エコカー補助金を振り返って・・・

7日で支給が終了したエコカー補助金。
自分のまわりでも何人か恩恵を受けることができました。

支給額云々はどうでも良いのですが、当初の目的は「排ガスが
クリーンで、燃費の良い・・・」と麻生前首相は説明していたと覚えています。

9月に入って予算が底をつくといわれ始めてから、ニュースで現場レポート的な
内容の報道が増えていましたが、気になった客とセールスのやり取りが

客　　　　：これはエコカー補助金対象車ですか？
セールス：しばらくお待ちください、対象車か調べてまいります。

どのメーカーのHPも補助金について削除されているので、うろ覚えですが、
エコカー減税は対象車種やグレードの指定があるのに対し、補助金の
支給は購入さえすれば普通車で10万円ないし25万円もらえたはず。
普通の人が普通に買う車種はほぼ全車対象のはずなのに、減税対象に
ついてなら調べるというのは分かるが、このやり取りはどう考えてもおかしい。
昔に比べれば排ガスも燃費も全車両向上しているのは分かりますが、
それは同排気量、同車重量でも良くなっていますよというだけの話で、
2.5L以上もあり減税対象でもない車種でもエコカー補助金という
言葉を使うのはなにか変だったと感じています。
正直、エコなどと建前的な事いうより”買い替え助成金”と
素直に言えば～って感じです。

今回は物申す的な内容になってしまいましたが、使える車を捨てさせて
レアメタルをガンガン使う車種に買い替える促進は、本当にエコか？
と感じる昨今です。