
レクサスディーラーでの試乗を終え、お次に向かったのはFIAT。
ラプリマ600eの試乗をするためです。
ところが、600eは生産中止中で、在庫車しか無く、生産開始する可能性もほぼないとのことでした。
レクサスのディーラーとは全く違って薄暗く、活気が無いディーラーです。
FIATって日本から撤退しちゃうんじゃないかと思わされました。
ですが、試乗車はあるとのことなので試乗させて頂きました。
スペックは以下の通りです。
全長4200mm×全幅1780mm×全高1595mm、車重は1580kg。
モーターが156psを発揮し、一充電走行距離は493km。
FFで、最小回転半径は5.3m。
車両本体価格は555万円。
試乗車は薄い水色というかエメラルドグリーンというか、とにかく綺麗な色です。
シートにも外装色と同じ色で「FIAT」と刺繍されています。
こういうところ、本当に好き。
昔の国産車みたいなナビが付いていますが、カープレイも対応しているそうです。
乗り出すと、軽くてヒュンヒュン走って、メチャクチャ楽しい。
決して軽い車ではありませんが、ハンドルもブレーキもステアリングも軽いので、速度以上に速さを感じます。
これこそセカンドカーとしての王道のように思われました。
難点はブレーキペダルとアクセルペダルが妙に近いこと。
この試乗車だけかもしれませんが、ブレーキペダルを踏むと異音を立てました。
在庫車はあるようですが、とにかく営業の方がやる気が無く、早く帰れと言わんばかりだったので、とっとと帰ることにしました。
スタンプラリーキャンペーンもやっているのに、それも知らなかったようでした。
このディーラーに勤めたら楽で良いだろうなあ。
転職を考えちゃいます。
この日の最後はBYD。
以前に試乗したPHEVのシーライオン6が結構印象が良かったので、BEVのATTO3に乗るためです。
ところが、ATTO3はBEVからPHEVに変更になるようで、買うなら在庫限りだそうです。
そこのディーラーには緑が1台と白が2台ありました。
緑色は展示してありましたが、塗装にお金が掛かっていることが分かる綺麗なメタリックです。
スペックは以下の通りです。
全長4455mm×全幅1875mm×全高1615mm、車重は1750kg。
モーターが204ps/310Nmを発揮し、0-100km/h加速は7.3秒。
一充電走行距離は470kmで、電費は139Wh/km。
FFで、最小回転半径は5.35m。
車両本体価格は418万円。
FIATの営業の方とはうって変わってやる気満々の担当の方と早速試乗開始です。
試乗車はこれまた綺麗なメタリックの青でした。
内装には大きなモニターがあり、これを縦型にすることもできます。
音楽をイメージした内装で、スピーカーの上のハンドルを滑らせてドアを開けたり、ドアトリムにはギターをイメージした弦が張られていたりします。
遊び心を入れ込む余裕がBYDにも出てきましたね。
パノラマルーフなど、多くの装備が標準で付いていて、オプションの目玉はカラオケ用マイクだそうです。
この辺りは流石中国車。
シーライオン6と同じく無国籍なデザインで内外装共に質感は高いです。
先ほどのFIAT600eよりも安いとは思えないコスパの高さです。
営業の方は「速くて驚きますよ」とおっしゃっていましたが、どことなく鈍重な身のこなしです。
スポーツモードにしてもさほど変わりません。
シーライオン6の方がキビキビした動きのように思えます。
ただし乗り心地や静粛性は素晴らしく、後席の妻は試乗早々に寝てました。
ステアリングフィールも鈍く、ブレーキの効きも少し不安を感じるレベル。
あとヘッドレストの位置が合いませんでした。
こういうのって一度気になるとずっと気になりますよね。
実はセカンドカー候補の有力車でもあったのですが、一気に萎えました。
BYDは中国車ということでやはり信頼性への懸念を感じる人が多いらしく、そこへの対策は綿密に行なっているそうです。
ヨーロッパでの衝突安全性のテストでは最上級を獲得しているし、バッテリーに釘を刺すテストではBYDの車だけ(かどうかは忘れました)が発火しなかったそうです。
新車保証も無償で4年間付いていますし、高電圧部品の保証は8年間まで無償とのこと。
何より、3年後には他社が70%後半の容量にバッテリーが劣化してしまうのに対して、BYDは90%を楽に上回る数値だそうです。
しかも、ATTO3は今なら在庫一掃で値引きも頑張るとのことでした。
走りが楽しければ良かったのに。
試乗した2車種ともに生産終了という予想していない結果でした。
逆に言えば今のうちに試乗出来て良かったとも思えます。
中古で買う時の判断材料になりますし。