
土曜日、スバル勤務の友人がディーラー出向となったので、カート仲間数人で遊びに行って来ました。
そこにはレヴォーグの2.0GT-Sアイサイトの試乗車があり、乗らせてもらうことに。
1.6Lの試乗車もあったので見比べてみましたが、スバル車の常であまり見た目的にはグレードの差異を出していません。
ヘッドライト下にLEDを備えている点とホイールぐらいでしょうか。
このところのスバルのホイールっぽく黒を効果的に使っていました。
1.6Lは170ps/25.5kgmですが、2.0Lは300ps/40.8kgmですので、雨の日に乗るには中々緊張するスペックです。
最初は一緒に行った友人が試乗をし、私は運転席側の後部座席に座りました。
180cmの友人のドライビングポジションに合わせても後部座席は決して狭くありません。
リクライニングできるのが効果的です。
それなりの価格なのですから、エアコンの吹き出し口が後部座席にも欲しいところ。
予想以上に乗り心地が良い。
GT-Sに標準のビルシュタインダンパーがとてもしなやかで、路面を掴みながらも角が取れた乗り味を実現しています。
突然割り込んできた車がいましたが、アイサイトがしっかりと反応しました。
バージョン3となり視野が広がった感じがします。
次は私がステアリングを握りました。
フォレスターXTと比べても加速感が2段階ぐらい上に感じます。
S#モードは普通の街乗りではまず必要ないですね。
しかもブレーキがしっかりと効きます。
以前に1.6Lに乗った時はこれで十分だと思いましたが、やはり力強い加速を見せる2.0Lに惹かれます。
こちらはハイオクになりますが。
また2.0Lにはアイドリングストップは備わっていません。
ランニングコストがそれなりの差になるのは間違いありません。
簡易なナビ画面がインフォメーションディスプレイに表示できるのはとても便利でした。
パナソニックのナビに限られるようですので、パイオニア党の私には残念ですが。
よく比較されるアウディの同価格帯の車種と比べると、絶対的な速さでは勝っていますが、抽象的な感覚である「味」では差があるように思います。
フォレスターよりは良いですが、パドルを使ってもさほど楽しくありません。
操舵感が希薄で、速度が上昇した時はもう少し重くなっても良いかなと感じます。
確かに踏めば速く、安定感があります。
しかしスポーツカーに求められる、エンジン音で気分が高揚し、1つギアを変えるだけで盛り上がるような要素に欠けます。
2.0GT-Sアイサイトは車両本体価格で356万円もし、しかもナビがオプションなので、それらを盛り込めば乗り出しで400万円半ばに達します。
それだけの価格なのですから+αの要素が欲しいですね。
スバル車ユーザーとして期待している分、厳しく言い過ぎている気もしますが。
ちなみに現在の値引きは、車両本体からの10万円弱に加え、オプション金額の20%程度が限界のようです。
その後は一緒に行った友人の家族なども合流して結構な人数の食事会になりました。
ディーラー勤務の友人がその日も遅く、次の日も早いので参加できなかったのが残念です。
今の時期に営業になったのはとても大変なようですので、私もレクサスNXとか言っていないで次もスバル車で検討することにしました。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2014/06/08 17:10:50