2月に行った旅行で最も印象に残ったのが備前でのことでした。備前では何か記念に焼物を買おうと決めていました。ところが、いざ行ってみると買い辛い・・・。理由1、私達しかいない。平日だったせいか、どの店も中にいるのは店員さんのみ。なので、どうも入り辛いのです。理由2、知識が無い。備前焼の何がどのように良いのかが分かりません。勇気を出して(?)店に行っても、どれを選べば良いのやら。妻と「買うの、止めようかぁ~」と言ってました。
そんな時、とても親切な店員さんに出会えました。見るからに感じ良い人だったので、私は思い切って備前焼についての質問をしました。すると、どんな質問にも丁寧に教えてくれたんです。さらに焼物を焼く窯などを見学させてくれました。すっかり気に入った私達はここで買うことに決定。で、買ったのが写真のビアマグと一輪挿しです。
私が最初にした質問が「値段」のこと。大きさに関係なく、とても高いものもあれば安いのもあります。この違いは何だろう?とずっと疑問に思っていたんです。店員さんの話によると、作った人や焼物に付いた模様などが関係してくるとのことでした。特に模様については窯の置く場所に寄って変わるため(良い場所というのがある)、大量には作れない。だから、高い値段がつくと。ただ、最後に「高ければ良いというものではありません。自分が見て気に入ったのを買うのが一番ですよ。」と言われました。良いことを言ってくれる店員さんですよね。で、私達は自分が良いと思ったのを選ぶことにしました。もし、それがあまりにも高かったら諦めることにするということで。
前段が長くなってしまいました。買ったのを紹介します。
こちらは私が選んだビアマグです。ビアマグはたくさん置いてましたが、これが一番ビビッ!と来たんです。
形が綺麗でしょ?綺麗なだけでなく、かなり持ちやすいですよ~。手になじむというか。
中はちょっとざらついています。そのため、ビールを入れると泡立ちがかなり良いとか。
ちなみに、私はビールが飲めません。そのため、水やお茶を飲みのに使っています。もったいない!?
白い部分がちょこちょこあるのが気に入っている部分です。
焼き方によって模様は変わるため、全く同じものはありません。それが焼物の魅力的なところなのかな?
こちらは、妻が選んだ一輪挿し。こういった形のを見るのは初めて。そのため、すぐに目に付いたようです。
お店には同じようなのが何個かありました。店員さんは選びやすいようにと、店内全てのを目の前に並べてくれました。本当に良い店員さんです。
並べてもらうと、微妙な色や形などの違いがすぐ分かります。
決めてはこの窪みの深さ。
他のに比べて、これが一番深かったんです。それと色も気に入ったようで。
今回のように気持ち良く買い物を出来たのは久々です。お値段はそれなりにしましたが、一生使うものですから。それに、旅先でケチってはいけません。それにしても、本当に良いお店を見つけることができました。また備前による機会があれば、必ずこのお店で買いたいと思います。実はもう、買いたいのを何個か選んでいるんですよ~。
Posted at 2011/02/26 16:02:26 | |
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