
ヴェダナラグーンリゾートはダナン市街から1.5時間、フエまでは40分の距離にあります。
ここに3泊の予定です。
ホテルに送迎を頼んだところ、途中でランコーに寄ってくれ、有名な白砂の海岸を見ることができました。
キメが細かく踏むとキュッキュッと音を立てる美しい海岸です。
のどかな田園地帯の中を電車が走る風景はまるで「千と千尋」。
ヴェダナラグーンリゾートはベトナムには珍しく水上コテージがあるのを売りにしていますが、ラグーンと言ってもとても泳ぐことは出来ない汚れた海なので、高台にあり部屋にプールの付いたハネムーンヴィラを選びました。
とても広くて快適な部屋です。
専用プールもそれなりの広さでした。
全体的には静かで自然が豊かで蝶や鳥や蛙がいて、とてものどかな大人のリゾートといった風情。
逆に言えば虫が多く、メインプールには虫の死骸が多数浮かび、アメンボが我が物顔で泳いでいます。
これほど多くの虫が住んでいるプールを初めて見ました。
アメンボって潜るんですね。
水は綺麗なのですが。
とても広い敷地なので、それぞれの部屋に自転車が備えられています。
食事も美味しいですが、私と娘はすっかり飽きて、日本から持って来たうどんを食べていました。
観光客も欧米人のカップルや夫婦が多く、落ち着いた時間を過ごしていました。
このホテルを選んだのはフエ観光の拠点にするためです。
タクシーをチャーターして40分程の距離のフエを目指しました。
ダナンと比べて高い建物が多く、交通量がかなり増えて空気が悪くなりました。
バイクがメチャクチャ多いのがいかにもベトナム。
フエは古都ですので、日本で言う鎌倉や奈良といった感じでしょうか。
最初はベトナム最後の王朝の阮朝王宮に行きました。
中国の影響を受けているのか、どことなく琉球王国の建物に似ています。
とても広くて見所も多いので、さりげなく日本人ツアーに紛れ込んで説明を聞いていました。
暑過ぎで早くもへばり気味。
お次はベトナム戦争に反対して焼身自殺した僧侶の車が展示されているティエンムー寺。
昼食を挟んでトゥドゥック帝陵に。
皇帝が長期滞在中に使用した宮殿と言われています。
宮殿跡の雰囲気がモヘンジョダロのような感じでとても楽しいですが、日本では見たことがない変な虫が多数いました。
ここも広くて暑くて死にそうになります。
最後はカイディン帝陵。
遠くからでも威容を誇っています。
11年も掛けて造られただけあり、装飾品の数々がとても美しい。
この日に観光した中で最も感銘を受けました。
ホテルに戻る前に大きなスーパーマーケットに寄ってもらいました。
みんな荷物を預けているから何かと思ったら、スーパーに入るのにカバンは持って行けないとのことです。
エスカレーターの作りも意味不明で、2階に行くには一度3階に行ってから戻らなければなりません。
しかし地元の人が使うので様々なものの値段が安く、お土産を買うこともできました。
ヴェダナラグーンリゾートのスタッフの方の気配りが素晴らしく、ホテルを後にする時は何となく切ない気持ちになりました。
また訪れたいなあ。
最後のホテルはインターコンチネンタルダナンです。
さらにつづきます
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Posted at
2015/04/08 22:38:34