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2016年02月03日

レクサス GS-F 試乗

レクサス GS-F 試乗 ジャガー・XE試乗の後、レクサスにGS-Fが置いてあるのを発見。

オレンジのボディカラーがとても目立ちます。

試乗までさせていただけました。

まずはカタログスペックを紹介します。

全長4915mm×全幅1855mm×全高1440mmで、車重は1830kg。

今はかなり珍しくなった5.0L V8 NAで、477ps/54.0kgmを発揮。

8速ATで、燃費は8.2km/L、0-100km/h加速は4.6秒。

FRで、最小回転半径は5.6m。

モノグレードで車両本体価格は1100万円です。


鮮やかなラヴァオレンジクリスタルシャインインのボディカラーは、GS-Fの手の込んだ面構成を際立たせていると感じます。





内装のオレンジともよく合っていますし。



パネルのカーボンはオプションです。



ブレーキキャリパーもオレンジで良いですが、色の選択は標準の黒か、このオレンジしかないので、ボディカラーによっては浮いてしまいます。



せめて赤が選べれば。

ホイールがとてもカッコ良くて痺れました。



トランクが広くて実用性もバッチリです。


友人から試乗をし、私は後席に座りました。



スポーティーに見えるシートですが意外と肉厚で座り心地は悪くありません。

乗り心地も排気音も結構現実的で、例えばAMG C63Sなどと比べれば、比較にならないほど後席からの不満は少ないと思われます。

と言うよりも、ドライバーが踏み込みさえしなければ500ps近いスポーツセダンと感じず、優雅なラグジュアリーセダンといった雰囲気さえ見せています。

アウディのS系が持つ懐の深さに似ています。


お次は私の番です。

日本車らしく、ステアリングホイールの太さも日本人向き。

BMWなどはモデルによっては太過ぎ。

NAらしい自然な速度上昇が好ましい。

ギアの段付き感も感じず、乗り心地も含めて全てが自然です。

どこまでものびる感じがとっても気持ちが良い。

5000回転を超えるとかなり迫力あるエキゾーストノートが響き、ただ者ではない迫力を見せますが、それ以外は演出過多とも言えるAMG系などと比べて、マイルドで物足りなく感じる人もいるのでは。

ちょっとした試乗程度では中々良さが伝わりにくい車のように思えました。

スポーツ+モードでもエキゾーストノートの演出を除き、街乗りでは走りの面でさほど大きな違いは感じませんでした。

パドルシフトもちょっとラグがあるように感じます。

TVD(トルクベクタリングディファレンシャル)をスラロームにしてみましたが、これまた街乗りでは効果を感じることはできませんでした。

サーキットで走らせたいものです。

また、このスペックにしてはちょっとブレーキの効きが弱いと思います。


同じ「F」であるRC-Fと比べると乗り心地なども含めてかなりマイルドに感じます。

これはRC-FはSUVなどとの2台体制が多いのに対して、GS-Fはこれ1台所有であることが多いと予想し、日常使いをこなせるようにもしているためだからだそうです。

サーキットでコンマ1秒を削るよりは、普段は家族4人でのお出掛けに使い、時々お父さんがスポーツ走行を楽しむことを目的としているとのこと。

であれば、よく言えば重厚感、悪く言えば重さを感じる走りも理解できます。

やり過ぎた派手な演出は飽きるのも早いでしょうから。

全体的に角が取れた味付けはさすがレクサスだと思います。

大排気量NAがどんどん姿を消している中、この5.0Lは存在するだけで価値がありますよね。

殆どフル装備なので、ヘッドアップディスプレイやセミアリニンレザーやカーボンパネルなどのオプションを選んでも、乗り出しで1200万円程度です。

M5やE63と比べればかなり安いのも、選ぶ理由になるかも。


最後にギブリのディーゼルモデルの状況が知りたくて、マセラティのディーラーに寄ることに。

4月頃に日本導入で、おそらくベースで1000万円を切るのではないかとのこと。

またマセラティ初のSUVであるレヴァンテですが、今年末には日本導入される見込みとのことです。





意外と早いですね。

予定ではディーゼルも導入されるとのこと。

こちらも楽しみです。
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2016/02/03 21:44:31

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この記事へのコメント

2016年2月3日 22:10
こんばんは。

雑誌でGS-FとM3、M5、C63Sとかと比較して何人かのジャーナリストが評価していました。ほとんどがGS-Fの方が上の評価でしたが、実際試乗してそのような印象でしたか?私には比較する術がないので分かりませんが、レクサスって客観的にそのような評価になるんですかね?ドイツのプレミアムなハイパフォーマンスの車種と比べても評価出来るなら凄いなぁ〜と思いました。
コメントへの返答
2016年2月3日 22:48
こんばんは(^^♪

