。」
「今からディズニーランドとか行っちゃっていいの?」
「別にいいよ。明日の朝までに帰ればね。」
う~んと言って考え込む僕を見る彼女は、相変わらずツンツンしている。
「じゃあ、カラオケかな。」一番無難な提案をした僕を
「やだ。」彼女は一蹴した。
「さっき、どこでもいいって。」半ば呆れる僕に、
「ナオちゃんと一緒は嫌なの。」と膨れる彼女。
「え~、、、、、そうすると、、、、、」
本当に困った僕は、いっそのこと、このまま帰ろうかと思ったその時、彼女の一言に、僕の視床下部は激しく動揺した。
「V君さ、約束忘れたの?」
「約束って、ハワイに行く前にした?」
「そう。」
「え、だって、あれって、無くなったんじゃ。」
「ううん、私は、覚えてるよ。」
「いやいや、ほら、ハワイに彼氏と仲良く行ったすぐ後でしょ。」
「私、ハワイでもアレだったし、全然しなかったんだから。」
嘘か本当か確かめようもないが、約束がまだ生きていることだけは確かだった。
僕は全てを了解した。キーを渡された意味も。
「女の子の運転で、そんなところ入るのって、なんかね。」
彼女は、そう言って、セリカのハンドルを握る僕の肩にもたれかかって来たのだった。
3度目の正直で、やっとそこに着くことができた。
1回目は、彼女が無常にもアレになって行けずじまい、2回目は、その気になったナオちゃんと向かうも会社の急用でアウト、そして3回目の今日、スロープに沿って、セリカを地下駐車場へと進めた。
最近出来たそこは、アーバンホテルのような概観と、お洒落な室内で人気が高く、平日だと言うのに駐車場は車で埋まり、パネルはほぼ満室に近い状態だ。
スイートとはいかないまでも、そこそこいい部屋を選び、エレベーターに乗り込んだ。
エレベーターの中での、なぜか気まずい数十秒が経過し、真新しい廊下を真っ直ぐ言ったところに部屋はあった。
ドアを押し開いて中に入ると、清潔そうな香りとともに、木を基調とした落ち着いた空間が広がった。
ベッドもツインにしては、望外な大きさだ。でっかい鏡が化粧台の上に備え付けられている以外に、それらしい飾りもなく、いかがわしさも微塵も感じさせないシックな室内に、彼女は痛く気に入った様子だ。
ベッドに腰掛け、TVをつける彼女。
「何気に慣れてない?」そのすぐ横に腰掛ける僕。
「ここ来たのは初めてよ。って、私、一体どんなイメージ?」
少しムッとした顔を向ける彼女を、体ごとベッドに押し倒すと、
「キャッ」と十代の女の子みたいな声が上がった。
シーツの上で広がる栗色の髪、少し開き加減のグロスが効いた唇、シースルーのアウターをなだらかに押し上げる張りのある胸、スカートの裾から露になったスレンダーな太もも、その全てが僕を受け入れる準備が整ったことを意味していた。
(色々と事情があって不本意ながらごっそりと削除)
ここまでが再掲載となります。その18も、かなり割愛してのスタートです。
(その18、引き続き途中まで大幅削除)
「もう、力が入らない。」
とようやく僕を解放した彼女は、タオルを巻いて立ち上がると、冷蔵庫からジンジャーエールを取り出し、口に含んだ。
「ねえ、着けなかったし、本当に大丈夫なの??」
彼女に言われたまましたのだが、賢者タイムに突入した途端、不安が押し寄せてくる。
「大丈夫だって、なに心配してるの?なにかあったら、責任取ればいいだけでしょ。」と、まるで人事のように言い放つ彼女。
「だから、それが心配だってこと。」
「ふーん、難しく考えてるのね。」
「いやいや、食べられたのは、こっちだし。無過失だよ、こんなの。」
「分かってて食べたんでしょ~。こういうの何ていうんだっけ、未必の故意じゃなかった?」
「ちょっと違うような気がするけど、そもそも、未必の、、」と言い掛けた僕を、彼女は
「あ、ちょっと、シャワーしてくる。」とさえぎり、腰の辺りを気にしながらタオルを巻いて、そそくさと浴室へと入っていった。
僕はトランクスを履いてベッドに横たわり、頭の中を整理し始めていた。
彼女には婚約者がいる。間違いなく来年結婚し、仕事を辞める可能性が高い。
一方、僕にも恋人はいる。長く付き合った分、僕にはなんらかの責任があるのは否めない。
お互いの事情は、僕も彼女も了解済みだった。
とすれば、今日のことは、割り切った極めて有期的な関係でしかない。
という、えらく都合の良い演算結果が出た頃、
「お待たせ。」とシャワーを終えた彼女が出てきた。
「あ、もう着替えてる。」
「うん、少しクーラー寒いし。どうせ外に出たら、また汗かくんだろうけどさ、シャワーでも浴びてこよっかな。」
「そうね。」彼女は携帯をカバンから取り出し、触り始めた。
シャワーで軽く体を流した後、部屋に出ると彼女はタオル姿のまま、ベッドに寝転んでいた。
