
先日アストンマーティンを試乗し、改めてV8の良さに気が付いた私は、マクラーレンGTSの認定中古に良い出物があるのを発見し、その話を聞きがてら試乗させて頂きました。
GTSのスペックを紹介します。
全長4683mm×全幅2095mm×全高1213mm、車重は1520kg。
V8 4.0Lターボエンジンが、636ps/630Nmを発揮。
7速ATのMRで、0-100km/h加速は3.2秒(ローンチコントロール使用時)。
車両本体価格は2980万円。
マクラーレンも他のスーパーカーブランドと同じようにハイブリッドやPHEV化、そして初のSUVの開発が進んでいるようです。
750Sの後継はMcL820と名付けられ、2027年に発売になる様子。
GTSも近々消え、まだ後継車の話は出ていません。
純正ガソリンエンジンの新車のスーパーカーを味わうことができるのも、残りわずかなのかも知れません。
ディーラーにはソリッドの白のGTSが展示してありました。
やはり存在感があります。
試乗車は黒。
ミッドシップですが、GTSは収納空間が豊富で、リアのハッチを開ければ想像以上のスペースがあり、スーツケースなどを入れることもできます。
しかもNASAが開発した断熱材が使われているため、エンジンの熱が収納スペースを侵すことがありません。
フロントにも結構大きな開口部を持つ収納スペースがあります。
カーボンモノコックなので、乗り込むのには一跨ぎが必要。
アルミ削り出しのシフトパドルが高級感を出しています。
シートはバケットタイプですが、予想以上にクッション性能が高いと感じました。
2シーターですが、シートの後ろに荷物を置くことができます。
マクラーレン伝統の縦長のナビですが、アンドロイドAUTOやアップルCarPlayには対応していないそうです。
シートのセッティングがシートの右側に付いているため、操作がしづらく、シートポジションを合わせるのが大変でした。
駐車場が地下だったのでエンジンをかけると爆音が轟きます。
やっぱりミッドシップは気持ちを昂ぶらせますね。
リフターが標準なのが嬉しいところ。
足回りは硬いと言うよりもしなやかで、道が悪くても優秀なサスペンションのお蔭で、予想以上の乗り心地の良さです。
ステアフィールも素晴らしく、車の挙動変化が本当に滑らか。
加速感は抜群ですが、若干のターボラグがあります。
イギリス車だけあって右ハンドルでも左足の置き場に困ることはありませんが、アクセルペダルとブレーキペダルがちょっと近いように思います。
ブレーキホールドはないため、手で電子式パーキングブレーキをオンにする人が多いそうです。
久し振りにマクラーレンの試乗をしましたが、良くも悪くもMP4-12Cの頃と本質は変わっていないように感じます。
スポーツカーの良さを煮詰めたような印象。
それでいてGTSは2シーターとは言っても収納スペースも十分ありますし、乗り心地も良いですし、GTカーとしての素質も十分に備えています。
アストンDB12Sとどちらかをくれるとなったら、私ならアストンを選びます。
醸し出す雰囲気の良さでアストンが上回るかなと。

Posted at 2026/11/03 19:47:16 | |
トラックバック(0) |
試乗記 | クルマ