コメントありがとうございます。

一応、現行のM3もM5もC63Sも試乗したことがありますが、上記の3車種がターボなのに対してGS-FはNAですから、かなり走りの味付けに差があるように思えます。

またGSとM3、C63は価格は近いかもしれませんがセグメントが違いますよね。

やはりDセグのハイパワーモデルは分かりやすい過激さを出しているように思えます。

アクセルを抜いた時のアフターファイアだったり、アクティブサウンドデザインだったり。

これらはGS-Fにも備わるのですが、もっと控えめと言いましょうか、自然な感じで違和感は少なかったです。

私はその雑誌を読んでいないので、なぜGS-Fが上の評価なのかは分かりませんが、やはりNAなだけあって、踏み代と速度上昇の関係やアクセルを抜いた時の減速感などがとても自然です。

一方、刺激に欠け、「とんでもないものを操っている」満足感に欠けます。

私は以前のIS-Fは「F」と言うよりも「IS500」と呼ぶ方がキャラクター的に合っていると感じました。

RC-Fで多少レクサスの目指す「F」の方向性が見え、今回それらが煮詰まった感じです。

それは自然に出る速さの追求と考えています。

5.0L NAなどと言う、今ではある面においては反社会的とも言える大排気量を搭載しているのもそれが理由なのではないかと。

ですからかなりタイプが異なるので、何が上かの判断は難しいところです。

1台しか持てないのなら、安全性や装備を考えてGS-Fかなあ。

2台持ちで趣味の車として捉えて良いのなら、間違いなくC63Sです。

置かれた状況によって何が一番上かは変わると感じます(*^_^*)

長々と失礼しました。
2016年2月3日 23:12
詳しい説明ありがとうございます^_^

雑誌の比較はC63S、M3、E63S、M5でした。比較車種は直接のライバルと値段的にM3とC63Sも入れたようです。概ね評価はターボパワーで絶対性能は厳しいがハンドリング、官能性でGS-Fが優れているようなことでした。atsuhlyさんの仰る通り使い方次第だと思いますが、レクサスがドイツのブランドと同じ土俵でライバル車として性能で勝負出来るならば、日本車がそこまでのレベルになったんだなぁと感心しました(^O^)/
コメントへの返答
2016年2月4日 22:04
こんばんは(^^♪

ご丁寧にありがとうございます。

ハンドリングは何せ街乗り試乗程度でしたのでよく分かりません。

M3は富士スピードウェイで乗っているのですが、鼻の軽さもありとても気持ち良く曲がれる車でした。

ステアリングの重さ・フィール共に素晴らしかったですが、そのM3にGSが勝っているかはかなり疑問です。

官能性になるともうこれは好き好きの世界になりますよね。

バフバフ系が好きな人にとってはGS-Fは物足りないでしょうから。

1つだけ確実に言えることは、ミッションに関しては先の3台に負けています。

レクサスはこのスポーツ8速ATに自信があるようですが、自分で変速するのなら7速が限界だと思います。

ダイレクト感でもDCTに劣っていますし。

ですがサービスなどを含んだ総合面で考えればかなりレベルが高いと思います。

個人的にはレクサスを買うのならスポーツモデルではなく、SUVやまったりセダンが良いのではないかと思っていますが(^_^;)
2016年2月3日 23:43
atsuhlyさん、こんばんは。

また、新しいモデルに試乗されていますね!
モータージャーナリストより早かったりして。

GS-Fにオレンジはちょっとアンバランスに見えます。
4ドアセダンなのにフロント周りの造形がちょっと攻撃的です。
東京モーターショーに出展されていたブルーだともう少し隠れていたような気がします。
この色はRC-Fにピッタリというのは余計なお世話ですね。

それにしても、ツートンカラーの内装との相性は抜群。
キャリーパーまで揃えられたら、ドイツ御三家のスポーツモデルに負けていないでしょうね。
ドアミラーのカバーやリアスポイラーもカーボンでしょうし。
ダッシュボードにアルカンターラまで奢っていれば、価格的には勝算は十分。
1台ならGS-Fというのも分かる気がします。

コックピットの雰囲気はいかがでしょう。
スポーツカーを感じさせるには何かが足りない気がしますが、ベースがGSということを考えると良く頑張ったと評価するのが妥当なのかなあ。
コメントへの返答
2016年2月4日 22:16
こんばんは(^^♪

コメントありがとうございます。

最終オーダーを出す前の、他車種の一応の確認です(笑)