その横に腰掛け、飲みかけのコーラを喉に流し込む、温く炭酸が抜けたコーラのえぐい甘味が口中に広がった
「そう言えば、ナオちゃん、V君のこと、面接の時から、いいって言ってたんだよ。」
「マジで?」ということは、この前のナオちゃんの態度は、やっぱりナオちゃんなりのアプローチだったのだ。
良かった、最後までしなくてと一瞬安堵したが、そういう問題じゃない。
そして彼女は、次にとんでもないぶっちゃけを投下したのだ。
「ナオちゃんさ、、、、あのコね、整形しているの。」
「はい?」コーラが本当に鼻から出そうになった。
「最初、会社に入ってきた時、髪をギュッと縛り上げて、眉毛はボーボー、ほっぺたもパンパンで、すっごいイモ臭くて、私がメイクとか教えてあげたんだよ。で、顔のラインをどうしかしたいって聞いてきたから、美容整形でもしたらって冗談で答えたのに、本当にしちゃってた。
ほっぺたの肉をピンセットで摘むんだって、ああ、もう痛い痛い。
会社も休んで、都合2回、ほっぺを削って今のナオちゃんの出来上がり。
あとエステとかも行き出して、結構痩せたんだよ。
そうそう、3年前かな、あのコ、社内じゃないけど不倫もしたんだよね。その相手とランクルで河下りをしていたら、水没しちゃって、それで奥さんにバレたんだって。なんかさ、ナオちゃんて、少しズレてるって言うか、残念なんだよね。そう思わない?」
ナオちゃんのもっとも触れて欲しくないであろう過去を、一気に捲くし立てた彼女は、僕の同意を待った。
「う、うん。僕の知る限りは、無邪気というか、悪いコじゃないと思うけど。」
「悪いコじゃないけど、天然なのよ。」
ナオちゃんとツーカーなのは分かってはいたが、仲良しかどうかは、かなり微妙だ。
彼女がナオちゃんに対抗意識を持っていることは明らかだった。
どちらかの前で、うっかりなにか言ってしまうことだけは避けなくてはならない。
彼女は、ベッドから起き上がり、クローゼット近くに置いたハンティングワールドの大きなバッグを手に持って戻ってきた。
バックから取り出した紙袋を彼女は、「はい、お土産。」と僕に手渡してきたのだ。
紙袋を開けてみると、なんと、中にはエンポリの黒いT-Shirtが入っていた。
「すごい、もしかして特別扱い?」
僕はそのT-Shirtを自分の体の前で広げてみた。
「そうよ。」とシャツの袖をもって僕の体に合わせる彼女。
と、その時、彼女の左手首に、数本の切り傷の跡があるのが目に入った。
そう言えば、彼女が時計を外しているのを見たのは、今日が初めてだ。
明らかに、不慮の事故とかで付いた傷ではなく、静脈を切断するかのように、腱の方向に対して横に何本も入れられていたものだった。
『ちーちゃんには気をつけたほうがいい。』
ナオちゃんの言葉が、冷静さを取り戻した僕の頭の中で、彼女の幾本ものリスカ痕がついた左手首と重なりながら、再びリフレインを始めていた。
(みんカラでは一応ここまで。続編ならびに全文掲載は、また、改めてお知らせいたします。)
Posted at 2013/06/23 22:30:06 | |
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創作シリーズ | 日記
2013年06月23日
先ほど、みんカラ事務局より削除通知が入り、創作シリーズ その17が、案の定、適用対象となりました。
男女の人間ドラマに掛かる描写の一部につき、文学作品にまで昇華させれば、規約を超えるかもしれないとの壮大な意気込みで続けていましたものの、筆力及ばず、このような結果になったことを真摯に受け止めております。
どのようにして事務局が感知したのかは分かりませんが、ご不快に感じられた方がいらっしゃったのは事実。
当方の浅慮によりそのような思いをされた方ならびに楽しみにしていただいた皆様には深くお詫び申し上げます。
ストーリーは佳境を迎える前の、半分程度の折り返しでしたので、この続きは、アメブロなどで続けるか、完成している原文(原題:涙は魅せるもの)を出版社にでも持ち込んで評価を受けようかとも考えております。
すでにいくつかのブログも自ら削除いたしました。
ここでブログを続けて7年が経ち、みんカラとの付き合い方を考える潮目が来たのかもしれません。
ただ、まだまだ手元には書き溜めた様々なネタがストックされているのも事実。
またどこかで、折を見てご紹介させていただきますとともに、まずは取り急ぎ、ご報告とお詫びまで。
FlyingV拝
Posted at 2013/06/23 13:50:21 | |
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創作シリーズ | 日記