
学生の頃、桑田佳祐が歌うキャデラックのCMを見て、格好良いなあと思ったのを覚えています。
このサザンの「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」という名曲は、LIVEでも歌われることが多くて、結構盛り上がるんですよね。
キャデラックは、頑張って右ハンドルを導入したのに売れ行きが悪く、左ハンドルのセダンも細々と販売していますが、東京でも殆ど見た記憶がありません。
エスカレードがかろうじてでしょうか。
そんなキャデラックがBEVを右ハンドルで導入したので、退院直後ですが試乗に行って来ました。
予約していましたし、ずっと外に出ていなくてストレスも溜まっていたので。
まずはリリックのスペックを紹介します。
全長4995mm×全幅1955mm×全高1640mm、車重2650kg。
231ps/309Nmを発揮するフロントモーターに、328ps/415Nmを発揮するリアモーターを組み合わせ。
4WDで、一充電走行距離は510km。
モノグレードで、車両本体価格は1100万円。
今日まで、646ps/904Nmで、0-100km/hを3.4秒でこなす「リリックV」が1890万円で購入できます。
ディーラーには多数のコルベットが展示してあり、心踊ります。
Z06のコンバチもありました。
座ってみましたが、右ハンドルのネガは全く感じられなかったです。
リリックは黒・白・銀の外装色と、黒・白の内装色があります。
また65万円のオプションで、合皮から本革にし、アンビエントライトが付くものがありますが、それですとシートが青のようにも緑のようにも見えるものに変わります。
3台の実車があったので、色も内装も全て確認できました。
白が綺麗に感じましたが、白はパールなのでプラス20万円とのことです。
後席も広い。
試乗車は標準シートですが、とても座り心地が良いです。
左足を置くスペースも十分で、収納場所も至る所にあります。
キャデラックというと高級セダンのイメージですが、現代的にアップデートされているのですね。
静粛性も高く、21インチホイールとは思えない上出来な乗り心地です。
営業の方がおっしゃるには、2600kgを超える車重があるから安定感をもたらしているとのこと。
車関係で「重いから良い」というのはあまり聞いたことがありませんが、BEVですとそういう面もあるのでしょうか。
ステアリングホイールも太すぎず、握り心地も悪くありません。
スポーツモードにすると良い加速感を見せますが、遮音性が高いためか、とにかく速度感の薄い車です。
ワンペダルモードもあり、回生ブレーキがよく効き、停止までもって行けます。
しかも左のパドルシフトを使って回生ブレーキの代わりをすることもできます。
手でブレーキをするという体験が新鮮でした。
アクティブセーフ機能も充実しているようですが、感度が高すぎるのか、予想外のところで反応しました。
しかも音ではなく、シートの振動で伝えます。
何かと思ってビックリしました。
同乗者に余計な心配をさせない配慮に基づいたものとのことです。
試乗した感想は「アメ車という雰囲気は一切感じさせず、レクサスの上級グレードのような癖の無さ」です。
SUV型の大きなBEVってどれもこうなるんだ、というのが私の結論です。
このところBEVに色々と試乗して分かりましたが、ヒョンデ・アイオニック5Nのようにガソリンエンジン車のようなギミックを持たせるか、BEVとしての静けさを優先させるかの違いだけで、ベースとなる基本的な感覚に差はない。
価格や装備や信頼性、どの急速充電機に対応しているか等で選べば良いのではと。
営業の方がおっしゃるには「電気自動車は距離ではなく年式の方が査定の際に重要な要素」になるそうなので、あまり距離を乗らない人が買うものでもないのかも知れません。
この車はリースで買うのが一番お得だそうで、4年総額500万円弱で乗れます。
1ヶ月当たり10万円ちょっとでレンタルの感じ。
車の所有の仕方も変わって来ましたね。
Posted at 2026/06/21 20:58:27 | |
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