私もディーラーの前を通った時はGS-FではなくRC-Fだと思いました。

実はガンメタのFスポーツがGS-Fだと遠目には思ったのです。

このモデルはオレンジで統一されているので、GS-Fに合うかどうかはさておき、一体感は見事でした。

私はフロントとリアの整合性が取れていないと前から思っていたのですが、オレンジのこの試乗車を見て、益々その思いが強くなりました。

リアのヤッツケ感がかなりします。

マフラーの斜め4本出しが合っていないとも思います。

東京モーターショーでも思いましたが、マークXのG'zみたいな後付け感です。


内装はラグジュアリーセダンにカーボンですから、チグハグ感はなくはないですが、質感を考えれば悪くないと思います。

ところどころチープな素材が目に付き、ちょっと興醒めしますが、それを言ったらBMWもメルセデスもそうですから。

パドルシフトがカーボンですと、かなり雰囲気が変わるのではないかなと感じた次第です。


BMWのMやポルシェ911などに乗っている人からすれば、鼻の重さを含んだ全体的に鈍重な身のこなしに物足りないでしょうが、クラウンアスリートからの乗り替えならとっても興奮できる1台だと思います。

良いところを狙っていますよね。
2016年2月4日 7:12
おはようございます。
これは、ジャイアンツファンで車好きなお金持ちのおじ様には堪らなく魅力的な車ではないですか?! (笑) 読売とコラボしました!みたいな色使いです(^^)
コメントへの返答
2016年2月4日 22:20
こんばんは(^^♪

コメントありがとうございます。

確かに、まさにジャイアンツカラーですね(笑)

私のようなヤクルトファンにとっては、金を積まれてもこのカラーリングは買えません(-_-;)

高橋由伸だって本来はヤクルトに入団するはずだったのに…。
2016年2月4日 7:37
おはようございます☆

RC-Fでオレンジは見かけた事があるのですが、なかなか街中では目立つカラーですよね。

でも、スポーツ系の車はこうでなくっちゃ!と思ってますので、こういうカラーがあるのは嬉しいです♪

それにしても、凄い試乗の数ですね。

外車はもちろんですが、レクサスでさえ試乗の敷居が高くてディーラーで外観を見るのが精一杯な当方ですので羨ましいです☆

鞄持ちで良いので、1度後ろをついて行かせてもらいたいですww
コメントへの返答
2016年2月4日 22:29
こんばんは(^^♪

コメントありがとうございます。

オレンジは目立ちますよね~。

現行M3/M4に設定されているオースティンイエロー並に人目を引きそう。

こういう車に乗っていたら悪いことはできないですね(笑)

売る時にかなり困ることになりそうです。

以前に乗っていたM6の赤でも本当に苦労しましたから(-_-;)


試乗する時って車の感覚が残っているうちに他のも乗って比べたくなるのです。

ですので連続してしまうことが多いのです。

試乗の時はなるべくディーラーが暇そうな時に、買うことはないだろうが乗せてもらえませんかと前もって聞くようにしています。

またはそのメーカーの車に乗っている友人の点検の時とかに付いて行って、点検待ちの間に乗ったりしています(^_^;)
2016年2月4日 8:56
このサイズでこのカラーは目立ちますね。

悪目立ちしそう(^_^;)

スポーツセダンは基本、羊の皮を被った感じが好きです。

にしてもさすが基本性能は高そうですね。

日常を犠牲にしないのもさすがトヨタクオリティですね。


各社から魅力的なSUVが登場しますね。

New X3も来年のようですし。

おかげさまで本日退院いたしますので、GLCを見てこようと思います。
(試乗まで出来るかディーラーへ行ってみないとわかりませんが)
コメントへの返答
2016年2月4日 22:43
こんばんは(^^♪

コメントありがとうございます。

退院おめでとうございます!

結構長かったですね~。

立春を過ぎたとは言え、まだまだ寒い日が続くでしょうから、どうぞご自愛くださいませ。


オレンジや黄色の外装色は飽きるのも早いかもしれないですね。

クラウンのピンクもそうですが、売る時のことを考えると手が出せないです。

コンパクトカーなら良いですが、セダンですから。


私も羊の皮を被った狼車が大好きです。

アルピナがまさにその典型かなと(*^_^*)

知る人ぞ知るが良いですよね。


トヨタ得意の全てを満たそうとして、どれも少しずつ足りないと言うのがこのGS-Fだと思います。

後席も広いですが、リクライニングはしない。

スポーツカーとは言ってもミッドシップではないのでフロントが重い。

ミッションもトルコンAT。

ですがこれらは全て逆に言うこともできます。

後席はリクライニングこそしないが、大人が十分に座っていられる。

重さは感じるが重厚感ある大人のスポーツカーの雰囲気に溢れている。

レスポンスの速さには欠けるが、ミッションは段付きを感じさせずにとてもスムース。

捉え方次第ですよね(^_^;)


今年・来年は新車の当たり年になりそうですね。

特にSUVは各社が力を入れてどんどん車種が増えており、悩ましい限りです。

X5が出た時に溢れた「BMWも終わった」の声がウソみたい(笑)

GLC、乗ってみたいですね~。

インプレッション、楽しみにしています!(^^)!

プロフィール

「代わり映えのない日常 http://cvw.jp/b/1971282/43983792/
何シテル?   05/09 15:17
よろしくお願いします。 試乗記や旅行記が中心だったのですが、このところは娘関連のネタばかりです…
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