
無事退院したグレカーレを迎えに行くついでに、MCプーラチェロとグラントゥーリズモの試乗をさせていただくことにしました。
どちらからが良いかを担当の方に聞いたところ、「MCプーラチェロからがお勧めです」とのことで、まずはこちらから。
スペックを簡単に紹介します。
全長4669mm×全幅1965mm×全高1224mm、車重は1560kg。
ミッドシップに積まれたドライサンプ式3.9L V6ターボが630ps/730Nmを発揮。
カーボンモノコックボディと8速ATとの組み合わせで、0-100km/h加速は3.3秒。
MRですが、リアにもフロントにもちょっとした収納スペースがあります。
車両本体価格は3650万円。
MCプーラはMC20のビッグマイナーチェンジモデルです。
「プーラ(Pura)」はイタリア語で「純粋」、「チェロ(Cielo)」は「空」を意味するそうで、オープンモデルはチェロが付きます。
そのため、シザーズドアのようなドアを「バタフライドア」と呼んでいるそうです。
海中から空に向かって羽ばたいている感じがして良いですね。
電動ガラスハードトップは12秒で開き、しかも50km/h以下では開閉も可能です。
暑かったので開けませんでしたが。
試乗車の外装色であるイタリアンなレッドは、様々な赤を配合して出した特別色とのことです。
エンジンフードのトライデントのエンブレムがとても格好良かったのですが、27万円のオプションとのことです。
試乗車はフロントリフトアップなどのオプションが乗りまくっているので、総額は4200万円ぐらいではないかとのことです。
試乗車は右ハンドルなのが嬉しい。
走りに特化させているため、必要最低限のモニター類しかないそうです。
エンジンをかけると後ろから爆音が響きます。
走り出して最初に感じたことは「デカいレーシングカート」。
とにかく原初的な車の良さを煮詰めた印象です。
回転数によって変わるエキゾーストも、8気筒とは違う6気筒としての太さがあって好ましい。
これこそがマセラティが誇るネットゥーノの原点にして頂点なんだ。
パドルを使っての変速も速く、この車を峠に連れて行ったら楽しいだろうなあと想像させます。
細かい点ですが、ウインカーが結構良い音です。
ただし、難点が3つあります。
一番大きいものは、アクセルペダルとブレーキペダルが妙に近いこと。
これは左ハンドルでも同じとのことです。
営業の方でも踏み間違えたことがあるそうです。
それこそカートのように左足ブレーキが前提なのでしょうか。
次はブレーキの利きが今一つな点です。
カーボンセラミックブレーキだとしたら、ある程度温まるまでは利きが悪いものですが、それを加味しても制動力にはちょっと疑問を感じます。
最後は、6気筒でこの価格は高過ぎ、です。
屋根は開きますし、速いですし、楽しいです。
ですが、この価格なら他メーカーのV8が買えてしまいます。
東京でも殆ど走っていない理由が何となく分かりました。
Posted at 2026/07/17 19:20:31 | |
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